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人類最強は異世界でも最強です  作者: 虎男
第二章
33/85

奴隷


 ーーーー次の日ーーーー


 俺たちは、応接間に居る。


 「ヨーカ、魔法を俺に放ってくれ。」


 「どうしたんですかいきなり?」


 「お前の強さを見てみたくてな。」


 「それは、我もみたいぞ!」

 

 国王が言った。


 「分かりました。」


 ヨーカはそう言うと手を前に突き出し


 「我が魔力よ、暗黒の槍で敵を貫け。《闇槍》。」


 ヨーカがそう言うと、黒い槍が出現して俺に襲いにかかってきた。

 俺は、それを手で掴み《魔法無効》で消滅させた。


 「おお!これが《暗黒魔法》!《闇魔法》とは全然違う。」


 「確かに普通の奴より遥かに強いな。」


 「そんな事言われても嬉しく無いですよ。」


 よほど自分の魔法に自信があったのだろう。

 だが、魔法の強さは他の奴とは比べものにならないのは本当だがな。


 「それよりお前にはこれから無詠唱魔法を使ってもらう。」


 「ですがライヤ殿、詠唱をしないとイメージがしづらく、威力が劣ります。しかも魔力も普通より使わなければなりませんし。」


 「いや、それは違う。魔力を無詠唱で魔法を使うと魔力消費が高いと言っていたが、それはイメージしきれていないだけだ。魔法が完全じゃないと魔力消費が激しくなるし暴走もするしな。だが、ヨーカは自分の魔法をずっと使ってきてイメージもできているだろうしな。」


 「そうなんですか。」


 「流石だなライヤ!この世界に来て間もないのにそんな事まで分かるのか。」


 国王が言った。


 「どう言う事ですか?」


 「余計な事を言ってしまったか?」


 「いや、心配するな。俺は、街を見てまわりたい。アリス、ノアは俺の事を教えてやれ。それと修行の事も誰にも見られないところでやっておくといい。」


 「分かったわ。」


 「分かりました。いってらっしゃいませ。」


 「ああ。」


 俺は、そんな会話を終えると《空間移動》で一瞬で移動した。

 

 移動先は、街の路地裏だ。

 俺は、街に出て色々見て周る。

 前も見てはいたが、物足りない。

 俺は、ある屋台を見つけた。

 『肉焼き』と書いてある。


 「一つくれ。」


 俺は、肉焼きを頼んだ。

 牛串だな。俺は、それを口に入れる。

 

 「うま!」


 思わず声が出てしまった。


 「そうだろう。どんどん食え!」


 屋台のおっちゃんが言う。

 塩で味付けされていて、塩の量は絶妙で火の通り具合もちょうど良い。


 「後100本くれ。」


 「それは流石に無理だぜ!」


 残念だな。


 「そうか。じゃあ10本で良い。」


 俺は、肉焼きを10本買うと、歩き出した。

 

 そういえば、悪神族の事ばかり考えていたが、そいつらだけじゃない。

 神や西側の国々もあるんだよな。

 神は俺1人で対処するが、国の事となると俺だけではどうにもならんしな。

 過去の帝国の国の事も王宮の歴史書の中に書かれていた。

 帝国は、兵の数も多いらしいが、それだけではない。戦闘機も用いられているらしい。

 飛行船にミサイルなども使っていたらしい。興味深いと言えば興味深いがな。


 俺は、そう考えているとふと気づく。

 この魔力はなんだ?

 この近くに普通では分からないだろうが、膨大の魔力の持ち主がいる。俺の《魔力探知》でなければ分からないだろうな。

 俺は、この魔力の持ち主を探す。

 

 見つけた。

 そこは、奴隷販売店だ。

 入るのは気が引けるが仕方あるまい。

 この魔力の持ち主が奴隷なら好都合だ。奴隷ならどんなに魔力があり強力でも、人に危害を加えるなとか言って解放すれば済む話だしな。

 俺は、その店に入っていく。


 「いらっしゃいませ。」


 1人の男がいる。

 それにしてもここは、ものすごく臭い。


 「なにを御所望ですか。」


 「おすすめはあるか。」


 「それでは色々見てもらいましょう。」


 奴隷商がそう言うと歩いていく。

 そこには檻があり、その中には人間や獣人、魔物もいる。


 「なあ、なんでこんな仕事しているんだ?」


 思わず聞いてしまった。


 「そうですねぇ、稼ぐためですかね。金が無ければ生きていけませんから。」


 一理あるな。

 だが、稼げれば大体の仕事をしそうだな。

 俺は、いい案を思いついた。だが、今では無い。しかもこいつの事も知らないしな。


 「こちらです。」


 そこにはエルフがいた。


 「このエルフ、魔力は余りありませんが身体は極上、夜の営みにはもってこいでしょう。」


 間違いない。こいつだ。魔力が無いように見えるが隠しているだけだ。コントロールをしているのだろう。


 「買おう。いくらだ。」


 「ありがとうございます。値段は金貨15枚です。しかし、今後も買ってくださるなら金貨12枚でよろしいです。」


 「一つ聞きたい。お前はこの仕事をやりたいか?」


 「ん?あ、そうですね、やりたくは無いですよ。ですがこの道しか私にはありませんから。」


 「そうか。それじゃあ、また何か買いに来るとしよう。」


 「おお!そうですか。ありがとうございます。」


 俺はそれを聞くと、エルフの檻に近づき眺める。

 怯えてはいない。慣れているのか?

 

 なんだかんだ、契約や支払いなどがあったがやっと終わり店を出るとこだ。


 「またのご利用を。」


 俺とエルフは外に出る

 

 

これからあまり出せなくなるかもしれません。申し訳ございません。

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