二話:登校後の悲劇
更新ペースが尋常じゃなく遅くてすいません(T_T)
ですが頑張って書くので応援、宜しくお願い致しますm(_ _)m
もう間に合わないどころかとっくに遅刻なのだが、これは遅刻したことに対する罪悪感か何かがはたらいているのだろうか、何故か全力疾走で必死に学校に向かっている俺である。
すると、毎朝友達と待ち合わせている曲がり角に人影が見えた
「どうしたんだよ?、今日はやけに遅かったな。まったく、僕がどれだけ待ったと思ってるんだよ」
なんと、大遅刻にも関わらず俺の小学校からの友達、
田中昌也が待っていてくれた
「それにしても、お前は良い友達を持ったな、こんなに遅刻しても待ってるような友達思いのやつ今の時代じゃ滅多にいないぜ」
「おう、ありがとう!やっぱりお前は俺の最高の親友だ!」
しかし、俺はこの素晴らしき友情に感動している最中、いくつかの不審な点に気付いた
「あれ、お前今日やたら寝癖ひどいな」
慌てて髪を抑えつけながら
「ああ、これ?今日はちょっと新しい自分を演出してみたくなってな」
よく見ると昌也の顔はかなり窶れていた
「それにしても、お前やたら眠そうだな目にスゲー隈ができてるぞ」
いきなり、極端な猫背にしてポケットに手を入れながら
「ああ、これ?某死のノートの甘い物マニアの真似だよ、賢くなれるかなぁと思って」
ぐ〜〜〜っ、とこれでもか!と言うようなデッカイ腹の音が聞こえた
「スゲー音だな、お前朝ごはん食べてないのか?」
「ああ、これ?これは別に寝坊して時間が無かったからとかじゃなくて、えーと配給制?うちのご飯昨日から配給制で配給キップがないと食べられないんだよ」
「…お前、殴っていいか?」
そんなこんなでボコボコになった、【ただの】友人Aと共に白昼堂々と教室に入って行った
ガラガラガラっ、
「皆、おはよう!」
シーーン
今は保健体育の授業中だった、つまり教室に居るのは、どの学校にでも1人は居るようなコワモテでマッチョでどうでも良いようなことにも怒鳴り散らす、そんな体育の先生のイメージをそのまま具現化したような人物、剛田正一である。
「お前達は先生をなめてるのか!!」
ドゴッバキッボキッ!
そんなこんなでボコボコになった友人と俺は登校と同時に保健室送りにされたのであった