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事件ファイル♯14 甦る思い出! ベーコンパイとトマトティー!(2/6)

 その晩、お店がヒマになった頃合いを見計らって、ロンリーへと顔を出した。


 ナカムラさんはハルナのバイトの件を快諾してくれた。

 むしろ、誰かに頼もうかと思案していたところらしい。


 俺はオッケーが出たことを、ハルナにメッセージで伝えた。


『あざっす。了解っす。見ててくださいね。センパイとミラカちゃんをギャフンと言わせますんで』

 なんで俺たちがギャフンと言わされなきゃならんのか分からんが、まあ仕事に関しては心配ないだろう。


 さて、翌日だ。

 気合バリバリの女子高生は、夏休みだというのにわざわざ学校の制服に、家族で経営してる焼き鳥屋『トリくびまいく』のエプロンとバンダナを身に着けた姿で現れた。


「どうっすか、センパイ?」

「いや、どうって言われても……」

「華の女子高生っすよー。制服っすよー。女子高生喫茶ロンリー!」


 そう言いながらハルナは長めのスカートを手でつまんでひらひらさせた。


「なんだか、いかがわしいなあ」

 ナカムラさんが笑う。


「大体、なんで焼き鳥屋のエプロンなんだよ」


「そりゃ、宣伝っすよ。お客さんにはついでにウチで晩御飯食べてってもらうんです。ということでマスター! 本日からしばらく、よろしくお願いします!」

 ハルナがお辞儀をする。


「うん、ハルナさん。よろしくね」

 ナカムラさんも丁寧にお辞儀を返した。


 さて、陽が高くなるにつれて、涼しい喫茶店の席が埋まり始めた。

 ハルナは焼き鳥屋で鍛えた接客技術とカンのよさで、テキパキとナカムラさんの仕事を手伝っている。

 “トリくびまいく式”の挨拶こそはおしゃれな喫茶店と釣り合ってないが、お客さんからの反応は上々のようだ。


 客はときおりハルナがサイトに出演してることに気付いて記念撮影などを求められていたが、本人はまったく普段通りのノリでピースサインを決めていた。

 俺はノートパソコンを持ち込んで、座席から聞こえてくるおしゃべりに耳を傾けつつ仕事をした。


 余談だが、最近はオカルト関連、事件関連で記事を書いて欲しいという依頼がそこそこ舞い込んでくる。

 名前も売れて、悪名は過去のこととなりつつある。


 はて? 名前が売れたのは結構だが、カメラマン役が多いとはいえ俺だってサイトに顔出しをしてるハズだよな?

 しかも、今日だけでなく昨日もフツーに店内に居た。

 俺にサインを求めたり記念撮影を求める人が現れないのはオカシイのではないだろうか?


