村開拓その1
俺たちは、村にに入って行くと、エルフ達が寄ってきた。
全員揃ったのを確かめると俺は
「お前らに、言わないといけない話がある。」
俺はそう言うと、一呼吸空けて
「俺が、ここの領主になった。」
言った。すると、エルフ達から、歓声が聞こえた。
「それで、言わなければならない事がある。もしかしたら、ここに住みたいと言う人が来るかも知れない。その場合お前らは、どうしたい?」
そう言うと、エルスが一歩前に出て
「もうここは、ライヤが領主だ。だから、ライヤが言うことが決定事項だ。しかも、俺たちに危害を加える奴がいても、ライヤが助けてくれればいい。」
予想外の返答だ。
「まあ、確かにな。だが、強くはなってもらうがな。」
「ああ。だが今日は、宴会だ。」
夜になると俺たちは、外で宴会をしている。
俺や、エルフ達が狩った動物を食べている。
俺が肉を食べていると、後ろから俺を呼ぶ声が聞こえた。
後ろには、人間の女性がいる。
「お前達は確か、マルプスの町に居た奴か。」
「はい。あの時は、助けてくださりありがとうございます。」
一人の女性がそう言うと、そこにいる女性達、5人が頭を下げた。
礼をしたロングの女性は、シリカと言うらしい。
「ここでの暮らしは、どうだ?」
「エルフの方々は、とても優しく接してくれます。」
「そうか、良かったな。」
エルフ達と打ち解けては、いる様だな。
そうして、俺たちの宴会は終わった。
今日俺たちは、空き家に泊まった。
ーーーー次の日ーーーー
今日から、本格的に村開拓を始める。
だがエルフは、力仕事に向いていないから、最初の内は、俺の魔法でなんとかするしか無い。
「エルス、どういう村にする?」
「そうですね、まず、仕事が出来る場所と住む場所に客人を迎えるための部屋など、領主として色々必要ですが。」
そう。俺は今、俺とアリスが暮らせる家、兼領主として仕事が出来る家が必要なのだ。
「てゆうか、その言葉遣いなんだ?」
「この村の領主ですので、敬語を使うのが当たり前です。」
「だが、二人の時は、普通で良いぞ。」
「そうか、この喋り方疲れるんだよな。それじゃあまず、村の土地を増やそう。この周りの森は、ライヤの物だから伐採してもいいだろう。」
この世界の場合は、木が必要でも造れるし、環境に関してもほとんど問題ない。
「そうだな。それじゃあまず、木を伐採しよう。少々揺れるぞ。」
そう言うと俺は、《浮遊魔法》を使い地面ごと村を浮かせた。
村の者は、驚いていたが俺が、事情を話した。
俺は、村の下に降りる。
そして武器を取り出した。大鎌だ。
俺はそれを、一周振り回した。
すると、木々がみるみる倒れていく。
俺は、その木を《空間収納》にしまう。そして、村を元の場所に戻した。
「あっという間だな。」
エルスが少し驚いていた。だが、前ほどではない。俺のことをわかってきたのだろう。
「よし、これでいいだろう。後は、家を建てるか。」
そう言うとおれは、平地にした土地の隅に建物を建てた。
「明日は、これを中心に村を造っていく。」
「そうだな。じゃあ俺は、弓の特訓をする。」
「ああ。俺は、家の事をやるとしよう。」
そう言い、俺たちは別れた。
だが、大体の作業は終わっているからやる事がない。
暗くなり、やる事がない俺は、すぐに寝た。




