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戦う美少女戦隊「ビューティーフラワーズ」の毎日  作者: キハ
第三章 ブルーこと水樹の波乱青春
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ブルーとピンクの共闘

 水樹は、その声を聞いて、伸びていく大樹を見て叫んだ。


「桃……ピンク、ですかぁ!?」


「そうだよ! 苦戦してたんだよね、遅れてごめん!」


 華条桃奈ことピンクが颯爽と姿を現した。

 水樹が期待で明るい表情になったと対照に雲龍怪人はつまらなそうに何か呟いた。


『……ざけるん……な……。でも二人共最弱の部類。5人でも倒せなかった相手を倒すこと出来ないでしょ。……は?』


 雲龍怪人がそういった瞬間。

 伸びていった大樹が水樹のバリアまで伸び切り、バリアを支える役目になった。

 それによって、水樹にかかる負荷が少なくなり驚きの声を上げた。


「え、楽ですぅ!? 全てこの大樹が、支えてくれている!?」


「ここら辺なら勝手に花育てちゃっていいかな……じゃあ水樹、そのままバリアを押し上げよう! わたしも手伝う!」


「よーし、やるですぅ!」


 桃奈の操る大樹と水樹の力が合わさり、水のバリアが押し上げられていく。


『……っ』


 怪人の方もさすがに堪らなくなったのだろう、尾を引っ込めた──と思いきや引っ込めた尾を再び振り下ろしバリアを叩き割ろうとしてきた!


「……っ! ああ! 水が一刀両断されましたですぅ……!?」


 悲鳴混じりな声を水樹は上げる。

 バリアが一瞬、両断された。また水は触れようとするが、雲龍怪人から発せられる風によって弾き飛ばされた。

 そのまま尾は建物に叩きつけられる──瞬間。


 大樹の枝が尾に巻き付き、動きを封じていた。


『……ッ!』


「雲龍怪人、調子乗ってるけど言わせていただきますね? 5人でも勝てなかった、ってわたしがあの時活躍できなかったの。あんたと戦ったところアスファルトでさーわたしが全然動けなかったから、4人じゃ勝てなかっただからね?」


『……でも、今は二人だけ……』


「あは……っ。この状態、苦笑しか出来ない……!」


 雲龍怪人の馬鹿ぷりに桃奈は返事をすることも止めた。

 その代わりに、水樹が盛大に煽りだす。


「馬鹿なんですかぁー? 桃奈がいるといないじゃ違うってことぐらい分かれですぅー! 数じゃないんですよ、力の向き不向き、なんですぅ。分かりますかねぇー?」


『さっきまで泣きそうになってた小娘が』


「そして今泣いている怪人が、ですかぁ?」


『泣いていない……! 全然不利でも無い。そんなの力づくでねじ伏せれば』


 最初の頃の抑揚の無い声とは違う必死な声を出す雲龍怪人。

 まだ、尾が大樹に縛られている状態だ。

 桃奈がふふっと小さく笑った。


「感情的になってるとこ悪いんだけど……こんなことも出来るの!」


 桃奈が拳を握りしめたと同時に、蔦の枝がきつく、尾を締め付ける。


『……ッ!!!!!』


 無言で痛みに耐える雲龍怪人。


「ピンクー遊びすぎですよぉーそこまでピンクって痛めつけるの好きでしたっけ?」


 水樹の問いに桃奈は笑みを浮かべて首を振った。


「最近全然活躍していなかったし、レッドがいいとこ取っちゃうし」


「鬱憤溜まってるですぅー」


「まあ、そうかもね」


 そんな和やかな会話をしている時に雲龍怪人は冷静さを欠いてブツブツと呟いていた。


『ブルーとピンクはビューティーフラワーズの中でも最弱な部類……それなのに、な、ぜ……!』


「相変わらず頭が固すぎるようですぅ。そもそも頭あるんですかぁ? そんなどこも同じような形した体してますからねぇ。それじゃあ自分が不利になった理由も分からないですぅ」


『仲間が来たからって調子乗る……んじゃない!』


「何回言わせればいいんですぅ? 向き不向きで決まるって。確かにワタシ達は力自体は他のレッドやイエロー、グリーンと比べれは弱いですぅ。ですけど、ワタシ達が有利なとこで戦えば強くなるって分からないんですぅ? 脳無しだから仕方ないですねぇ」


『……ッ、潰す』


 雲龍怪人の体が雷で覆われ黄色く光った。

 尾に巻き付いていた大樹を雷で焼き払うと、悠々と尾を戻し、宙に浮いた。


「……こいつ、飛べるんですか」


『そうよ……! これがあたくしの全力……! かかってきなさい、雑魚ども!』


 初めとは打って変わった口調で雲龍怪人は叫んだ。

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[気になる点] アスファルト……植物、生やせないのかぁ……突き破る植物も居るのに……突き破った後の事を考えてでしょうか(;'∀') [一言] 物事には相性ってもんがありますよね! そしてそして……ここ…
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