 なんてしょうもないコトを考えていたら、ミラカからメッセージが届いた。


『編集長、お昼ご飯ができました』


 今はまだ午前十一時前だ。俺はメッセージをナカムラさんに伝える。


「じゃあ、ハルナさん。ちょっと早いけど、休憩行ってきてくれる? 戻るころには忙しくなってると思うから」

「うっす! いやー。喫茶店もなかなか大変っすね。ウチは狭いんで、移動距離が違うなあ」


 ロンリーはうちの事務所同様、小さいとはいえビルのワンフロアをまるまる使っているため、かなりの面積がある。

 カウンターの客はナカムラさんが相手をしているが、テーブル席の奥も目立たないために需要のあるポジションだ。

 ハルナは手があいた時にはお客さんへ水の補給ついでに雑談や撮影に応じたりしつつも追加の注文を取ったりもしており、商売に余念がない。


 ナカムラさんには「別にそんなにマメにしなくてもいいよ?」と言われていたが「気遣いとトーク力は美容師にも必須ですから」と殊勝に返していた。

 「おしゃべりに集中したい客の邪魔をするな」の意味もあったのかもしれないが、ハルナと絡む客は誰も一様に楽しそうなので、俺も余計なことは言わないでおいた。


 それから俺とハルナは、ミラカの用意する昼食を食べるためにコソコソと二階へと上がった。


「ふたりとも、遅いデスヨ。お料理が冷めちゃいマス」

 台所ではミラカがプリプリ怒っていた。

「そんなこと言われてもな。言われてすぐに抜けられるもんじゃないだろ」

「それはハルナちゃんだけデス。編集長まで待たなくてもいいデス」


「メシはみんなそろって食うもんだろ。で、今日のランチはなんだ」

 見れば分かるのだが、ついつい訊ねてしまう。

 テーブルの上には縦長のパイ。刻んだベーコンと、アスパラが乗っている。それからサラダと赤いスープ。


「ベーコンパイだ!」

 ハルナが声を弾ませる。


「ナカムラさんから教わったのか?」

「違いマス。教えてもらえなかったので、食べて覚えマシタ」


 秘伝のレシピ的なヤツだろうか。

 昨日出してもらったときは、おままごとの思い出がくっついていた。

 手を合わせ、ベーコンパイをかじる。

 サクリと軽快な音とともに生地の層が圧縮され、パイ独特の抵抗感が歯に伝わる。

 ベーコンの脂がアスパラに染みており、噛むとコリコリという食感とともに溢れ出てくる。


「美味しい! うがー! 美味しい!」

 ハルナが眉を寄せうめく。


「なんだ、ウマいって言う割には不満そうだな」

「あたしもパイ作りたい」

「作ればいいじゃないか」


 俺はスプーンを使って赤いスープをいただく。

 酸味と旨味。トマトコンソメスープだ。これはたまに出される献立だが、パイとの相性が抜群だ。


「ウチは家族の食事じゃ、手間の掛かる料理やらないんすよ。そーゆうのが食べたいときは外で済まします。逆に、焼き鳥は外では絶対食べない!」

「へえ。ウチの焼き鳥が一番ってか?」

「一番だとは思ってますケド、味がよそに引っ張られないようにするためっすね。なんだかんだヨソにもおいしい焼き鳥はあるんで、マネしたくなったりしないように。ウチはウチの味を守る、ってのが父親の口癖っす」

