Sランクパーティー
〜〜〜冒険者ギルド〜〜〜
アリス達は、ギルドの中に入る。
「おい、アリス様だ!」
「あれって、闇の支配者じゃねぇのか!」
「あのエルフ見ろよ!」
「でもライヤがいねぇな。」
周りがやけに騒がしい。
アリス達は、気にせずリリーが居る受付まで歩いていく。
「この子の冒険者登録とパーティーの登録をして頂戴。それと、ヨーカもパーティーに加わることになったから。」
「承知しましたアリス様。それと、ライヤ様はいらっしゃらないのですか。」
「ライヤは少し用事があっていないわ。何か用があったの?」
「はい。実は辺境伯家からライヤ様宛に指名依頼がありまして。」
「そうなの、伝えておくわ。」
「それではここに手を置いてください。」
「分かりました。」
メリナが魔力ボードに手を置く。
「えっ!55069!」
リリーが驚きながら叫ぶ。周りの冒険者もざわつき始めた。
「私ほどじゃないけど中々やるわね。」
「ありがとうございます。」
「皆さん全員規格外ですね…。」
リリーが呆れたように言う。
「まあ、ライヤからしたら全員雑魚なんだけどね。」
「そうですねーw。」
みんな笑いながらその会話が終わった。
「登録完了しました。」
リリーは冒険者カードを差し出して言った。
「それと、最初は全員個人でSランクになりたいんだけど。」
「本人が1人で倒した証拠があればよろしいのですが。」
「倒し方は全員違うから良いとして、私たちが嘘を付かないでしょ?」
「そうですね、それでは依頼をお持ちください。それと、ヨーカさんの場合はAランクですし、Sランクの実力はありますからSランクの依頼を一回受ければSランクになりますので。」
「分かりました。」
リリーの説明にヨーカが応えた。
アリス達は依頼の紙を数枚手に取り受付に戻って来る。
アリスとヨーカはSランクの依頼、ノアはCランクとBランクの依頼を数枚取っている。メリナはSランクの依頼の紙を何枚か持っている。
「あのーメリナ様、アリス様とヨーカ様はSランククラスの実力です。ですがメリナ様は、いくら魔力が高くても強い魔物を倒せるわけではありません。」
「大丈夫ですよ。自分が勝てる依頼を選びましたから。」
「そうですかなら良いんですが。」
アリス達は、リリーとの会話が終わるとギルドを出て、国を出て森まで移動した。
「まず、ライヤから言われた事を教えるわよ。」
「「なんですか?」」
「それはね、魔力コントロールよ。魔力コントロールとは、その名の通り魔力をコントロールすること。それと、魔力を使い続けることで魔力が減り少なくなりその状況が続くと魔力が増えるらしいのよ。」
「そうなんですね。ちなみにアリス様の魔力は何ですか?」
ヨーカが聞いた。
「15万位よ。」
「15万!」
「凄い多いですね。昔もそれほどの魔力を持っている人は余りいませんでしたよ。」
「そうでしょ。そうよね。でも、ライヤはいつも雑魚とか言ってくるのよ。」
アリスが落ち込みながら言う。
「ライヤ様は人外ですからね。」
ノアが言う。
「ライヤ様は、アリス様が自信過剰にならないようにしていると思いますけどね。」
メリナが小さな声で言った。
「それより、魔力コントロールを教えるわ。」
「こんなとこよ、やってみて頂戴。慣れたら魔物を狩りながらやってもらうわ。」
「意外と難しいわね。」
そんなことを言っているが、十数分で大体コツを掴んでいる。
「そろそろ魔物を狩りに行くわよ。ギルド集合って事で。最悪危なくなってもライヤが助けてくれると思うわ。」
そう言ってアリス達は別れていく。




