Sランクパーティー
〜〜〜冒険者ギルド〜〜〜
カランコロン。
ギルドに1人の女性が入ってきた。アリスだ。
アリスは、リリーの受付まで行き
「依頼終わったわ。」
「もうですか!確認をしたいのですが。」
リリーがそう言うと、アリスは収納袋を取り出しカウンターに置いた。
「この中に入っているわ。」
「かしこまりました。少々お待ち下さい。」
アリスは、あるカウンターの前に行く。
「冒険者定食一つ頂戴。」
「かしこまりました。」
飲食店だ。ギルドには依頼の受付、飲食店店がある。
「冒険者定食です。どうぞ。」
「ありがと。」
アリスは定食を持って椅子に座る。
肉に野菜、フルーツ、パンがある定食。
アリスはそれを黙々と食べていく。
カランコロン。
黒い衣類を全身に纏った少女が入ってきた。ヨーカだ。
「ああ、アリス様。もう終わったんですね。」
「もちろん。私を誰だと思っているの。それより大丈夫だったの。」
「はい。無詠唱で魔法を使って最初は上手くいかなかっけど、慣れてきたら精度が上がってきましたから。案外余裕でした。」
「それじゃあ多分、Sランクなれるかもね。」
「そうですね。じゃあ、依頼達成の報告に行ってきます。」
ヨーカはそう言うと受付まで歩いて行った。
「依頼達成の確認をお願いします。」
「はい。では達成の証拠をお見せ下さい。」
リリーがそう言うとヨーカは収納袋を受付カウンターに置いた。
アリス、ヨーカ、ノアにはライヤが収納袋を渡している。
「では少々お待ち下さい。それと依頼達成の確認をしましたのでアリス様をお呼びしてください。」
「分かりました。」
「アリス様、依頼達成の確認が終わったそうですよ。」
「分かったわ。」
アリスはヨーカに返事をすると、受付まで移動する。
「ではアリス様、報酬の方をお渡しします。金貨13枚です。」
アリスは報酬を受け取った。
「あと、職業が魔法剣士に進化したから冒険者カードの変更をしたいんだけど。」
「職業の進化なんて聞いたことがないんですけど。でもまあ、ライヤ様のお弟子様ですし当たり前ですね。では、冒険者カードを貸してください。」
アリスが冒険者カードを渡した。
「これで登録変更完了です。」
リリーがアリスにカードを返した。
カランコロン。
次は、獣人の少女が入ってきた。ノアだ。
「遅くなってすみません。初めてだったので手こずってしまいました。」
「心配しないで。」
アリスが応えた。
ノアは、受付に歩いて行く。
「お願いします。」
ノアが誇らしげな顔で収納袋を差し出した。
「かしこまりました。少々お待ち下さい。」
「ヨーカ様、ノア様、確認終了しました。」
リリーがそう言うと、3人ともリリーの元に来た。
「ヨーカ様の場合、Sランクに出来るのですがギルドマスターと国王陛下に報告しないと行けませんので明日また来て下さい。」
「分かりました。」
「父上には私から言っておくわ。」
「ありがとうございます。そしてノア様。ノア様は、依頼を受けているもの以外の魔物も狩っています。だからまずはBランクにしたいと思います。」
「分かりました。」
「それでは、ヨーカ様は金貨5枚。ノア様は銀貨56枚です。」
「「ありがとうございます。」」
ヨーカとノアがお礼をする。
「それより、外が騒がしいわね。」
「そうですね、何かあったんでしょうか。」
するとギルドに入ってくる人がいた。
とても美人でスタイルいいエルフ。そして、首に首輪が付いている。メリナだ。
「お騒がせしてすみません。どの素材を持って帰れば良いのか分かりませんでしたので全部持って帰ってきちゃいました。」
「はーー、メリナは真面目なのか天然なのか分からないわ。」
アリスはそう言いながらメリナに近づき、メリナが運んできた魔物達を収納袋に入れた。
運んできたと言っても魔法で浮かしている。
「それよりメリナ、あなた《浮遊魔法》を使えるのね。」
「いえ、《浮遊魔法》では有りません。《暴風魔法》の応用です。」
「《暴風魔法》?ああ、《風魔法》の上位魔法ね。」
アリスは収納袋を渡し確認を待つ。
「確認終わりました。メリナ様は、Sランクの依頼も達成しているのですが、ライヤ様同様一日でSランクを出来ないので、また明日Sランクの依頼を受けて下さい。」
「ライヤ様と一緒なんですか、喜んで!」
「は、はい。それではメリナ様の報酬は金貨8枚です。」
「ありがとうございます。」
メリナが報酬をもらった。
「それじゃあ、アリスが戻るまでにもっと強くなるぞー!」
「「「おーー!」」」
アリスが言うと他の3人が元気よく返事をした。




