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事件ファイル♯02 アブダクション! 近所に現れた宇宙人!(3/6)

「お、おう……」

 朝っぱらから訪ねてきた“川口ヒロシ”と名乗る少年。

 彼のカミングアウトに俺はたじろいだ。


「ウチュウジン!? それは大変デス!」

 吸血鬼娘が何か言っている。


「と、とりあえず話を聞くから、“下”に行こうか」

 本当なら追っ払ってしまいたかったが、少年のえも言われぬ勢いに俺は負けた。

 それでも、事務所……自宅にこれ以上新しい厄介ごとを入れたくなくて、少年を『ロンリー』に案内することにした。


「おや、また新しいお友達かい?」

 『ロンリー』のマスター、ナカムラさんが笑う。

「ええと、カワグチ君だったかな。それで、宇宙人がこの街に来てるって話だけど……」

「はい。マイカタ第二小の五年生です。地球は狙われています!」

 少年は元気よく返事をした。

「まずその、証拠というか、根拠を教えてくれないかい?」

「僕の友達の弟が、宇宙人に攫われそうになったからです」


「オウ! 邪悪なウチュウジン! レプティリアンかもシレマセン!」

 ミラカが騒ぐ。

「友達の弟かあ。それだけだと、ちょっと信憑性に欠けるな。他に何かないの?」

 俺は露骨に困った顔をして掘り下げる。


 相手は子供だ。まして又聞き。オカルトにしても信じるに足りない。

 ミラカのヴァンパイアの件はあったにしろ、それは病気らしいし、話は別だ。

 それに何より俺は別に『オカルト調査事務所』なんて開いてないし……。


 だが、俺は昨日に引き続いて今朝も奇妙な夢を見ていた。

 UFOに連れ去られるベタな夢。

 こともあろうかその円盤は、アブダクションの最中に俺を放り出す狼藉を働いた。

 要するにソファからずり落ちて目覚めたってハナシだ。

 それでも夢と似た話で、ちょいとドキリとしたが。


 とりあえず、ミラカのときのように一から説明をするよりは、本気のフリをして大人の威厳と知識でさっさと済ませてしまった方が早いだろう。

 つつけば直ぐにボロが出るに違いない。


「キャトルミューティレーションって知っていますか?」

 川口少年はメガネを光らせて言った。


「はい、オレンジジュースね」

 ナカムラさんが半笑いで注文をテーブルに置く。去り際に「吸血鬼の次は宇宙人かい?」の一言。


「……もちろん、知っていますよね」

 川口少年が笑顔になる。

 どうもナカムラさんの一言を「俺が他にも事件を解決した」ことを示す意味合いに捉えたらしい。


「そりゃ、知ってるが」

 キャトルミューティレーション。

 空飛ぶ円盤がやってきて、人や動物をアヤシイ光で吸引して連れ去るというアレだ。

 昔に流行ったネタ。

 俺がガキの頃は、テレビ番組でUFOに攫われたと言い張るアメリカ人のインタビューをよくやっていた。


「もちろん僕も、UFOそのものを見たとか、キャトルミューティレーションの現場を見たって言う訳じゃないんですが……」

 川口少年がストローを吸う。


「痕跡が残っていたってワケか。ミステリーサークルとか?」

 俺はマジメな顔で言った。

「もしや、UFOの残骸デスカ!?」

 ミラカが身を乗り出す。

「んなワケあるか。っていうか残骸だったら墜落してるじゃねえか」

 俺は小娘を引っ張って座らせる。

「そうですよ。そんなのニュースになりますって」

 少年も冷静なツッコミだ。

「それもそうデスネ……。じゃあ、痕跡って何デスカ?」

 ミラカはガッカリした様子で訊ねた。

「あまり、食べ物を出すところでする話じゃないんですが……」

 少年は辺りを見回す。他に客はほとんど居ない。近所の爺さんくらいだ。


「エー。UFOのウン……」

 俺は、はしたない娘の頭を小突いた。


「……動物の死骸です」

 川口少年は声を潜めて言った。


 やはりそう来たか。


「動物の種類と、死骸の状態は? “動物”って言うからには、ひとつやふたつじゃないんだろう?」


「さすがです。僕が実際に見たのはカラスと、野良ネコを数匹です。カラスはただ死んでいただけで、猫は手足やクビを切られて血を抜かれたものです。加えて、飼い主の分からないハムスターの死骸があったとクラスの女子が言っていました。しかも、昨日は迷子になっていたイヌが何者かに殺された状態で見つかったって新情報が……」


