準備その2
遅くなってすみません。
「どうだった?」
俺たちは、釣りを終えてカセフの家に報告を聞きに来た。
「この町の領主はお前の事を知っていたみたいですぐオッケー出したぞ」
「そうか、だが何でだ?」
「ライヤは英雄の称号を貰っているのよ。今は、貴族しか知らないけどまた今度、国中に広まるのよ。それにクライス王国は東側で最も大きい国だからすごい有名になるのよ」
俺の質問にアリスが答えた。
「そうだったのか」
「まあそういう事だ。貴族の中では結構有名だぞ」
どうでもいい。
「そうか、じゃあ今日もう帰るとしよう。お披露目会については招待状を送る」
「そうか、楽しみにしてるぞ」
俺たちは返事をすると外に出て村に《空間移動》で一瞬で移動した。
◇◇◇
俺は、アリスたちと別れニーナ達の元へ行く。
「ニーナ達、ちょっと良いか?」
俺がそう言うと、ニーナ達が作業を辞めて俺の元に来た。
「何でございましょう?」
「レシピを教えるから調理して欲しい」
そう言うと俺は、魚を出した。
「ライヤ様、これって食べれないはずじゃあ?」
「調理の仕方だな。やり方を変えれば絶品だ」
「そうなんですか」
「ああ、早速教えるぞ」
俺は、大体の魚料理を教える。ほとんどは魚の切り方だがな。
◇◇◇
「よし、これで異常だ。無料しなくて良いからやってくれ。これは、魚をしまう様な収納袋だ」
「分かりました。お気遣いありがとうございます」
「ああ、じゃあよろしく頼む」
俺は、そう言うと調理場から出て行く。
それにしても仕事ばかりしているから休ませたり遊ばせたりしないといけないし考えておくか。
俺は屋敷に戻り、屋敷の中にある仕事部屋に入る。
するとそこにはアリスがいた。
「どうしたアリス?」
「お披露目会について聞きたくて」
「そうか」
「誰を招待するの?」
「そうだな、国王、カク、フォール、ベルタ、カルト、カセフ、海の町の領主のカルセルって奴も招待するとしよう」
カクは王宮で会った公爵家、フォールはマルプスの領主、ベルタは魔法学園学園長、カルトはコルセルト国の領主、カセフは海の町ウォータントの商人だ。
「少し少ないから私の知り合いやお父様にも相談してみるわ」
「ああ、すまない」
「ええ、じゃあそろそろ行くわね」
アリスが部屋から出て行こうとする。
「アリス」
俺が呼ぶとアリスが振り向いた。
「いつも俺に付き合ってくれてありがとな」
「きゅ、急になによ!当たり前じゃない」
アリスが顔を赤くしながら言った。
「そうか、それじゃあお休み」
「ええ、お休みなさい」
アリスが部屋の外に出た。
さてと、村の奴らの疲れを取るためにはなにをすれば良いだろうか。普通に休日を作ったりボードゲームやスポーツなどの娯楽でも良いが。
まあそれは、アリス達に聞いてみるか。
俺は寝室に移動して眠りにつく




