サラマンダー
すると、フェアから何かが出てきた。
それは、炎を纏ったトカゲがいた
「なんで出てきたのよ!あんたは寝てたはずでしょ!」
フェアが怒鳴っている。知り合いではあるらしい。
「フェア、こいつは誰だ。」
「こいつ四大精霊の『火』の元素を司る精霊、サラマンダーよ。」
王宮の図書室で見たな。四大精霊とは火、風、水、土の4つの元素を司るそれぞれの精霊、精霊の中では妖精女王の次に強いと言われている。
妖精女王が創ったとされているらしいからな。
「で、なんで出てきたのよ。」
「ここに居る炎に魅力を感じたからさ。」
フェアの問いサラマンダーが答えた。
「炎……アリスのことか?」
俺がそう聞くとサラマンダーがアリスの元に行き
「こいつはアリスっているのかい。」
「えっ!なんで私なの。」
アリスは驚いている。だが、アリスは『炎魔法』が結構できていた。それに俺がいない時も練習していたとしたらだいぶ上達しているのだろう。
「お前が《炎魔法》が普通より使えるからだ。」
「それならライヤの方が使えるじゃない。」
「そのライヤって奴は精霊が力を貸す事が出来るし精霊との相性も良い。」
「じゃあなんでライヤじゃなくて私なの。」
サラマンダーの説明にアリスが反論した。
「強すぎるんだ。四大精霊は本来その元素の最高値。だが、ライヤはそれを上回っている。そして、他の魔法もあり上手く溶け込めないってこともある。」
「なるほどな。精霊を創ったのは俺だし当たり前の話だが。」
俺がそんな事を言うとフェアが言った。
「前も言ってたけど何のことよ。」
「ああ、それは俺がこの世を創ったからだ。」
「何言ってるのよ。」
「別に信じなくても良いぞ。」
「そんなこと出来る訳ないでしょ!」
「実際やったんだがな。」
「でもこの世界を創ったとされているのは創造神ミルナーナよ。」
「そいつら神と宇宙を創ったのが俺という事だ。」
「まあ、本当だったらその内分かるから良いわ。それよりサラマンダー、あんたどうするのよ。」
「どうするって、この嬢ちゃんの中に住むけど。」
「本人に許可をもらってからにしなさいよ!」
フェアがサラマンダーに怒っている。たまにはまともな事を言うらしいな。
「アリス、どうなんだ。」
「それで少しでも強くなるなら全然良いけど。」
「決まりだ。それじゃあアリスこれからよろしく頼むよ。」
サラマンダーはそう言うとアリスの中に入っていった。
「あんまり変わりは無いわね。」
「何はともあれこれでお前は強くなったという事だ。」
「そうね。これで少しはライヤに近づいたかしら。」
何言ってんだ。だが、強くなっているのは確かだ。一度、全員のステータスをみてみるか。
俺は、【神眼】でアリス、ノア、ヨーカ、メリナのステータスをみる。
アリス・クライス 女性 人間族
【職業】魔法剣士、冒険者
【称号】クライス王国王女、竜殺し、努力家、精霊使い
【魔力】185623/185623
筋力 S
体力 S
知力 B
速度 S
魔法 S
武術 SS
【魔法】火炎魔法、無属性魔法
【スキル】魔法耐性、物理攻撃耐性、精霊召喚
ノア 女性 獣人族
【職業】武道家、冒険者
【称号】努力家、竜殺し
【魔力】5084/5084
筋力 S
体力 S
知力 C
速度 S
魔法 B
武術 SS
【魔法】土魔法、無属性魔法
【スキル】魔法耐性、物理攻撃耐性
ヨーカ 女性 人間族
【職業】忍者、冒険者
【称号】闇の君主、竜殺し
【魔力】78563/78563
筋力 A
体力 S
知力 C
速度 SS
魔法 S
武術 A
【魔法】暗黒魔法、無属性魔法
【スキル】暗黒耐性、魔法耐性、物理攻撃耐性
メリナ 女性 エンシェントエルフ
【職業】奴隷、冒険者
【称号】古を生きる者、竜殺し、風の支配者
【魔力】385486/385486
筋力 C
体力 A
知力 S
速度 S
魔法 SS
武術 C
【魔法】古代魔法、暴風魔法、無属性魔法
【スキル】魔法耐性、物理攻撃耐性
アリスは、《炎魔法》が《火炎魔法》に進化している。魔力は前と比べてあまり増えていないからもう伸びないだろうが、サラマンダーのお陰でまだ伸びしろはあるだろう。武術は剣がSSという事だろう。
ノアは、魔法の才能はほとんどないが魔力は5000を超えている。普通の奴に比べたら格上だろう。武術は格闘がSSという事だろう
ヨーカは魔力も順調に伸びつつ、速度はSSで闇の支配者から闇の君主になっている。同じ《暗黒魔法》でもだいぶ強くはなるのだろう。
メリナは魔力がすでにアリスを超している。そして、風の支配者の称号を受けている。まだまだ強くはなるだろう。