「なるほどなあ。骨の髄まで焼き鳥一家だな」


「別にあたしはそんなんじゃないんすケド……」

 ハルナはパイの大きな塊を口に押し込んだ。

「いいと思うがなあ。職人って感じがする」


「ヘンシューチョー」

 あっちからも不満そうな声。


「なんだ?」

 俺が訊ねるも返事はナシ。ミラカはため息ひとつ吐くと「美味しいデスカ?」と訊ねた。

「おう。食べて覚えたにしては上手く再現できてる。ベーコンだけちょっと負けるかな。あっちは薄切りでも味がしっかりしていたし、カリカリに……」


「ベーコンは冷蔵庫にあった安物デスカラ」

 ピシャリと俺の批評が打ち切られる。


「お、おう。スマン。ウマいよ。ウマい」

 パイをかじり笑って見せる。だが、ミラカは目を合わせてこなかった。


 まったく、気難しい料理人たちだ。


 食事を終えて喫茶店に戻ると、すでに昼食に訪れた客で席は半分以上埋まっていた。

 俺は午前と同じように、仕事をしながら店の様子をうかがう。

 長く居座る客のおしゃべり、勉強する学生。

 客が客を呼んでいるのか、外を歩く人が足を止めてウィンドウで中を覗き、わざわざ引き返して入店してくるパターンまである。

 呼び出しベルや、入り口のドアベルが鳴り止まない。

 料理やコーヒーに対して「美味しい」という感想も聞こえてくるし、固定客も増えるんじゃないだろうか。


 時間が経つにつれて空席が消えていく。

 邪魔になりそうだし、ひやかしは引き上げるか。


 そう思った時、窓から店を覗く人物を見かけた。

 たまに昼下がりにやってくるジイさんだ。

 整えられた短髪とヒゲをシルバーで統一して、シャツにチョッキ。数少ない閑古鳥時代からの常連。


 彼はしばらく店を覗き、それから背を向けて帰っていった。


 俺は彼の背中を見送ってからナカムラさんを見た。

 彼はホットサンドをこしらえている。ジイさんには気づかなかったようだ。


 もしも、初めからこれだけの客入りがあったとしたら、俺もここに居つくことはなかっただろうな。


 ちょっとセンチメンタルな感傷に浸りつつ、いち客として機械的な勘定を済ませて出口へと向かう。


 すると、ウィンドウの前にまたも人の姿が映った。

 今度はシルバーではなく、ゴールドだ。


「コイツ、何やってんだ……」

 ミラカが中を覗いている。


 麦わら帽子を被って、いつもの白いブラウスと黒いスカート。

 いちばん彼女らしい(・・・・・)コーデ。午前は違う服装だったハズだが。


 ウインドウの前を歩いて往復したり、くるりとひと回りしたり。


「あっ! 見て見て! あれ、ミラカちゃんだよ! やっぱりこのお店に来てたんだー!」

 窓際の席の若い女性が声をあげる。

 声に釣られて他の席の人もミラカに気づきだした。


 ミラカは女性客に向かってキバを見せてサムズアップを送っている。


 下に降りてくるなと言っておいたのに。

 案の定、店内は大混乱だ。席を立ち、窓際に寄ってくる客がスマホを構える。

 俺は早足で店を出るとミラカの両脇を抱えて、引きずり退散させた。


「アホかお前は! そんなことをしたら店が余計忙しくなるだろうが」


「へッ。編集長がハルナちゃんばっかり構うからいけないデス」

 鼻で笑ってのたまうミラカ。


「やきもち妬いてるのか? 俺はアイツがナカムラさんに迷惑を掛けてないか気になってだな。それに、お互いに仕事をしてるから構ってるヒマなんてないぞ」


「……やきもちじゃないデス。ヒマなだけデスー」

 口を尖らせるミラカ。


「なおさらタチが悪いわ。お前がヒマを潰した分、店がえらいことになるぞ。ナカムラさんに迷惑を掛けるな。ハルナでさえ手伝ってるのに……」

「ブゥー! ミラカもウェイトレスさんしたいデス! 編集長のウンコ!」

 ミラカは罵声を浴びせるとアカンベーをして二階へと駆けていった。


 最近、彼女はワガママが過ぎる気がする。

 ハルナやヒロシ君が言う通り、甘やかしすぎたんだ。

 俺はアタマを掻く。スマホが振動した。


『編集長のウンコ!』

 ウンコのイラスト付きのメッセージ。


 スマホを見たついでに、ふと気になり、SNSでミラカやロンリーのことを検索してみる。

 すると、やはりついさっき撮ったと思われる写真や、『喫茶店で金髪美少女に会えるかも!』みたいな書き込みがヒットした。


 これはマズいことになるような……。


 心配は的中。


 ランチタイムを過ぎてティータイム。喫茶店には空席待ちが発生するような状況になった。俺もとうとう自分の仕事はほっぽり出して、労働力を無償提供するハメとなった。

 ナカムラさんも食材が足りなくなって、調達しに出かけて行った。

 俺には飲食店の勤務経験はない。

 食事を運ぶのひとつとってもバランスが難しいし、座席には一応番号が振ってあるものの、どこが何番だかも分からない。

 こっぱずかしいので詳細は省くが、小さなミスを連発だ。

 戻って来たナカムラさんは逆に俺に謝っていたが、悪いのはこっちだし、多忙の原因もミラカだ。


 ハルナも完全にお仕事のスイッチが入ってるらしく、俺のしくじりを茶化しもしないどころか、短いあいだに修得したコツまで手取り足取り教えてくれた。

 なんとか簡単な仕事にも慣れ始めたとき、また窓の外にバカ娘が出現する。

 今度はメガネの少年付きだ。ヒロシ君は窓越しに俺へ謝るジェスチャーをしていた。

 また店がざわつく。意外とヒロシ君も憶えられていてウケがよろしい。


 一方で俺は「店員さん」としか呼ばれていない。

 なんてことはどうでもいい。


 ミラカが二度も姿を現したせいか、粘る客が増えて仕事は減ったものの、暑い中外で待たされてる客にナカムラさんは謝らなければならなかった。


 帰ったらお説教だ。カンベンならん。

 ミラカは一旦は姿を消したが、またいつ現れるとも分からない。

 今度はユイコさんでも連れてくる気じゃないだろうな。


 あの人も一度、サイトに写真が載っている。