 少年は自前の手帳を読み上げた。


「イヌか、それはマズいな……」

 グロテスクな話の展開に、興奮していた小娘は大人しくなり、「可哀想」とひとことだけ呟いた。


「動物の次は人間です。ナオトの……友達の弟は何とか逃げられましたが、攫われてしまったらどうなっていたことか」

「そうだな。キミの言う通りだ」

「ですよね! だからオカルト調査事務所に依頼をしにきたんです!」

 そう言うと少年はサイフを取り出して、紙幣を一枚置いた。

「これ、少ないかもしれませんが、調査費用です」

 福沢諭吉だ。最近の小学生は金持ちだな……。


「オウ、これが依頼料……」

 ミラカが諭吉と目を合わせる。これを予算に足せば彼女のために質の良いベッドが買えるだろう。


 だが、俺はその諭吉の顔に指を置いて少年の方にスライドさせた。


「これは受け取れないよ」

 福沢諭吉は見返りを求めず疫病研究に土地の貸し出しをやったくらいの偉人だ。

 何より、俺が子供からお金を巻き上げられるワケがないだろう。


「え? 依頼は受けてくれないということですか?」

「そうだな。これは俺の領分じゃないよ。だから引き受けられない。相談料代わりにここのジュース代だけ自分で出してくれたらいい」

「どういうことですか?」

「ソーデスヨ! 一万円デスヨ!」


「これはオカルトの事件じゃない。警察の領分だ。ウシに穴があけられて血が抜かれていたっていうなら話は別だが。動物が殺されて、徐々にエスカレートしている流れ。これは誰か人間の仕業だ。次に来るのは殺人事件かもしれんぞ」


 猟奇殺人や未成年のおこなう殺人でありがちなパターンだ。

 それに、俺はこの話に心当たりがあった。

 フクシマが管理していた空き家にネコの死骸が投げ込まれていたという話を最近小耳にはさんでいたからだ。

 彼が警察に相談したところ、マイカタ市では同様の事件が頻発していると教えてもらったと聞いている。


「そんな。近所に人殺しなんて……」

 少年は紙幣を回収することも忘れて宙を見る。

 遥か彼方からの来訪者よりも、身近な悪人の方が衝撃が大きいようだ。


「まだ、人殺しじゃないとは思うが。犬猫の次は人間にエスカレートする可能性は高い」

「……はっ! じゃあ、ナオトの弟が?!」

 川口少年が青くなる。

「どうかな。その弟はいくつなんだい?」

「えっと、一年なんで六歳か七歳かと」

「そのくらいの子供の話だと、やっぱり信憑性は薄いな。ふたつの事件を関連付けるのは尚早だ。警察には相談したのか?」

「ナオトの親は知っていますけど、どうかな……」


 俺はスマホでマイカタ警察の不審者情報ページを見る。


「『四月十九日金曜日、十五時ごろマイカタ市××町六丁目ニ番地付近路上において、帰宅途中だった男子児童が何者かに連れ去られそうになる事件が発生しました』」

「それです」

「警察は把握してるみたいだな。こういう誘拐未遂、声掛け、痴漢とかは珍しくない」

 俺はずらりと並んだ不審者情報を表示させたスマホをテーブルに置いた。


「ニッポンも意外と物騒デスネ。……何か、ズボンはき忘れの男の人多くないデスカ?」

 ミラカが首をかしげる。


「ほんとにな。コイツなんかスクーターに乗ったまま、はき忘れてやがる」

 俺は苦笑いした。出したがるヤツが多すぎる。やっぱり、同一犯だろうか。そうあって欲しい。


「動物の死骸の件は?」

 少年が訊ねる。


「うーん。そっちは出てないな。ウチの市の事件に関しては今のところ、ニュース記事にもなってないみたいだ。だけど、警察は把握してるよ。俺も又聞きだが、知り合いが警察から直接聞いてる」

「そうですか。でも、僕は宇宙人だと思うんだけどなあ。ナオトの弟は嘘をつくような子じゃないし」

 肩を落としため息をつく少年。


「ないない。見間違いだ」

 小学一年生、それも四月。ひと月前まで幼稚園児だ。

 ガキンチョが大人たちの気を引こうと、そういうことを言い張るのはよくあることだ。


「でも、ナオト君の弟君がユーカイされそうになったのと、動物が殺されてる事件はどっちも事実じゃないデスカ!」

 ミラカが抗議する。


「そうだが、警察の仕事だ。動物の件もじつは珍しくないんだよ。本当に人間に手を出したりするまでになるのは稀だ。誘拐ももちろん未遂や声掛け止まりの方が多いしな。ま、少年、安心しろ。ここの警察は働き者だ。幸か不幸か、繁華街の方が物騒なせいで見回りも頻繁にしてくれるしな」


