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その少女は異世界で中華の兵法を使ってなんとかする。  作者:
第11話 行簒篇=えこひいきせず、人びとの負担を軽くする
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その2(全2回) テロリストの襲撃は、突然やってくる

「これはきっとイチマツ宰相(さいしょう)のもくろみよっ!」


 ハナ皇姫は、興奮していた。


 ここはフミト皇太子の私室。ハナ皇姫は、兄のところに遊びにきていた。


「おちつけ。証拠もなく、めったなことを言うものじゃない。政治的なトラブルに発展しかねないぞ」


「そうなったほうがいいわよ。公の場で、あいつをキッチリ弾劾(だんがい)してやるんだから!」


「とりあえず、そちらの線も調べてはいる。だから興奮するな」


「ふんっ」


 ハナ皇姫の鼻息はあらい。


「だいたいフミトお兄様も、臆病すぎるのよ」


 言われてフミト皇太子は苦笑いする。


「この機会に罪をイチマツ宰相に押しつけ、たたみかけるように処罰してしまえばいいのよ。――政敵に罪をかぶせて追い落とすなんて、宮廷での政争では、昔からよくあることでしょ」


 ニヤリとするハナ皇姫。


「おまえは、こわいことをサラッと言うな。宮廷人として将来有望と言うか、末恐ろしいというか……」


「とりあえず、ほめ言葉として受け取っておくわね。ふふ」


「ともあれ、あれでイチマツ宰相も、陛下の大切な臣下のひとりだ。もし反省と改心を望めるのなら、それを期待したいと思っている。気に食わないから粛清(しゅくせい)というのは、あまり好ましくない」


「ふっ、フミトお兄様も、甘ちゃんね。そんなだと生き残れないわよ――」


 ハナ皇姫は、あきれている。


「――まあ、そんなだから、兵士や臣民から慕われるのかもしれないけど。でも、もっとシッカリしないと、宮廷では生き残れないということだけは覚えておいてよね」


「ありがとう。できるだけ気をつけるよ。だから、おまえも短気を起こすなよ。わかったか」


「フミトお兄様にも迷惑をかけられないし、今回はおとなしくしておいてあげるわ」


 しかし、これですなおに引き下がるようなハナ皇姫ではない。


 その足で、クリーのアパートを訪問した。


「クリー、今、暇?」


「えっと、とくに呼び出しはうけてない……」


「だったら暇ね。ショッピングに行こっ♪」


 すると、護衛隊長が口をはさんだ。


「姫様、今は状況が状況ですから、安全な場所でおとなしくしておくべきかと」


「安全な場所にいればいいの?」


「さようでございます」


「だったら、どこに行っても安全よ」


「?」


「だって、あなたたちって、帝国で一番の特殊部隊に所属しているんでしょ?」


「え、ええ、まあ……」


「帝国一の精鋭に護衛されているんだから、どこに行っても安全じゃない」


「いや、しかし……」


「それとも、護衛に自信がないの? だったら、特殊部隊の隊員としてふさわしくないわ。即刻、辞表を提出すべきね」


「……」


 護衛隊長としては、ハナ皇姫の反省をうながすため、辞表をたたきつけ、威嚇(いかく)するという選択肢もある。


 しかし、ハナ皇姫の場合、辞表をたたきつけられると、これ幸いとばかりに喜んで受け取り、護衛なしでショッピングに出かけていくだろう。さらに危険度が高まる。


 とんだ「じゃじゃ馬」姫様だ。


「わかりました。われわれが全力で護衛いたしますので、お出かけください。ただし、お出かけになられましたら、われわれの指示に従ってください。護衛上の必要がありますので」


「わかったわ。ありがとっ♪」


 ハナ皇姫は、うれしそうに護衛隊長の手を取り、ぶんぶんと勢いよく握手する。


(無邪気というか、警戒心が足りないというか、いやはや)


 護衛隊長は、苦笑いした。


「というわけだから、クリー、これに着替えて」


 護衛役のひとりに持たせていたトランクを受け取り、その中から春らしい明るい柄のワンピースを取り出して見せる。


 トランクの中には他にも、かわいらしいカーディガンやソックス、パステルカラーのシューズなど、あからさまに女の子っぽい衣装がつまっている。お花のアクセサリーまであった。


