Sランク冒険者集結
一人は、魔女が被っているような帽子を被っている女性。もう一人は、大柄な体型に大剣を背中に背負っている男がいた。
「女性の方は、シシリア・シストリア様。男性の方は、ベスタ・グルコース様です。こちらは、ライヤ様です。最近Sランクになった方です。」
執事が丁寧に説明してくれている。
「私は、シシリア。こっちは、ベスタ、よろしくね。」
シシリアが挨拶をしてきた。
「ああ、こちらこそ宜しく。」
俺は、一応返しておいた。
「それでは、シシリア様。ベスタ様。お部屋に案内します。」
そう言って執事が歩き出した。ベスタは、俺を睨んでいた。恐らく俺のことを信用していないのだろう。無理もないがな。
俺たちも部屋に戻った。何事もなく今日は、終わっていった。
ーーーー次の日ーーーー
俺は、起き上がると止まったままでいる。昨日、色々魔法を創っておいた。魔法と言っても、防御系だ。
《環境耐性》・《物理攻撃耐性》・《魔法耐性》
戦争だ一応創っておいてそんはない。
時間が過ぎて行く。するとまた執事来てSランク冒険者が来たと言っている。俺は、玄関まで行くと四人、人がいた。
一人は、金の鎧を着た男。そして、動物の耳が付いている男。多分獣人だろう。シンプルな鎧を着た剣士の女性。あと一人は、魔力を纏った服を着ている。ヒーラーだろう。
どいつも、普通の冒険者よりは強いが、昨日の奴らよりは、弱いだろう。
執事は、紹介してくれる。
金の鎧の男は、カオル・マルクス
獣人は、ゼルス
女剣士は、ミリス・ヨータ
ヒーラーは、マリア・マークス
別に覚えなくても良いだろう。
俺たちは、部屋ではなく、昨日国王と話した部屋に案内された。
中には、他のSランク冒険者と知らない男がいる。アリスもいるようだ。
「ここでお待ち下さい。」
執事がそう言うと俺たちは、座った。
俺は、アリスの隣に座る。
「お前が新しいSランク冒険者のライヤか。」
知らない男が話しかけてきた。
「そうだが、お前は、誰だ?」
「そうか、言ってなかったな。俺は、騎士団長のブラルだ。」
「ああ、よろしくな。」
ブラルと話していると国王が入ってきた。
「ゼスト以外は、全員集まったか。」
ゼストは、多分あと一人のSランク冒険者だろう。
国王が歩いて来るとアリスと俺以外は、膝を地面に付け頭を下げている。一応俺も、真似しておいた。
「表を上げ、腰をかけよ。」
そう言うと、みんな頭を上げ座った。
すると、扉が開いた。そこには、紫の長い髪をした男が入ってきて
「国王陛下遅れてしまって申し訳ございません。」
そう言って頭を下げている。
「気にするな。それより座るが良い。」
恐らくこいつがゼストだろう。
そいつが座ると、国王が
「お主らも知っていると思うが六日ごに西側の国が攻めて来る。しかし騎士団は、1万人という少数だ。だが、ここには、国に選ばれた冒険者、そして新しくSランクになったライヤがいる。この戦争は、確実に勝つだろう。」
「国王陛下、少し良いですか?」
ゼストが国王に尋ねた。
「よい。話せ。」
「私はまだ、ライヤと言う男がどういう奴か知りません。ましてや二日でSランクなど信じられませんし、戦争でまともに戦えるかも分かりません。」
ゼストがそう言うと国王が
「ライヤの強さは、我が保証しよう。」
そう言ったが、やはり他の冒険者も信用していなかったらしい。俺の文句ばかり言っている。レイラ、イシア、そして、アリスは、何も言っていない。アリスや国王が何か言おうとしたが、俺は、先に喋り出した。
「国王、こいつらの言う通りだ。俺の実力は、分からないだろう。」
俺の実力を見通せるのは、イシアしか居なかったしな、無理もないだろう。
「話が早くて助かるよ。」
ゼストが優しい声で言い話を続けた。
「それでだ、君の実力を知りたい。という訳で僕と勝負しないかい。」
「それは、俺も賛成だ。」
ベスタが言ってきた。
「お前と闘うだけで俺の力が分かるのか。」
「ああ、少なくとも君が使えるかどうかはね。」
「じゃあお前とお前。二人同時に相手してやる。」
俺は、ベスタとゼストを指差し言った。
二人は、顔を険しくしている。
「君は、僕に勝てるっていうのかい?しかもベスタを入れて。」
「余裕だろ。」
「上等だ!外に出ろ力の差を教えてやる。」
ベスタが声を荒げて立ち上がった。すると国王が
「ライヤは、もうお前達の仲間になるんだ喧嘩はやめるのだ。」
そう言ったが、俺は、
「なに、お互いの力を測るだけだ。心配するな。」
「そうか。なら、怪我がないように頼むぞ。」
「国王の許しも得た外でやるぞ。」
俺が、言うとゼストが
「ああ、そうしよう。」
落ち着いたように言った。
俺たちは、城の庭に出た。
俺とベスタとゼストが対立に並ぶ。
すると騎士団長のブラルが一歩前に出て
「それでは、ベスタandゼスト対ライヤの模擬戦を始める。」
他のSランク冒険者は、普通の顔で見ている。アリス、国王は、勿論レイラとイシアも俺が勝つことは、分かっているだろう。
「よーい。始め!」……