「はい。でも宇宙人だと思うんだよなあ……」

 少年は繰り返し呟く。


「カワグチ君は宇宙人とか、オカルトが好きなのか?」

 俺は訊ねる。

「えっ、はい。そりゃもう! 僕、図書館で色々調べて詳しいんですよ!」

 川口少年は待ってましたとばかりに、カバンから本を取り出して並べた。


 微妙に古いラインナップ。

 ひとつ前のオカルトブームの九〇年代の本が大半だ。俺は仕事上、こういった本……怪現象を理論的に説明しているものから、著者が頭の病気だとしか思えないものまで、に一通りは目を通している。


 超大陸の古代文明、予言、なんたらの遺失技術、カメラに映った怪現象……。

 だが、現在はこれらのほとんどに論理的な説明がなされてしまっている。


「僕は最近、アメリカ政府は宇宙人と何らかのコンタクトを取っているという話を読みました!」

 楽しそうに語る少年。

「エリアなんとかとか宇宙人の解剖のフィルムとかか」

「そうです。でも、政府は隠しているんですよ。映像が残ってるっていうのに! 陰謀ですよこれは!」

 少年はメガネを光らせる。

「残念だが、陰謀なんてないぞ。その有名な解剖映像はフェイクだ」

「ええ? そうなんですか? でも、この本では確かに……」

「古い時代や海外の情報っていうのは片手落ちに伝わりやすいからな。それは、マイナーな映画のワンシーンなんだよ」

 俺はそれを説明した自身のサイトを見せた。動画サイトの引用だが、違法アップされた映画のフル動画をスキップして問題のシーンを見せる。


「あっ、本当だ……」

 ガッカリする少年。


「ヘンシューチョー! 夢がないデスヨ!」

 ミラカが怒りをあらわに声をあげた。


「うるさいな。オカルトにおいて、偽物ほど迷惑なものはないんだよ。俺が好きなのは“ホンモノ”と“謎”とだけなの」

「だったら謎のままの方が面白いじゃないデスカ。どうして解明しちゃうカナー?」


「その境界に触れるってのが面白いんだよ。ま、科学的に説明ができる場合でも、オカルト的な現象ではない可能性がゼロ%でないうちはまだ楽しめるもんだ。今回の件も、“宇宙人がやってない証拠”は、まだ無いしな」


「それはちょっと強引デス」

「お前はどうしたいんだ。現実的な対処は済んでるんだし、このまま事件に発展しなけりゃ、宇宙人のせいにしてもいいと思うぜ。要らん不安を抱えて生活するよりも、ワクワクするほうがいいだろう? 実際、カワグチ君は、地球が狙われてるかもと思い至った時、怖かったかい?」


「え……? いいえ。面白かったです。でも、近所に動物を殺すような人がいるのは怖い、かも」

 謎は不安を呼ぶこともあれば、安心を作ることもできる。俺はそう思っている。


「ミラカもウチュージンの方が安心デス」

 ミラカは両手の人差し指を立てて頭の高さに手を上げた。

「なんだそれは?」

「ウチュージンのマネデス。ピピピピ、ピピピピ、テレパシー!」

「お前の好きなレプティリアンはトカゲ人間だぞ。触覚はない」

「オウ、残念。交信したかったのに……。っていうか別に好きじゃないデス!」

 ミラカは両手の人差し指をこちらに向けた。


「ところで、ずっと気になっていたんですが、その外国人の子は助手さんなんですよね?」

 少年は質問と共に好奇の視線をミラカに注いだ。

「ソーデス。ミラカはオカルト調査事務所の……」

「違うぞ。コイツは遠い親戚の子で、ウチにホームステイしてるだけだ」

 ということにしておく。俺は誰かにミラカとの関係を訊かれたらこう答えるように決めていた。


「エー! オカルト調査員デスヨー! 助手デスー!」

「アホか。あの掲示板に書いたの、ちゃんと消しておかないとな……」

 俺はため息をついた。

「ミラカさんはどこの国の人なんですか?」

「アイルランド人デス! そしてヴァンパイア! デスヨ!」

 金髪緑眼の愛蘭娘が胸を張る。


「そのヴァンパイアっていうのはなんですか? まさか本物じゃないですよね?」

「失礼な! 私は、正真正銘、ウイルス性の……」

「こいつのは冗談だ。だが、ビョーキ持ちだからあまり近寄らないほうがいいぞ」

 俺は隠す様子もないミラカを遮って言った。ややこしくなるのはカンベンだ。


「えっ、病気? ばっちいなあ」

 少年はイスの上で少し身体をズラして離れた。


「病気でばっちいといえば、動物の死骸も菌がいっぱいだからな。見つけたら不用意に触らずに保健所に連絡だぞ」

「はい」

「それから、不審な人物を見かけても、独りで追いかけようとしないことだ。大人にちゃんと知らせるんだぞ」

「はい」

「動物を虐める悪い奴ならひっ捕らえちゃいマショーヨ! 何なら一発蹴っ飛ばしマショー!」


「アホか。いくら犬猫とはいえ、取り押さえて殺すのは簡単じゃないだろう。つまりは罠や凶器を持ってるということだぞ。大人の俺でも危ないわ。……ミラカ、お前もだぞ。外出自体はいいが、夜遅く出歩くのはダメだ。特に繁華街は独りでうろつくなよ」