「……え、あの……」


 とまどうクリー。


「ほら、軍服なんて着ていたら、目立つでしょ。さっさと着替えるわよ」


「……あの、でも……」


「つべこべ言わないの」


 そう言いながら、ハナ皇姫は護衛役たちに命じた。


「ほら、女の子が着替えるんだから、あなたたち、ちょっと外で待ってて」


「「「は、はい」」」


 護衛隊長をはじめ、護衛役たちは、あわてて室外に出た。


「ふぅ。やっと邪魔者もいなくなったわね」


 ハナ皇姫は、ぽつりと言った。


 そのままクリーに真剣な目を向ける。


「というわけで――」


 ハナ皇姫は、声を小さくして言う。


「――テロリストを見つけ出して、イチマツ宰相のしっぽをつかまえたいの。協力してもらえる?」


 目を丸くするクリー。


「でも、危ないから……」


「そうね。たしかに危ないわね。でも、あのときクリーは言ったわ――」


 いつになく真剣な表情でハナ皇姫は語る。


「――“帝国がなければ、自分の命はなかった。だから、帝国のために命をなくしても悔いはない”って。それを思い出すたびに、あたしは情けなくなるの。皇族なのに、帝国のために貢献できてないって。だから、あたしも命をかけたい。それに……」


 ハナ皇姫は、苦笑いする。さみしそうにも見える。


「ほんと迷惑だと思うけど、あたしの友だちって、クリーしかいないじゃない? だから頼める相手というか、頼れる相手がいないから……。あ、でも、イヤなら断って。ぜんぜん大丈夫だから」


 クリーを見つめるハナ皇姫。そのまなざしは熱い。


「わかった」


「きゃあ、ありがとーっ!」


 ハナ皇姫は、思わず興奮して、クリーにだきついた。


 まもなくクリーの部屋の扉があき、中からハナ皇姫と、それに遅れてクリーが姿を現した。2人もおそろいのワンピースに、カーディガンをはおっている。柄は違っているが、デザインは似ている。


 いちおう春とはいえ、夕方には冷えてくるのでレギンスもはいておいた。足もとは春色のソックスにシューズという装いだ。


 こうして2人がおそろいの服を着てならぶと、ハナ皇姫のほうが背も高く、胸もふっくらしているので、ハナ皇姫はお姉さんで、クリーは妹のようにも見える。


 しかも、クリーは、恥ずかしがってモジモジしているので、なおさら幼く見える。


「似合うぞ」


 アルキンは笑顔で言った。


 このときアルキンは、護衛隊長と一緒にリビングにいて、ハナ皇姫のショッピング中の護衛について、打ち合わせているところだった。


「……う、うん……。ありがとう……」


 クリーの顔は真っ赤だ。


「じゃ、さっそく出かけるわよ」


 ハナ皇姫はショルダーバックを肩にかける。クリーにも似たようなショルダーバックを差し出した。同じ花柄のデザインだが、色は微妙に異なるようだ。


 クリーの顔は少し曇っているようにも見えた。受け取る手がためらいがちだ。


 ――手が少し震えている?


「どうしたの?」


「え、あ、ううん、なんでもない……」


 クリーは引きつったような笑顔で(こた)えた。


 ――ちょっと昔のことを思い出しただけ。


 だけど、関係ないから言わない。それが今のクリーだ。


 手にギュッと力を入れながら気をとりなおし、とりあえずショルダーバックを肩にかける。


「まあ、クリーは男勝(おとこまさ)りだから女子っぽい格好(かっこう)は恥ずかしいのかもしれないけど、自分が女の子だって自覚を忘れてはダメよ」


 ハナ皇姫は大まじめに言った。


 じゃじゃ馬の分際で、どの口が言う?


 そんなツッコミもきそうだが、ハナ皇姫に自覚はない。それにクリーも気にしていないようだ。


「う、うん。……ありがとう」


 すなおに応じていた。


 ハナ皇姫は、クリーの手をとって通りに出た。


 アルキンと護衛隊長が、ちょっと離れたところから、目立たないように尾行する。まわりには、護衛役や百人隊の戦士たちが、私服を身にまとい、遠巻きに囲んでいた。


 人数だけを見ると、大げさな護衛だ。


 さらに城塞都市(エンガル)の警察本部にも、念のために連絡をしておいた。もちろん、フミト皇太子にも連絡は入れてある。


「まあ、室内にこもっていても、あの妹のことだから至らぬことを考えるだけだし、外出して気分をまぎらしてくれたほうがよいだろう」


 フミト皇太子は、外出に同意した。


 ハナ皇姫が向かったのは、商業地区だった。若い人向けから、高齢者向けまで、いろんなショップがある。城塞都市(エンガル)は、12万人くらいの人口があるので、商業地区はけっこう繁盛(はんじょう)していた。


