新たな領主
エルフの村の広場に一瞬で移動する。
そばにいるエルフ達が寄ってくる
「こいつらは、ここに住んで働くことになった、ドワーフ達だ。まずは、飯を用意してくれ。」
そう言うと、みんな大急ぎで料理に取り掛かる。
俺も料理をする。
出来上がるとそこには、大量の料理が並べられる。そこには、メンチカツ、コロッケ、カレーなど様々な料理が並んでいる。
「さあ、食ってくれ。」
俺がそう言うと、ドワーフ達が飯に食いついていく。
ずっとまともな飯を食っていなかったのだろうな。
飯を食い終わると、ジクト達が俺に跪き言った
「ライヤ様、これから我等ドワーフ達を救ってくれてありがとうございます。一生ライヤ様に仕えます。」
「ああ、よろしく頼む。後で、みんなに紹介するとしよう。」
ドワーフ達に聞くと、武器や防具も作れるが家の設計や建設を出来るらしい。頼もしい仲間ができた。
村のエルフ達が全員集まったとこで
「今日からここの住人になるドワーフ達だ。こいつらの指揮をするのは、ジクトだ。主に、武器などの製造、建物の建造をしてもらう。まあ、仲良くやってくれ。」
そう言い、俺はドワーフ達の紹介をしていく。
そして、住む場所と作業場を仮の建物を建てた。
今日は、ゆっくり休んでもらうためだ。
ーーーー数日後ーーーー
「こんな風な家を建てたいんだが出来るか?」
「お安い御用です。」
俺は、ジクト達にエルフの村の家を建てる計画をしている。
「それじゃあ取り掛かったくれ。無理はするなよ。」
俺は、マルプスの町から招待状が送られてきたから、今からそこへ行くところだ。
マルプスの町に《空間移動》で移動する。
前にきた屋敷の前だ。
マルプスの町は以前、エルフの女衆を攫った奴らだ。
恐らく、その謝罪だろう。
「お待ちしておりました、ライヤ様。」
この屋敷の使用人らしき奴らがいる。
「ご領主様がお待ちです。」
そう言うと、使用人が扉を開ける。
するとそこに、片眼鏡をかけた青年がいる。
「初めましてライヤ殿。ここではなんなので、部屋に移動しましょう。」
俺たちは、部屋のソファーに向かい合って座っている。
「その度は、父上が大変申し訳ございませんでした!」
頭を下げながらそいつは、言った。
あいつの息子の様だな。
「いや、別に気にしてない。それよりお前の名はなんだ。」
「私の名は、フォールと言います。」
「フォールか、よろしく頼む。で、謝るだけで俺をここに呼び出したわけじゃないよな。」
「ええ。実は……」
フォールが真面目な顔して喋りだす。
どうやら俺が前に救った女達やその家族、それとその話を聞いたここの民が俺が領主になった事を知り、そこで暮らしたいそうだ。
「俺は、別に構わない。エルフ達も俺から頼めば良いと思うが、お前は、構わないのか?」
「ええ。私の父が犯した罪ですし、ライヤ様のところの方が安心できるでしょうしね。」
「そうか、近いうちにクライス王国との貿易がある。この町がもっと良くなればクライス王国程ではないが、貿易するが。」
「本当ですか!分かりました。もっと良い町にします!」
「それじゃあ、村の者に伝えなければならないから一旦帰るとしよう。」
そう言うと俺は、机にクッキーを数枚置き、《空間移動》でエルフの村まで移動する。




