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人類最強は異世界でも最強です  作者: 虎男
第三章
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準備その1

 手裏剣は、打つではなく投げるにしておきます。


 俺たちは、屋敷に向かう。


 「お披露目会どうするの?」


 アリスが聞いてきた。


 「どうするってどういう事だ?」


 「招待する人とか料理とか色々あるでしょ」


 「知り合いを呼ぶ予定だ。料理は俺が教えてきた料理でも良いが、まだ色々料理を教える。食材は暇な時にでも取りに行く。」


 「お披露目会ってなんですか?」


 ノアが聞いてきた。


 「簡単に言えば村の紹介だ」


 「そうなんですね」


 そんな話をしていると屋敷に着いた。

 扉を開き中に入ると、何人かのメイドがいた。


 「お帰りなさいませ」


 メイド達が一斉に挨拶した。


 「ああ、ただいま」


 メイドはエルスが言った通りマルプスの町にいた女性たちだ。あとは執事が必要か。

 俺は、手を前に出すとそこから光の玉が現れた。


 「何これ?」


 「魂だ?」


 アリスの問いに当たり前のように答える。

 アリスは、もう驚く様子はない。メイド達は目を見開いていた。俺は気にせず作業を始めた。

 すると、その魂が黒い霧で覆われる。そして、人の形になった。

 執事服を着た男が誕生した。俺の中の城に居る執事と瓜二つだ。


 「お前には俺の執事をしてもらう」


 「仰せのままに。」


 執事は跪いて言った。


 「よし、お披露目会の準備に取り掛かるか」


 

 俺は、広場に村のみんなを集めた。


 「いつか決まってないが、お披露目会という物があってな。他の国の奴らが来るんだが、それの手伝いをして欲しくてな」


 「何をすれば良いのですか?」


 鍛治職人のジクトが聞いてきた。


 「料理をしている者は後で俺が新しい料理を教える。鍛治をしている者は俺が作って欲しい物を作ってくれ。狩人は、肉の調達を頼む。それじゃあ取り掛かってかれ」


 俺がそう言うとみんなが返事をして作業を開始し始める。


 「ライヤ様こちらに来て下さい」


 エルスの嫁のニーナが俺を案内してくれる。

 建物の中に入り、部屋の中に入る。

 そこは、調理場だ。ただの調理場ではなく、とてつもなく広い。


 「ジクトさん達に頼んで作ってもらいました」


 相変わらずあいつはセンスがある。


 「それじゃあ、教えるとしよう。まずは………」


  ◇◇◇


 「よし、このくらいで良いだろう。俺は、ジクトの所に行く」


 「ありがとうございました」


 ニーナ達が声を揃えてお辞儀した。

 俺は、外に出てそのままジクト達がいる鍛冶場に移動する。

 その時に、ヨーカも連れて来た。


 「何ですか?」


 「渡したいものがあってな」


 俺たちは、ジクトの元に着いた。


 「ジクトいるか?」


 「ライヤ様、やっと来たか」


 「ヨーカに例の物を渡してくれ」


 「分かりました」


 ジクトはそう言うと何かを取り出して来て、ヨーカに渡した。


 「これは何ですか?」


 「手裏剣と苦無だ。手裏剣は相手に投げる武器、苦無は相手を斬ったり投げたり色々な使い方がある。忍者はこれを使っていたから直ぐに使えるようになるだろう」


 「分かりました」


 そう言うとヨーカは外に行った。


 「よし、じゃあ作って欲しい物なんだが、食器だ」


 「でも食器はもうありますよ。何に使うんですか?」


 「この世界の食器は陶器や木、金属の皿を主に使っている。それをガラスや磁器に変えるのだ」


 「磁器って何ですか?」


 「磁器とは陶器と違って、長石を多く使っていて与える熱の温度も陶器よりも高いのだ」


 「そうなんですか。知りませんでした」


 「多分な……」


 俺は、小さな声で呟いた。


 「まあ、やりながら教えるとしよう」


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