「テロリストがねらうのは、軍事施設でなければ、人の集まる商業施設って、相場が決まってるわ――」


 ハナ皇姫は、自信たっぷりに言った。もちろん護衛役たちには聞こえないくらいの声で。


「――でも、軍事施設のまわりをうろうろしていたら、すぐにフミトお兄様にばれる。だから、あたしたちは商業地区を捜査するの」


 それがハナ皇姫の作戦だった。


 しかしながら、テロリストなど、そうそう見つかるものでもない。


 そもそもシロウトのハナ皇姫に見つけられるテロリストなどいるわけがない。そんなテロリストがいれば、テロリスト失格だ。


「はぁ、疲れたわね」


 カフェのテラスで、イスに座るやいなや、ハナ皇姫はぼやいた。


 昼過ぎまでずっと、ショッピングしながら歩き回ったが、テロリストの「テ」の字も見つからない。まあ、あたりまえだが。


 クリーは、商業地区が珍しいのか、キョロキョロ、ソワソワしている。もはやクリーのほうが挙動不審で、不審者のようだ。


 2人は、そこで軽めに遅いランチをとる。


 気づくと、いつの間にやら、周囲の席は、どこも護衛役や百人隊の戦士たちばかりになっていた。


 もっとも、私服姿で、互いに余計な接触はしないので、店員はだれひとりとして「連れ」だとは気づかなかい。


「ではでは、後半戦といきますか」


 ハナ皇姫は立ち上がった。


 クリーも続いて立ち上がる。


 やや遅れて、アルキンや護衛隊長たちも、順次、席を立つ。


 2人はあてどなく商業地区をぶらつくが、テロリストらしき人影はなかった。


「あ、あれって」


 ハナ皇姫が指さす方向には、「交霊術(こうれいじゅつ)」の(のぼり)が立っていた。占いの屋台が見える。


「さすがは辺境の片田舎ね。まだやってたんだ」


「なに?」


「あれは、交霊術っていう占いよ。死者の魂を呼びだして、いろいろと教えてもらうってやつ」


 ハナ皇姫の目が、キラキラしている。


「死者……おばけ? こわくない?」


「うん。だいじょうぶよ。一時期、帝都で流行(はや)ってたみたいなんだけど、いつの間にやら廃れてたんだ。あたしもやってみたかったけど、なかなか許可してもらえなくて」


 年ごろの女の子が占いに興味をもつのは、どこも同じらしい。


「ねぇ、クリー、やってみよ♪」


「……でも、こわい」


「だったら、あたしがやるから、着いてきて。どのみち、このままプラプラ歩いていても、(らち)があかないし。困ったときの神頼(かみだの)みよ」


 ことわざの使い方が、なんか違う気がする。


 でも、ハナ皇姫は気にしていない。クリーの手をとり、ズンズンと占いの屋台のほうに歩いて行き、のれんを分けて入る。


 小さなテーブルの向こうに、しわくちゃで、ひげもじゃの老人がいた。見かけは隠者のように見えるが、目つきはしっかしていた。紳士のような気品がただよう。


「いらっしゃい。かわいらしいお嬢ちゃん方だね」


 老人は、おだやかに言う。


 ハナ皇姫は、テーブルの手前にあるベンチに、どんと座った。クリーも、その横にちょこんと腰かける。


 老人は、老眼鏡をはずして正面を向く。


 と、その途端に驚いた。


「も、もしかいたしまして、姫様でございますか!?」


 ギクッとするハナ皇姫。


 しかし、正体を隠したりしなかった。


「どうして分かったの? ――占い?」


「はい――と答えますれば、わたくしめの占いの評価も高まるやもしれませんが、帝都で何度か、お見かけいたしました」


「そうなの? あなたって実は貴族とか?」


「いえ。姫様は、ちょくちょく馬にまたがり、帝都を駆けまわっておいででした。ですから、帝都にいたことのある人間でしたら、姫様のお顔を知らないほうが不思議ではないでしょうか?」


