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人類最強は異世界でも最強です  作者: 虎男
第四章
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ストロイヤル


 「今帰ったわよ」


 アリスが部屋に入ってきた。


 「国の契約をしてきたわよ」


 アリスがそういうとベルゼブブが聞いた。


 「なんの事じゃ?」


 「ここを国にする」


 俺が答えるとベルゼブブがまた聞いた。

 

 「それは良いが悪魔や神がいる場所など来てくれるのか?」


 「一応伝えはするが来ないなら来ないで問題はない。多少は他国と関わりがあるし貿易をしてもあまり得がないしな」


 「まあ妾はここで気ままに暮らされば良いのじゃがな」


 「まあ、異種族は今はどうしようもないが人間の強者を探せると良いのだがな。確か冒険者で《時魔法》を使えるやつがいたな」


 「ゼストのことかしら」


 アリスが反応した。


 「そうだ。あいつは中々やるな。《時魔法》を使えるやつは珍しいしそれ無しでもまあまあな実力だろう」


 「ほう、《時魔法》を使える人間がおるのか面白いな。だが妾には通じないがな」


 ベルゼブブが言った。

 恐らく【時間超越】を持っているだろう。


 「まあ悪魔や神には通じないだろうな」


 俺がそう言うとレビアが割って入ってきた。


 「ちなみに私だって効かないぞ」


 「そうか。そういえばイシアという《神眼》を使えるやつもいたな。あいつは更に成長するだろう」


 レビアを適当に反応して次に進んだ。少し不満そうだがいいだろう。


 「ほう【神眼】があるのか人間も面白いやつらがあるの」


 「《神眼》はまだ未完成だがな。前は確かスキルではなく魔法で備わっていたからな」


 「そうか、それなら成長が楽しみじゃのう。死ぬまでに出来るとよいな」


 「そうだな。他の強い者は国の発表をしたあとからで良いだろう」


 ◇◇◇


 俺は国にすると発表するのにアリスの父の国で話さなければいけないらしい。アリスが関わっているのと一応Sランク冒険者で顔見知り、そして異種族などがいてその事も説明しろという意味だろう。


 「国民に挨拶の前にお主には子爵になってもらう」


 「必要あるのか?」


 「国になるとということはお主は国王なのだ少しは位を上げよ」


 「そうだな。あとアリスの事もあるしな」


 「そうだ。アリスも楽しみにしているしな」


 

 俺は勲章を受け取り国民の前に立つ式まで待っていた。


 そしてとうとう出番がきた。

 俺は前に歩いて行き国民が見える位置まできた。視界全てが埋め尽くされる程の国民が目の前に居た。


 「俺はSランク冒険者であり子爵であるライヤである。そして今日ストロイヤと言う国を築く事にした。そこは元はエルフが住んでいた村だった。しかし今は俺が領主となった。そして国に築き上げるにあたってこころよく賛同してくれた。そしてそこには人間ではない種族がエルフ以外にも沢山いる見たら驚く者や恐怖を覚える者も居るかもしれない。しかし彼らは人間に危害は加えないし何か問題があれば助けてくれるだろう。それは国同士戦争や厄災などにも手を貸してくれる。もし彼らが何かしたら我が責任を全て負う。まずそんなことはさせぬし、しないだろう。だからも目にした時恐怖し敵意を向けないでくれるとありがたい。そして最後にそこでは問題は決して許さない。見逃して貰えるともバレないとも思わない方がいい。自分の身のためにもそれは守ってくれ。以上だ」


 俺が話をやめたあと数秒だって歓声が響いた。

 俺はその歓声を背中にし室内に入っていった。そして無事式が終わった。


 「まあ、初めてにしては中々じゃったよ」


 国王は言った。


 「まあ、言いたいことは言えたし良しとしよう」


 「あとストロイヤへの地図を作らないと国民は行けないぞ」


 「ああ分かっている」


 俺は《空間収納》から紙を取り出した。


 「何枚必要だ?」


 「広場こかの掲示板に貼る用とギルドから冒険者に渡す用があればいいから一旦100枚くらいだろう」


 「そうか」


 俺は紙に手を置き《コピー》で100枚にした。


 「ほう。また珍しい魔法を使うな」


 「まあ便利な魔法があるからな」


 「そうか。まあこれなら一応は大丈夫だろう。これから増やす時はこちらでやろう」


 「ああ分かった。それじゃあ俺たちはそろそろ帰るとしよう」


 「ああ。暇があればお主とアリスの国に行くとしよう」


 「そうか。その時は盛大に出迎えてやる」


 俺たちは《転移魔法》を使って家に帰った。


 ◇◇◇


 数日が経ち、観光客もどんどん増えてきた。最初はドラゴンや悪魔を見て驚いていたが問題なく暮らせている。


 「ご主人様、お客様がお見えです」


 執事のバセリーが言ってきた。


 「通してくれ」



 「邪魔するぜ」


 ドアを開け1人の男が入ってきた。海の町ウォータントの商人カセフ・マルタッタだ。


 「久しぶりだな」


 「ああ、急に来て悪いな」


 「構わない。マグロの貿易の話か?」


 「それもそうだが、もう一つあってな」


 カセフの話を聞くと、最近海に強い魚の魔物が発生していて漁が出来なくなっているらしく、それを俺に対処して欲しいらしい。


 「他の冒険者に頼んだらどうだ」


 「Aランク冒険者に依頼したが数体倒せたらしいが原因が掴めず帰ってきやがったからな」


 「そうか。なら、アリス達も連れて行くとしよう」


 「そうか助かる。出発はいつにする?」


 「アリス達が忙しくなければ今すぐでも出発したのだがな。今から伝えてみるとしよう。カセフはこの国を観光するといい。案内人は必要か?」


 「いや堅苦しいのでいらん」


 「そうか」


 カセフは部屋を出て行った。

 俺は《テレパシー》でアリス、ノア、ヨーカ、メリナに伝えた。用事を終わらしてすぐに来ると言った。


 ◇◇◇


 全員が屋敷の前に集まった。


 「まともな戦争なんで久しぶりね」


 アリスはやる気満々だ。


 「魚を倒すだけではないような気がするし警戒して行くとしよう」


 俺は《空間移動》でアリス達、カセフとその連れをウォータントまで移動した。


 

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