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人類最強は異世界でも最強です  作者: 虎男
第二章
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短い学園生活


 2日目だぞ、バレちまうじゃねぇか。

 まあ、いいか。大体の生徒は把握したから。


 「なんだ?」


 俺が聞くと兵士が


 「この国にコカトリスが攻めてきます!」


 「アリス達がいるだろう。アイツらに任せれば良かっただろ。」


 「それがアリス様達は……」


   

 「ライヤに任せとけば大丈夫よ。」

 「ライヤ様なら余裕ですね。」

 「ライヤ殿は無敵ですからね。」

 「ご主人様なら朝飯前ですね。」


 

 「……と。」


 あいつら俺の状況わかってんのかよ。


 「そうか、分かった。」


 「あのーケイン君、あなた何者。」


 「ああ、そうだったな。」


 俺はそう言うと、ライヤの姿に戻った。


 「騙して悪かったな。」


 「ラ、ラ、ライヤ様!」


 カナが大声で言った。


 「え!ライヤ様。」

 「何でライヤ様がいるの!」

 

 と、周りからも似たような声があがっている。

 俺は、さっき絡んできた男達を見た。

 すると男達は、土下座をしながら謝ってきた。


 「申し訳ございません!ライヤ様とは知らず。」


 「別に構わん。それに俺は、平民だぞ。遊ばないのか。」


 俺は、笑みを浮かべながら言った。

 男達は、半泣きで


 「「「ごめんなさい!」」」


 と謝った。


 「それより今はコカトリスだ。」


 俺は、コカトリスの場所を探知し、《誘導魔法》で標的を俺にした。

 コカトリスは急スピードで向かってくる。


 「ついでに見ておくといい。」


 コカトリスが国の上を通過し、学園まで来る。そして、俺の方に突っ込んできた。

 俺は、コカトリスが近づくと顔面を殴る。するとコカトリスが消滅し、雲もあったが快晴になった。


 「お前らにはこれほどまでとは言わないが特訓してもらう。」


 「ライヤ様が教えてくださるんですか?」


 カナが聞いてきた。


 「ああ、少しの間だがな。」


 「ライヤ様。先日は失礼しました。」


 バルベリンが話しかけてきた。


 「別に構わん。それにお前は、俺に憧れてを抱いていたんだ謝ることじゃないだろう。」


 「そうですか、ありがとうございます。」


 「それとお前らに話したいことがある。他のクラスの奴らも呼んでくれ。」


 俺は、バルカンに言った。


 「分かりました。」


 ーー数分後ーー


 生徒達が全員集まった。教師達も居る。全員で100人弱だろうな。


 「俺の事を知らない奴らに説明すると、 Sランク冒険者だ。それとアリスの師匠って言った方が分かりやすいか。国王に頼まれてこの学園の強化を頼まれてな。」


 「国王陛下の命令なのか。」

 「アリス王女様の師匠なの。」

 

 貴族じゃない者は、俺の事も知らないだろうからな。


 「言いたいことは、貴族と平民の差についてだ。貴族が誇りを持つ事は構わないが平民を見下す様な真似をするな。」


 「ですが、貴族は選ばれし者、平民が馴れ馴れしく接してはいけません。」


 と声が聞こえた。恐らく貴族だろう。


 「馴れ馴れしくしなくてもよい。平民が多少敬う程度でいいだろう。平民も貴族がそんな性格だとついてこなくなるしな。第一俺は平民扱いだ。なのに俺の口調に文句を言わずに聞いているだろう。」


 俺がそう言うと、みんな黙った。俺の言葉に文句がないのだろう。


 「よし、特訓するとしよう。この学園は、他の国の学園よりも優秀と聞いている。だから出来ると思う。内容は、魔力をずっと放出させ、暴走せずに出来れば最高だ。こうする事で魔力も増え、コントロールが出来る。そしてこれからは、詠唱をなるべく短くしてもらう。無詠唱でもいいが、出来ないだろう。」


 「ですが、詠唱をちゃんとしないと魔法が思うように発動しませんよ。」


 カナが言った。


 「それが間違えている。詠唱とは魔法をイメージするためのもの。だが、それをイメージし切れないから詠唱があるのだ。これからは、イメージしやすいようにするから安心しろ。」


 「よし、じゃあ始めてみろ。魔力の動きを感じとれ。魔法の元の姿と思えばいいだけだ。」


 全員とりかかっていく。

 Sクラスは段々出来てきている。

 他のクラスの奴らもまずまずだろう。


 「あのーライヤ様。」


 カナが話しかけてきた。


 「なんだ?」


 「出来ないんですけど。」


 カナは、剣術が出来る分魔法が苦手なのだろう。

 俺は、カナに手を差し出す。


 「さわれ。」


 「いえ、そんな事恐れ多いです!」


 「いや、それじゃあ教えられないだろ。」


 「そうですか、分かりました。」


 カナはそう言うと俺の手に触れる。

 俺は、カナに魔力を流し、体に巡らせる。


 「これが魔力の流れだ。」


 「これが…それより魔力を人に流すなんて聞いた事ないんですけど。」


 カナが言った。


 「アリス達は、そんな事言ってなかったがな。」


 「アリス王女様はライヤ様の規格外に慣れているのですね。」


 カナが呆れたように言った。


 「それより大体分かっただろう。やってみろ。」


 「分かりました。ありがとうございます。」


 カナは、そう言うと自分の位置に戻り魔力コントロールを始めた。


 

 ーーー数時間後ーーー


 「そろそろ魔力の特訓は終わりにする。俺が常時魔力を回復させてるから出来てるが、本来こんな長くやったら倒れるから気を付けておくように。」


 「「「はい!」」」


 「魔法を応用すれば剣も強くはなれるだろう。俺が教えた事をやっておけば魔法も上手くなるだろう。」


 俺は、学園長に水晶のような物を渡した。


 「これに魔力を注げば全属性の魔法の球が発生する。今日で最後だ。まあ、暇だったら顔を出すがな。」


 「それじゃあ、今日の授業は終わり。」


 学園長のベルタが言った。


 生徒は学園に中に戻って行く。


 「もういっちゃうんですか。」


 カナが言ってきた。


 「ああ、だが暇な時にアリス達も連れて来る。だからそんな顔をするな。」


 「はい。」


 多分あとは帰るだけだから俺も行くとしよう。

 本当に短い学園生活だったな。


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