 花火のときのものだけだから、服装や雰囲気が普段とは一致しないだろうが、彼女はコスプレ趣味がある上に、意外と悪乗りをするタチだから心配だ。


「すみませーん、注文いいですかー?」

 お客さんが呼んでいる。

「はい、今行きます!」


 考えてる余裕はない。とにかく、仕事に集中だ。


 結局、その日はもうミラカは現れなかった。

 どこかに遊びに行ったのか、俺が喫茶店業から解放されて戻ると、事務所はもぬけの殻だった。


 晩メシをどうするか考えなければならないので、ミラカへメッセージを送るも、返事ナシ。


 しばらく待っていると、仕事を終えたハルナがやって来た。

 店の材料がまたも尽きたため、今日は早々に閉めてしまったらしい。


「いやあ、大変でしたよ。でも焼き鳥屋と違って新鮮でよかったっす!」

 ハルナは茶封筒を手にご機嫌だ。


「助かったよ。仕事中は世話になった」

 俺はハルナに茶を出す。

「いえいえ。センパイも慣れないお仕事お疲れさまでした」

「おう、ありがとう」

 仕事のミスを思い出し頬を掻く。


「でも、一個だけ気に入らないコトがあります」

 ハルナが表情を歪める。


「なんだ? ミラカか?」


「え? そういえば来てましたね、ミラカちゃん。そうじゃなくって、カップルっすよ。カップル! 意外と学生カップルみたいなのが多くてムカつく!」

 ハルナは両腕を振り上げて「爆発しろ!」と言った。


「なんでだろうな。オカルトから派生してる客なら根暗のおひとりさまか、陽キャグループが多そうなんだが」


「あー、それは多分、近所の神社が縁結びでちょこっと名前が知られてるからじゃないっすかねー。そのついでのお客さんっぽいのも多かったっす」

 茶をすするハルナ。

「初耳だな」


「そーなんすか? あたしらのあいだじゃ、けっこう有名っすよ。ほら、これ」


 ハルナが紐が結ばれた小さなピンク色の袋を取り出す。

 金色で“恋愛成就”の文字。


「お守りか。なんだハルナ。絶賛片思い中か?」

「ナイナイ。出会いが欲しくて持ってるんです」

 ちょっと茶にむせながら言うハルナ。


「カタ高は共学だろ? 半分は男子じゃないか」

「えー。なんか高校の男子って子供っぽくてピンとこないんですよね。ワンチャン先生もアリかなって思ったこともあったんすけど、よさそうなのが春でヨソの学校に行っちゃって、オッサンだけになっちゃったし」


「生徒と教師はアウトだろー」

 俺は笑う。

 よくある話といえばよくある話だ。俺が高校生だったころにもそういう事件があった。

 もっとも、こちらは言い寄ったのが男性教諭で、彼への返事は生徒からではなく、急な転属を持って返されたのだが。


「アウトはアウトで燃えるモンなんじゃないんすか? オトナってそういうイメージ。歳の差とか人の恋人を盗っちゃうとか」

「歳の差はふたりの勝手だと思うが、後者は苦手だな」

「えー! 微妙に矛盾してません?」

「してないしてない。生徒と教師は倫理的にアウトだろ? ヒトのを盗るのもそうだ。俺はそういうこと言ってんの」

「お堅いなあ」

 うなるハルナ。


 しばらくおしゃべりをしていると、ミラカが帰って来た。

「タダイマー」

「おう、おかえり。晩飯どうする?」


「バーガー行ってきマシタ」

 ゲップをするミラカ。


「マジかよ。メッセージ送ったんだぞ」

「アー、ヒロシ君とおしゃべりに夢中で」


「待ってたのにな。じゃあ適当に食うかな」


「待ってマシタカ。仕方ないデス。カップ麺でも食べてクダサイ」

 ミラカは、ちらと俺の向かいに座るハルナを見た。


「ミラカちゃんおかえり。バイトしんどかったー!」

「お疲れ様デス。ハルナちゃん、めっちゃ人気デシタネ。ミラカもウェイトレスしたいデス」


 俺は要求をスルーしながら台所へ向かう。

 久々のカップ麺も悪くない。


「もういっそミラカちゃんもいっしょに働こうよ。どうせ来てるのバレちゃってるんだし、おんなじじゃない?」

「デスヨネー! ミラカもウェイトレスさんシマス!」

「ナカムラさんに言っとくよー。喫茶店楽しいよ」


 ミラカはどうせこれを狙っていたんだろう。

 これ以上揉めるのも御免だし、好きにさせよう。

 店はマジで忙しい。責任を取るついでに、身をもって知るがいいさ。


「ま、俺はパスだ。お前らに任せるよ」


 湯を注いですぐに混ぜ始める。今日は堅めが食いたい。


「センパイからもお許しが出たね。大丈夫ですよ。センパイの力なんて無くても、あたしらふたりで切り盛りできますから。むしろ、ナカムラさんが店を放って旅行に行けるまである」

「なんかバカにされてるような気もするが。でも、ナカムラさんに休みをプレゼントするのはアリだな」


 この調子だと海外旅行なんて行けやしないだろう。

 お客が定着したら、今後は気軽に店を閉めることもできなくなる。



「わかるわ~。俺かてそう思うわ~」

 唐突に割り込む声。俺はカップ麺を噴き出した。



「えっ!? ヤクザの人だ! どっから来たの!?」

 ハルナがソファから立ち上がり敬礼をする。


「玄関からカギ開けて来たんやで」

 はい、ご存知。現れたのはビルのオーナーのフクシマだ。

「ナカムラさんは大忙しで趣味の旅行にも行かれへん。ほんま可哀想やわ。ちゅーわけで、明日からは優しい俺が他にも人手呼んで手伝うことにする。ナカムラさんにはどっか海外……メキシコかソマリアにでもバカンスに行ってもらおか」


「マジかよ」

「マジもマジ。こんなもんも用意してもうたわ」


 白スーツサングラス男はアタマに長ーいコック帽を装着した。

 それから、同じものをミラカやハルナのアタマにも被せた。


「ラブリー! オーナーもいっしょに喫茶店シマショー!」

 ミラカが喜ぶ。


「お客様がたに、フクシマワールドの一端をお見せするでえ」

 うさんくさい男が怪しげな笑いを浮かべた。


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