VSライヤ
俺達は、王宮の応接間にいる。
「久しぶりだな」
国王が、入ってくるなり言った。
「ああ、久しぶりだな」
「この2人は誰だ?」
国王がベルゼブブとノアを指差して言った。
「それは今から言う。国王、驚かず聞いてくれ」
「お主の話の愉快さは慣れているのでな、そう簡単には驚かぬ」
「そうか。まずは、こいつはノアだ。四神の加護を受けて見た目が少々変わったのだ」
まず、ノアの事を説明する。
「し、四神!あ、あの四神なのか⁉︎」
「ああ」
「だが四神は数百年前から姿を見せていないのだぞ!」
「ペルタークのダンジョンに白虎がいてな」
「あのダンジョンもクリアしたのか。だが、そこにいたのなら合点が行く」
「あと、あのダンジョンの底に居たのがこいつ、ベルゼブブだ」
「ベルゼブブ⁉︎あのベルゼブブか!」
「七つの大罪の悪魔のベルゼブブだ。だが安心しろこいつは暴れたら俺が止めるし暴れる必要が無いし、暴れられないしな」
「だが、悪魔を、しかも七つの大罪の悪魔を野放しにするのは人々が恐れるぞ」
「俺が保護するから問題無いだろう。もし人間を喰らおうとしたら俺がこいつを封印でも何でもしてやる」
「まあ、ライヤに任せれば問題無いだろう。それとライヤよ、英雄の称号を国に公開したから街を出歩く時は気をつけた方が良いぞ」
「《転移魔法》を使えば問題ない。それじゃあ、そろそろ行くとしよう。これは、お土産だ」
俺は、そう言ってバウムクーヘンを机に置き、《転移魔法》を使った。
だが、転移と同時に俺の異空間の中に入った。
闘技場の中心にいる。
「ここ何処?」
「俺の異空間の中だ。ここでお前達と闘う。ベルゼブブも入れたな」
「それなら勝てるわよ。いいの?」
「ああ、少し本気でやりたいからな。それじゃあ、作戦会議をすると良い」
アリス達は輪になって作戦会議をしている。
「さあ、始めるわよ!」
アリスはそう言ってコインを投げた。
コインが落ちた。
すると、ベルゼブブが消えた。すると俺の目の前に現れ、殴りかかってきた。俺はそれを、手で掴んだ。
すると横から手を金に武装したノアが蹴りかかってきたが、それを掴み2人を投げ飛ばす。
すると、アリスの《火彗星》を複数出し、俺に襲いかかってきた。
俺は、それを避けようとした。しかし、影の槍が身体を貫いた。
ヨーカの魔法だろう。
俺は、それを無効化する。そしてアリスと同じ魔法を使い、衝突させて消滅させた。
「《水流魔法・水槍》」
俺は水の槍を出現させ、5人に突撃させた。
「《グラキエース》」
メリナがそう言うと、水の槍を全て凍らせ、地面に落ちた。
「中々やるな、これならどうだ」
俺は、そう言うと《暗黒魔法》を使い5人を縛り上げた。
「もう動けないだろ。俺の勝ちだ」
「ちょっと、卑怯よ!私まだ剣使ってないのよ」
アリスが反論してきた。
「次はこれを無しにしてもう一回やってやる」
アリスは剣と精霊、ノアは四神、ヨーカは武術、メリナは魔法、ベルゼブブは拳以外、まだまだ使えていないからもっと強いだろう。
そう思いながら外に出た。




