ダンジョン探索その1
◇◇◇
お披露目会から数週間後、俺たちは貴族達からの依頼や貿易の申込みなどがあったがアリス達の協力もあり、あっという間に終わった。
「暇だな」
俺やアリス達は今、俺の仕事部屋にいる。
「確かに、あんなあっさり終わるとは思って無かったわ」
俺の言葉にアリスが答えた。
すると、ヨーカがある提案をした。
「それだったらダンジョンに行きましょう」
ダンジョンとは地下迷宮とも言って、地形に地下の建物があり、そこには魔物がいてその魔物を倒すと魔石が手に入ったり、宝箱が出現するというものらしい。魔物の魔石は属性を付与することで様々な魔道具を作ることが出来るのだ。
「ですか、ダンジョンなんて今行っても意味あるんですか?」
ノアが言った。
「ただのダンジョンじゃない、あの未だかつて攻略した者がいないあのペルタークにあるダンジョンなのだ!」
ヨーカが元気よく言った。
「確かに今ならいけるかも知れないわね」
「皆様が賛成なら私も良いですよ」
「よくわかりませんが強くなれるなら」
みんな賛成しているようだ。
「なら今からでも行くとしよう」
「良いわね」
「だが、一旦外に出るぞ」
俺たちは外に出てエルスの元に行く。
「エルス、今からダンジョンに行ってしばらく帰ってこないのだが、その間に組み分けを決めておいておくように他の者にも言ってくれ。それと、7日に一度は必ず休むように」
「了解しました」
「それと、俺達の留守の間の村の見張りはこいつらに任せると良い」
俺がそう言うと、俺から黒い霧が出てきて形付いた。
それは、眼帯を付けた3、40歳のイケメンなエルフの男と、ずっと笑顔の少年だ。
「そうだな、オーディンにベーテルだ」
俺は、エルフの男にオーディン、少年にベーテルと名付けた。
「ありがとうございます」
2人が同時に言った。
「オーディンの方は槍と元は《風魔法》と《光魔法》が得意で、ベーテルは《悪魔法》というものを使う。一応悪魔王だしな」
俺は、2人の事を軽く説明した。しかし、悪魔王という言葉を聞くと聞いていた者が驚いていた。
「悪魔って、しかもその王ってどういうことよ!」
「そのままだ。こいつの上もいるがな。安心しろ、俺が創ったんだ俺の敵以外には絶対に傷つけないからな。だが、なんでそんなに驚いているんだ?」
「悪魔は人間を食べ物にするのよ」
「だが、悪神族との戦いで協力したんだろ。それに魔物も人間を飯にするだろ」
「強さが違うのよ。それに悪神族撃退したのは七つの大罪の悪魔よ。普通の悪魔は話にならないし、七つの大罪の悪魔も昔は人間を喰っていたのよ。その内ベルゼブブという悪魔が一時期暴れて封印されたという歴史があるのよ」
「なるほどな」
説明を聞くと俺はヨーカに場所を聞き、探知して《転移魔法》で移動した。
「でも悪魔が配下にいるとは思わなかったわ」
「オーディンも神だがな」
「え?」
4人が頭に?を浮かべた。
「そ、そうだったわ、神も創ったって言ってたわね。やっぱり驚いてるとキリがないわ」
「そうだな聞き流せば良い。ちなみにあいつらならルシファーとも互角に闘えるぞ」
「え?あのルシファー?」
「あの、かは分からないが七つの大罪の悪魔だぞ」
「はぁーー、そうなんだ」
アリスがため息をつきながら言った。
「そ、それじゃあ早速行きましょう」
ヨーカが話を切り上げて言った。
「そうだな、どのくらいのダンジョンなのか楽しみだ」
オーディンは魔術にしようと思ったのですが、今のところ全て魔法っていうのと、これからの事を考えると魔法にした方が良いと思ったので魔法にしました。すみません。




