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人類最強は異世界でも最強です  作者: 虎男
第三章
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奴隷商人


 俺は、アリスと国王と話している。


 「まずはライヤよ、爵位叙爵おめでとう。だが、お主はアリスと結構するのだ。男爵程度では貴族達が許さぬだろう。貴族の中でもアリスを狙っている者もいるから気をつけた方がいいぞ。」


 「俺は、本人の意思を尊重するから貴族とかは関係ないが、あんな事で爵位を貰えるなら余裕だな。」


 「頼もしいではないか!最低でも辺境伯か侯爵にはなってもらわないと困る。」


 「まあ、余裕だな。それよりお披露目会とやらがあるそうだが、国王も招待する予定だが構わないか?」


 「ああ、是非とも楽しみだ!」


 「そうか、それじゃあ準備が出来次第招待状を渡すとしよう。」


 「分かった。それと、今度ワシが信頼している商人を送る。貿易とかはそいつに任せてくれ。」


 「分かった。俺も、一応商人のあてがあるからそいつを雇おうと思うがな。それじゃあそろそろ行くとしよう。」


 「そうか、また来るといい。」


 俺は、頷くとアリスに手を差し伸べる。アリスはそれを取る。

  

 冒険者ギルドに一瞬で移動した。


 「ご主人様!こちらです。」


 メリナがこちらに手を振っている。

 俺とアリスは、メリナ達によると


 「用事がある、ついてきてくれ。」


 俺たちは、街を歩いている。


 「何処に行くのよ?」


 アリスが聞いてきた。俺は、その問いに簡単に答える。


 「奴隷販売店だ。」


 「ライヤ様!奴隷は私がいるではないですか!ご不満があるなら仰ってください。」


 メリナが大声で訴えてきた。街中という事を忘れているだろう。


 「そういう訳じゃない。奴隷商人を商人として雇うだけだ。」


 「そうですか。それなら良かったです。」


 メリナが安心したように言った。


 「よくないわよ!奴隷商人って、そんな奴を村の商人にしていいの⁉︎」


 「ああ、今から行く奴隷販売店の奴隷商人は性格や頭脳が商人として向いているだろう。」


 「それでも奴隷を扱っていた商人なんていたら評判ガタ落ちよ。」


 「そんなんで評価するバカは俺の村にはいない。それにそんな事を思う国や街、商人とも関わりを持たん。今の村は俺がいるのだ、この世界で発展しているクライス王国や西側にある帝国の数億年先の技術を造ることができるのだ。」


 「まあいいわ、何言っても聞かなそうだし。」


 アリスがため息をついて言った。

 

 

 「さて、着いたぞ。」


 俺たちは、中に入って行く。

 すると、店主が寄ってきて


 「これはこれはライヤ様、ご来店ありがとうございます。それとそちらは………!アリス様、こんな所にお越し頂けるとは!」


 店主は膝を付けて言った。


 「そんな事はどうでも良い。それより店主よ、お前に頼がある。」


 「なんでございましょう。」


 店主は体勢を整えて俺と向き合った。


 「なんでございましょう。」


 「俺は、ある村の領主なのだが、そこで普通の商人として働いてもらいたい。」


 「商人ですか……。」


 店主は何にかを考えたように黙っている。少し経つとまた喋り出した。


 「嬉しい申し出です。しかし、ここには奴隷も居ますし、何より元奴隷商となると評判が無くなります。」


 「それなら安心しろ。奴隷は全員俺が買うし、評判なんてどうでもいいからな。」


 「はは、噂通りのお人だ。」


 店主が微笑みながら言った。

 

 「それで、どうする?」


 「私で良ければ喜んで。私の名はレーグン・ラベリングです。」


 「よろしく頼む。それじゃあ奴隷の支払いだ。」


 「いえ、これからライヤ様にお仕えするのです。料金などいりません。」


 「これから商人の仕事もするのだ。その金で物を用意すれば良い。」


 「分かりました。ありがとうございます。」


 俺は、金貨がぎっしり入っている袋を出した。10数億位だ。


 「これで足りるか。」


 「は、はい!少々お待ち下さい。色々準備も有りますので。」



 数分が経った。


 「お待ちいただきありがとうございます。」


 大量の荷物を持っている。


 「構わない。それじゃあ行くとするか。それと、俺の村の住人は少し特殊でな、ちゃんとルールを守ってもらうぞ。」


 俺は、奴隷の檻を開けながら言った。


 「分かりました。」


 全部の檻を開けきった。


 「よし、出てこい。」


 俺がそう言うと全員が出てきた。

 だが、魔物達は暴れ出した。俺は、そいつらを森に転移さした。


 「今日からお前らの主人は俺だ。仕事内容は後で言う。」


 俺は、そう言うと奴隷に付いている首輪を外した。メリナは付けたがっていたがこいつらに強制はしない。


 「ああ、それと帰る場所があるなら帰って良いぞ。別に今すぐじゃなくても良いがな。」


 無理やり働かせるのもどうかと思うしな。

 全員が首を振ったり体が震えたりしている。


 「きっと、家族に捨てられたり売られたり、みんな帰る場所が無いのよ。」


 アリスが悲しそうな顔をして言ってきた。


 「そうか、なら運が回ってきたと言ったとこだろう。俺の元に来れば今までの嫌な思い出など無くなるから安心するといい。」


 俺は、そう言うと魔法陣を浮かべた。

 《転移魔法》だ。俺は、ここに居る全員を村まで転移させた。


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