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人類最強は異世界でも最強です  作者: 虎男
第三章
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貴族の仲間入り


 分かりにくいので、これから貨幣を硬貨から“ベル”にしたいと思います。ご了承ください。

 値段は以下の通りです。


 小銅貨=100ベル

 銅貨 =500ベル

 大銅貨=1000ベル

 銀貨 =1万ベル

 金貨 =100万ベル

 白金貨=10億ベル


 ーーー次の日ーーー


 「よし、それじゃあ始めるぞ。」


 俺がそう言うと、リサが魔力を全身に放出させる。そして、手の平に収まっていく。

 覚えが早いな。


 「その調子だ。集中を解くなよ。」


 「はい。」


 


 ーーーー数週間後ーーーー



 「よし、それじゃあもう終わりだ。」


 リサは、魔力をある程度完璧にコントロールが出来ている。


 「ライヤ君、本当にありがとう!」


 「構わん。俺も元々こんな魔力を持った奴を見るのは初めてだったしな。」


 「そうか。それじゃあ、報酬を渡すから部屋についてきてくれ。」


 「報酬は、ギルドで貰うんじゃないのか?」


 「あの金額は仮だ。娘を完璧に治し、強くもしたてくれたんだ。あんな額じゃあこっちが腑におちないからな。」


 

 俺は、部屋に案内された。


 「報酬だ。」


 そう言われると金が出された。


 「いくらだ?」


 「50億ベルだ。ちゃんと貰ってくれよ!」


 「そ、そうか。それじゃあ遠慮なく受け取らせてもらう。」


 圧に負けて俺は、素直に報酬を受け取る。


 「それと、依頼票にサインしてくれ。」


 「そうだったな。」


 俺は、サインをもらい見送りに外に出てもらった。


 「また何かあったら依頼さしてもらう。」


 「ああ、楽しみにしている。」


 俺は、そんな会話をした後に別れようと振り返って歩き出そうとした。

 しかし、後ろから誰かから抱きしめられた。

 リサだ。


 「どうした。」


 「お別れしたくないです。」

 

 リサが泣きながら言った。


 「それは出来ない。だが、俺はある村の領主でな。暇な時にでも来るといい。そこは、美味い飯がいっぱいあるぞ。」


 「必ず、必ず行きますから!」


 「ああ、楽しみにしているぞ。」


 俺はしゃがんで、リサの頭を撫でた。

 そして、立ち上がると《空間移動》で冒険者ギルドに一瞬で移動する。


 俺は、ギルドの中に入りリリーがいる受付に行く。


 「終わったぞ。」


 「流石ライヤ様!誰も治せない病気を治してしまうなんて。」


 「まあな。」


 病気ではないがまあいいか。


 「依頼票を下さい。」


 俺は、依頼票を渡す。


 「それでは、報酬をどうぞ。」


 そこには、1億ベルがある。これで仮とは貴族とはとんだ大富豪だな。

 俺は、報酬を受け取った。


 チャリンチャリン

 扉が開く音がした。


 「ライヤ帰ってたのね!」


 アリス達だ。


 「どうだ。ランクはどうなった。」


 「全員 Sランクよ。」


 みんな金のカードを見せ付けてきた。


 「それとライヤ、お父様から大事な知らせがあるらしいわよ。だからちゃんとした服装で来てだってさ。」


 「何があるんだ?」


 「し、知らないわ!」


 知っているな。まあいいか。


 「いつだ?」


 「今日よ。本当は、コルセルト家まで行こうと思ってたけど。」


 タイミングが良かったな。


 「それと、そこには私とライヤしか行けないわ。」


 「そうか。ならノア達は、留守番をしていてくれ。」


 「分かりました。」

 「承知しました。」

 「かしこまりました。」


 3人とも返事をした。

 俺は魔法で服装を変え、アリスの手を取り王宮の前に移動した。


 「私は先に言ってるわね。」


 アリスはそう言うなり走って中に入って行く。

 俺は、歩いて中に入る。

 今では殆ど顔パスだ。

 城の中に入ると、セバスが居た。

 

 「ライヤ様、案内させていただきます。」


 俺は、セバスの後ろをついて行く。


 「ここです。」


 ここは確か、玉座の間だったな。何が起こるのだろうか。

 俺は、扉を開ける。

 

 そこには、貴族らしき者が数十人いて、国王やアリスも居る。


 「英雄ライヤよこちらに来たまえ。」


 国王が言った。いつもと違う様子だ。

 俺は、国王のもとまで行き膝をつけた。

 これが正解だろう。


 「面を上げよ。ライヤよ、お主は先日の戦争で大きな活躍をした。そして、我が娘であるアリスをホワイトドラゴンから救った。それらのことから“英雄”の称号を与える。」


 国王はそう言うと、星型のワッペンらしきものを持って俺の近くまで来た。

 そして、胸元にそれをつけた。


 「これでお主はこの国の英雄じゃ。」


 「ありがたくお受けいたします。」


 「それと、お主に爵位もあげたくてな。」


 周りがざわつき始めた。

 聞いていなかったのだろう。


 「お主は、この国で働いていたドワーフの冤罪を解き、エルフの村、ニヒルの森の領主でもある。そして何より、アリスを助けた。それは、爵位を持っても良いだろう。文句は言わせん。いいな、ライヤ。」


 「あり難き幸せ。国王陛下の期待に応えられるように精一杯精進して行きたいと思います。」


 

 ふー、やっと終わった。

 俺は、アリスと2人で歩いている。


 「それにしてもライヤがあんな言葉遣いができるなんてね。」


 「俺をなんだと思っているんだ。」


 そんな会話をしていると、向こうから1人の男性が来た。


 「アリス嬢、お久しぶりです。それとライヤ男爵この度は爵位の任命おめでとうございます。」


 俺は、国王から男爵の爵位をもらった。まずは男爵じゃないといけないらしい。


 「アリスこいつは誰だ。」


 「この方は、公爵家の当主カク・ブランダードよ。お父様と結構仲が良いのよ。」


 「そう、私は陛下と良くお話しをするのだが、最近君の事ばかりでね、気になった訳だ。そこでだ、お披露目会で私を招待してくれないか。」


 「お披露目会?」


 「お披露目会とは貴族が5歳、10歳、そして成人の15歳の誕生日、そして、町や国の領主になった時、爵位を貰ったときなどにパーティーを開くことよ。」


 なるほどな。


 「構わない。だが、そこではちゃんとしたルールがある。それを守るならいいぞ。」


 「ありがとう!陛下から君は美味しいお菓子とかを持っているらしいから楽しみにしているよ。」


 カクは俺の手を握り言った。

 少し経つと我に帰ってきたように手を離した。


 「確かにエルフが住む村に人を入れる時は気をつけたほうがいい。エルフは魔力が多かったり器用だったり色々出来るし体目当てで攫う奴らもいるからな。」


 「忠告感謝する。だが、それには及ばん。俺がそんなヘマしないし、そんな奴には地獄を見せるからな。」


 「陛下から聞いた通りの男だ。それじゃあ楽しみにしておくよ。」


 カクは、笑いながら去っていった。

 



 

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