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戦う美少女戦隊「ビューティーフラワーズ」の毎日  作者: キハ
第二章 長谷川と飯川の二人について
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飯川祥子と長谷川鯛の出会い

 ここで、昔話をしようか。

 むかし、むかし──そう遠くないむかし。


「な、なんだあの化け物は!?」


「か、怪人出現だあー!」


 怪人が現れ、世間的にも怪人が有名になっていた頃、長谷川の住む町にも怪人が現れた。


 丁度その時は、はさみの形をしたはさみーン!怪人だった。


 チョキチョキとはさみを動かす。立ち向かう者はいなく、みんな逃げていく。


 ビューティーフラワーズもまだ現れる前だった為、対処する術がない。


(む……ヤバい)


 正義のヒーローに憧れていた長谷川は、何かできないかと考え始める。

 やがて、家にあった銀玉鉄砲(子供向け)を手に取った。


「これしかないんだ!勘弁!」


 怪人に向けてとにかく銀玉を発砲。

 だが、銀玉は怪人に届かず、届いた弾も威力が弱く簡単にはさみに弾かれてしまった。


 はさみ怪人が長谷川に気付く。

 その瞬間、長谷川に向かってきた。

 抵抗する武器は何一つ無い。


(……おお、どどどうしようか!)


 思わず固まってしまう長谷川。

 はさみ怪人が近寄ったその刹那。


「銀玉鉄砲ってまだお子様気分かしら?」


 ドスッと鈍い音がした。その瞬間、怪人はもんどりを打って倒れた。


 倒れた怪人の後ろで、妖しい笑みを浮かべている美女、それが飯川祥子だった。




 飯川は素手で怪人を倒したらしい。

 それだけ、驚異的な強さがあるらしいが、その時以来その拳を振るったことはない。

 長谷川と会ってから美少女戦隊を作る計画を一緒に練ったらしい。

 とまあ発言主は長谷川だが。

 自分がヒーローになれない代わりに他人に押し付けようとしたというか。


「っていうのが俺が祥子と会った奇跡だ!」


「……」


 長谷川から、そんな話を聞かされたビューティーフラワーズは皆沈黙。

 というのも、この長谷川が飯川の登場の話をする時に鼻の下を伸ばすからだ。


「長谷川さんって飯川さんのこと好きですわよね……?」


 長谷川に聞こえないようにグリーンこと美登利(みどり)が呟いて、みんながうんうんとうなずいたのは言うまでもない。

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― 新着の感想 ―
[一言] もう全部飯川さんでよくないか(ォィ
[気になる点] 素手で……(*´ω`*) [一言] 飯川さんの謎は深まるばかり……!
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