地球
「まあ、こんな所だな」
「流石ライヤ様! 何でも知っていますね」
「ま、まあな。」
前世の世界の知識を魔法で解析してるだけだがな。
待てよ!?前世の事に関与しているなら前世の世界……地球に戻れるんじゃないか!?
「用事が出来たから後はお前らでやってくれ」
「分かりましたぜ」
俺は、屋敷の自室に移動する。
俺は、部屋の真ん中に立つと目を閉じ、集中する。
そして、地球と関与する。地球の場所を探知する。この宇宙にはない。自分の出せるだけの魔力を使いこの世界、宇宙を呑みこんでいく。他に気付かれないように《時魔法》で時を止めておく。
宇宙を呑み込むとその先も呑み込む。それを高速で移動させる。それは、光の数億倍の速さだ。
すると、その魔力は消える。そして、地球があるであろう宇宙に到達した。
そこから小さな星……地球を探し出す。
見つけた。魔力が地球に触れた。
魔力が触れれば移動は可能であろう。俺は、地球……日本に《空間移動》で一瞬で移動した。
◇◇◇
目を開けるとそこは空だ。周りを見渡すとそこは、ビルや綺麗な建物がたくさんある。
間違いない地球だ。
だが、この時間に興味は無い。俺が死んだ時間に用があるのだ。
別にここで暮らす訳ではない。こんなほとんどの奴が机に向かって勉強しかしない世界などいても面白くない。
ただ、俺を殺した奴が調子乗ってるのがうざいだけだ。
俺は、俺が死んだ場所に移動する。
見つけた。ちょうど撃たれたとこだった。
自分が死ぬ所を見るのは余り良い気分ではないな。
「よし! 殺したぞ!」
「人類最強とか言って調子乗りやがって」
声が聞こえた。俺を追いかけて来た2人の男達だ。
人類最強は俺が言った訳じゃ無いがな。
まあ、そんな事はどうでもいい。俺は、その男達を消滅させた。この世界でそれを見える者は居ないだろう。機械を使っても見えるか分からないしな。
そして俺は、狙撃して来た奴らも探し出し殺しておいた。その中には世界一の狙撃手がいたらしい。まあ、もうどうでもいいがな。
それより、死体をどうにかしなくてはな。まあ、俺が吸収すれば良いだろう。
それと、これを見た者を居ないようにしないとな。
人は誰も居ない。だが、カメラが数台あった。俺は、そのカメラを壊し、データも全て削除した。
これで、良いだろう。この世界に用は無くなった。食べ物や物情報などはもう分かっているし、作れるしな。まあ、無くす必要も無いから別に消滅させる事はしないがな。
俺は、元の部屋に戻った。
◇◇◇
俺は、目を開けると屋敷の調理場に移動した。
「ライヤ様、何かご用ですか?」
「ああ、調味料を作ろうと思ってな」
メイドの質問に軽く答える。
調味料は作り出せば良いが、俺が居なくなった時の事を考えるとしっかり作り方を教えた方が良いだろう。
まあ、俺が不死身になれば良い話だが、それは今じゃなくても良いだろう。
この世界の調味料は、殆どが塩か胡椒だ。それも高価だから、余り多く使われていないしな。
今回は、醤油やマヨネーズ、ケチャップを作るとしよう。
醤油とかは時間がかかるが《時魔法》で何とかなるだろう。
早速作っていく。材料を取り出し、どんどん調理していく。周りからは火をつけても数秒で止めるように見えるだろう。魔法とはやはり凄い便利だな。
そういえば、この世界は酢はあるのに酢を使った料理が殆ど無いのだ。それに、魚介類の料理もないんだよなあ。
今度海辺に行くとしよう。何や感やで調理を終えた。周りからは、数十秒位しかしてないんだがな。
俺は、それを持ちニーナ達がいる調理場に行く。
「邪魔したな」
「いえ、お構いなく」
ニーナ達がいる調理場に入り、ニーナの元へ行く。
「ニーナ、調味料を作ったんだがこれも作っておいてくれ。」
俺は、そう言うと調味料とそのレシピを渡した。
「かしこまりました。期待してて下さいね」
「ああ」
そう言って俺は、外に出る。そういえば、ヨーカに手裏剣と苦無の投げ方を教えていなかったな。
俺は、ヨーカの魔力を探知してそこに移動する。
そこには、ヨーカが手裏剣を投げている姿があった。
投げ方は正しい何故だろうか。
「ヨーカ、何故その投げ方をしている?」
「え?あ、なんとなくこの投げ方が良いと思ったので」
「そうか、それで良い。続けてくれ」
これも忍者という職業だからだろうか。
今日は、色々やったな。今日はもうやる事はないだろう。明日は海に行って魚を仕入れるとしよう。