「また、ミラカを子供扱いする!」

 ミラカは俺の肩をひっぱたいた。


「そうですよ、お姉さん。マイカタ市の条例じゃ、子供は二十二時以降の外出は禁止されてるんですよ」

 少年が正論をもってこちらの味方をした。さすが、メガネを掛けているだけのことはある。


「子供じゃ……。あっ、カワグチ君、今、お姉さんって言いマシタ?」

 にへら、と顔をほころばせるミラカ。


「言いましたよ。だってそうでしょう。僕の姉よりは年下みたいですけど、ぼくよりは年上でしょう? 背は低いけど、大人っぽいから中学生かな?」

 少年の迷推理。俺は初めに見たときは小学生だと思った。書類上は俺の十倍の年齢だったが。


「ンフ。大人っぽいって言いマシタ? さすが、メガネを掛けているだけのことはありマスネー!」

 中学生というワードをスルーして上機嫌のミラカ。

 どうでもいいが、俺が思ったのと同じことを言うな。


「コイツのことはいいとして、そういうことで、この件は俺の領分じゃないってことだよ」

 俺は話をまとめに掛かる。


「うーん。……分かりました」

 川口少年はまだ納得してないようだ。

 ガッカリさせて申し訳なかったかと思ったが、彼なら大丈夫そうだ。疑問を持つことは大事だ。


「まあ、もし何か、新しいことが分かったら教えてくれよな」

 俺は少年に笑いかける。

「はい。ありがとうございました」

 少年は自分のスマホで時計を確認すると、慌てた顔になった。

「あっ、いけない! 塾の時間だ。遅刻しちゃう」

「おう、そりゃマズいな。オカルトもいいが、勉強も頑張れよ、少年。……そうだ、ちょっと待て」

 俺は慌てて立ち去る少年を呼び止めた。

「なんですか?」

「一応、連絡先の交換をしておこう。オカルトでなくとも、小学生の情報コミュニティには興味があるんだ。犬の件も知らなかったし。何かこう、面白いウワサや怪談とかがあったら教えてくれ」

「構いませんよ。その代わり、僕にオカルトのこと、今度教えてくださいね」

「ああ、いいぞ。資料用の本なら沢山あるからな。新しいのも、その辺の書店に並ばないようなのもあるぞ。よかったから今度、貸してやる」

「やった。図書館の本が古いのばかりなのは、僕も気になっていたんです」


 俺たちは連絡先を交換した。


「じゃあ、ありがとうございました」

 メガネの少年はぺこりを頭を下げると『ロンリー』から出て行った。

 自分で言いだしておきながら、小学生と連絡先の交換だなんて思いもよらないことをした。

 どうも調子がおかしい。誰かさんのせいかもしれないな。


「イイナー。スマホ」

 横で呟く誰かさん。

「ミラカはケータイ持ってないのか」

「ソーデス」

 ミラカは俺のスマホを羨ましそうに見つめた。


「買うか。スマホ」

 動物惨殺の事件を気にして言うワケじゃないが、コイツを放し飼いにするのは心配だ。

 書類が突っぱねられるのは目に見えているし、ここに居るあいだだけでも俺の名義で電話の契約をしたほうがいいだろう。

 もちろん、料金は自分で持ってもらうが。


「ホントーデスカ!? ヤッター! ヘンシューチョー大好きデス!」

 ミラカが抱き着いてきた。

「騒ぐなって。他のお客さんに迷惑だろ」

 俺は少し恥ずかしくなった。


「大丈夫だよ。もう他にお客さんは居ないから……」

 ナカムラさんがやってきた。

「あ、ナカムラさん。お騒がせしました」

「オー、マスター! ミラカ、スマホデビューするんデスヨー!」

「よかったね、ミラカちゃん」

「言っとくけど、日本のスマホ料金は安くないからな。無駄遣いすると、あっという間に金がなくなるぞ」


 俺はミラカに注意をする。日本のスマホ代は世界一だとどこかで読んだ気がする。


「そう、料金は安くないね。例えば、喫茶店のジュース代とかも」

 ナカムラさんが俺に向かって伝票を差し出した。


「あっ、しまった。アイツに払わすの忘れてた……」


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