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日常の変化

俺は歩いていた。ただそれだけだった。顔をあげると女子が横断歩道を歩き始めていた。それと車の漠騒音が聞こえてきた。振り向くと車が物凄い早さで向かって来ていた。声を出そうとしたが車はもう来ていた。

「あっ。」

声は出た。だが目の前で事故が起こる。そう思ったとき、急に車が目の前に来ていた。嘘だ。嘘だ。嘘だ。嘘だ。嘘だ!その時はなん分にも感じた。車に跳ねられたら既に地面に叩きつけられていた。身体中が痛かった。声もでない。声をかけられていたでも、うまく聴こえない。何を言っているのか。

「・・・」

起きると学校の教室に居た。俺、寝てたのか。

「よぉ、復活したか。ケーイジ。」

「あぁ、おはよう。」

「フッ、この俺が邪心の目で・・・」

こいつは、友達で隣の席の佐藤一希分かるように中二病だ。

「で、どうだった相手は?」

「私の魔剣が出るまでもなかったな。」

たまに話に付き合ってやっている。

「そうだ!貴様に用があるといっていた女がいるぞ。ケーイジよ。」

「健二な。」

教室の外に出ると栞奈さんが居た。

「どうも。あの用って何ですか。」

「昨日の事でお礼を。」

「そんな、昨日あんな素晴らしいお礼をもらったのに。」

メアドもらったけどいれてなかったなケータイに。家に帰って入れなきゃ。

「でも、命の恩人ですし・・・」

「そんな、たいした事じゃないですよ。」

ウーム少し厄介だな。このまま行くとお礼の話にいくだけだ。何か新しい話の内容を。お礼ってあんま好きじゃないんだよな。

「そうだ!今度家に来ませんか?」

えっ!

「えっ!」

「何か問題がありました?」

「と、とんでもない!是非行かせて頂きます!」

やったー!家に行る!

「じゃあ、日時が決まったらメール送ります。」

「はい。わかりました。」

「また、あとで。」

「はい。」

やったー!最高だ!また、この世界に戻って正解だった!神様っているんだなー。

「席についてくださーい。」

2の3担任の新木奈乃先生が声を小さめに出す。

それと同時に皆が席に座る。

「何かあんの?」

「フッ、いずれわかる。」

「今日朝に言っていた、転校生が来ましたので自己紹介してもらいます。どーぞ。」

先生がそう言うと入ってきたのは3人の女子だった。一人は見覚えがあった。あの神様?だった。

「では、左の人から。」

頷くと一歩前に出た。

「私は神奈川県から来た渡辺楓といいます。よろしくお願いします。」

見た感じ物静かだな。

「どう思う?」

「なにも感じない。」

「・・・そっか。」

珍しい。何も感じないのか?いっつも魔術師だとかいうんだが。

「だが・・・」

「ん?」

「何か感じる・・・人じゃない感じがする。」

「えっ。」

こいつは昔から霊感だけは凄いんだよな。でも、霊感あったとしても人だろ同じような霊感持っているのか?

「では、次の人。」

「私は神奈川県から来た目黒恵といいます!よろしくお願いします!」

元気だな。あまりスポーツ系なのは好きになれないな。

「・・・」

横では顔を険しくした一希が居た。

「おい、どーした?」

「奴は魔王の血の臭いがする。」

少しでも悩んでるのかと思った俺がバカだった。

「へ、へー。」

「奴に気を付けろ。」

「うん、分かったよ。」

「では、最後の人。」

そして、俺は見覚えのある一人を見ていた。

「外国から来ました。斉藤愛美と呼んで下さい。」

ん?おかしい、あんな感じがしていた神様?だったか?いや違うもっと馬鹿な感じだった。

「では、三人は後ろの空いてる席に適当に座って下さい。」

こうして、転校生が来てガヤガヤとお昼まで過ぎた。

「いくぞ、闘いの所へ!」

「購買の事だろ。今日はいいよ。」

「まぁ、少しの休憩も必要だな。」

というとすぐに教室から出ていった。毎日購買生活はお金なくなるしな。

「パン食って寝るか。」

鞄から焼きそばパンを出して食べ始めた。

「ごちそうさまでした。」

あー、食べた食べた。寝るかな。

と、寝ようとしたとき背中を叩かれた。

「はい?」

振り向くと楓さんが居た。

「少しいいですか?」

「はい、いいですよ。」

どうしたんだろう?俺は今日一回も喋ってないぞ。

着いていくと体育館の裏に来ていた。

「用って、何ですか?」

すると楓さんは御札を投げていた。

「えっ、何ですかこれ?」

すると、楓さんは鞄から御払いに使うような数珠を出していた。

「質問します。あなたは人間ですか?それとも妖怪ですか?」

急に非現実的な事を言い出した。

「何を急に、なんの根拠があって・・・」

近づこうとすると体は宙に浮き体育館の壁に吹っ飛ばされた。

「っ!」

痛みに耐えられず立っていられずに。地面に倒れた。

「二度も同じことを言わせるな。」

なんなんだ急に!俺は人間だ!

「黙秘か。なら正体を暴いてやる!」

すると、何かの玉を取り出した。

「行け、私の守護神よ。」

すると、玉から鎧を着た騎士が出てきた。

「なっ、何だよこれ・・・」

騎士が剣出して喉に剣を突き付けられると何故か冷たい感じがした。

「見えていて、感じているのか私の守護神を。だが、もう終わりだ。」

騎士は剣を振りかぶって俺を斬ろうとしたその時、誰かが庇ってくれた。見ると同じような鎧を着た騎士がもう一人いた。

「まったく、何か感じると思ったらお前かケーイジよ。」

そこには一希がいた。

「一希!」

「ちっ!馬鹿な!」

楓はかなり焦っていた。

「フンッ、まだまだ弱いな。本気を出すまでもないなっ!」

一希の騎士が楓の騎士を押し返した。

「な、何が起きてるんだ!一希!」

「少し、集中する。そのまま動くなよ!」

すると騎士たちは間合いをとって構えていた。

俺はただ、動くなよという命令に従うしかなかった。





呼んでくださった方ありがとうございました。少し名前の説明をします。楓←『かえで』といいます。一希←『かずき』と読みます。恵←『めぐみ』と読みます。先生は奈乃←『なの』といいます。愛美←『あいみ』といいます。

よく分からない事がたくさんあると思います。ご了承下さい。

少し闘いの内容を入れてみました。どうでしたか?気に入って下さると幸いです。よければまた読んで下さい。

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