「そうなんだ。あたしって、けっこう有名人なのね。ははは」


 ハナ皇姫は、ほがらかに笑った。


「ともあれ、正体がバレてるなら、話が早いわ。あなたも、この前の爆弾テロのことは知ってるでしょ?」


「はい。存じ上げております。ひどい事件でありました」


「それで、あたしたちは、その犯人と言うか、仲間のテロリストたちを探しているわけ」


「ほう。それは殊勝(しゅしょう)なことでございます」


「だけど見つからなくて困ってる。だから、占って」


「さようでございますか。では、やってみましょう」


 老人は、手元の道具箱をがさごそとまさぐり、手のひらにのるくらいの小さなガラス玉をとりだした。長さ30センチくらいの(ひも)がついている。


 老人は、その紐をつまんで、ガラス玉をぶらさげる。


「では、姫様、このキレイな水晶玉をご覧ください。わたくしめが今から、水晶玉をブランコのように左右に()らします。姫様は、水晶玉を目で追ってください」


「分かったわ」


 ハナ皇姫はガラス玉を見つめ、老人はガラス玉をぶらんぶらんと左右に揺らす。


 ガラス玉の中は、周囲の景色や光が反射され、輝いて見える。美しい。


 気づくと、ハナ皇姫は、公園のベンチに腰かけていた。隣にはクリーがいる。遠巻きに護衛役や百人隊の戦士たちが見える。


 他にはだれもいない。


 ごつい男たちがわらわらとやってきたので、一般市民たちは警戒して立ち去ったのだろうか。


「あれ?」


 キョトンとするハナ皇姫。


「なに?」


 クリーは怪訝(けげん)そうにハナ皇姫を見る。


「ここって? ――あたし、占いをしてたような……」


「うん。した。終わって、ここに来た」


 クリーの話によると、占ってもらったけど、けっきょく分からなかったらしい。


 ハナ皇姫は、分からなかったのだから代金はいらないと言う老人に無理やり代金を握らせて、クリーを連れて公園にきた。


 そういうことだそうだ。


「え? ――あたし、記憶にないんだけど……」


 なにが、どうしたんだろう?


「ちょっと疲れたみたいね。帰ろっか?」


「うん」


 ピーッ!


 なにやら甲高(かんだか)い笛の音が聞こえた。


 その途端、公園の林の中からコートを身にまとった3人の男がふらふらと出てきた。


 目がうつろだ。ふらふらしながら、ハナ皇姫たちほうに近寄ってくる。


 護衛役や百人隊の戦士たちが、さっと動いて男たちの前に立ちふさがった。


 全員の目が、その3人に集中する。


 ピピーッ!


 再び甲高(かんだか)い笛の音が聞こえた。


 その瞬間、ハナ皇姫の目がうつろになる。そして、いきなりクリーの鳩尾(みぞおち)を力いっぱい殴った。


「ううっ」


 クリーはお腹をおさえながら、気を失い、その場に倒れこんでいく。


 ハナ皇姫は、さっとクリーをかつぎあげると、そのまま勢いよく駆け出した。


 ものすごい速さだ。とても人間業(にんげんわざ)とは思えない。


「クリーっ!」


「姫様っ!」


 アルキン、護衛隊長、それから護衛役、百人隊の戦士たちが、追いかけようとする。


 ところが、その前に3人の男たちが立ちふさがり、ガバっとコートを開く。


 中にはたくさんのダイナマイトが!


「科学と真理のためにっ!」


 3人の男たちは、ニヤッとして、ダイナマイトに着火する。


「退避ーっ!」


 護衛隊長が叫ぶ。その場にいた全員が急いで、近くの物陰や木陰などに飛びこんで伏せる。


 その瞬間、ダイナマイトが炸裂(さくれつ)し、猛烈な爆風が四方八方に吹きぬけていった。


 前回はリュック一杯の爆薬だったが、今回はコートに隠せる程度のダイナマイトだった。そのため、前回よりも威力は小さいように感じる。


 しかし、それでもダイナマイトの破壊力はすさまじい。いく人かの負傷者が出た。


 無事な者たちは、急いで立ち上がり、ハナ皇姫たちを追おうとしたが、すでにどこにも姿が見えない。見失ってしまった。 


全文訳『孫ぴん兵法』行簒


 孫子は言いました。

 兵士を動かし、人民を働かせる道理は、権衡[はかりではかるように公平にすること]にあります。権衡は、賢者を任用し、優秀な人材を採用する方法です。陰陽[時の流れをたくみに利用すること]は、多数を集め、敵と合戦する方法です。

 はかりを整え、おもりを調節し、正確に測定できるようにしてこそ、「ゆきづまらない」と言えます。(このように正確に測定できるようにしたうえで)恩賞をはかり(ある功績に対して、どの程度の恩賞を与えるのが妥当であるのかについて)はかりにかけるのは、それは当たり前であると言っても、(君主にとって)自分の財産も、みんなの財産も、同じものです(君主たるもの恩賞をけちってはいけません)。

 そもそも人民には、命を惜しむけれど金を惜しまない人もいれば、金を惜しむけれど命を惜しまない人もいます。ただ賢明な君主や聖人だけがこれを知っているので、これに留意でき、(命を惜しまない人には命を出させ、金を惜しまない人には金を出させるようにして、人民の負担を減らすので)死んだ人から憎まれることもなければ、奪われた人から憎まれることもありません。これが無窮~

 ~人民はだれもが力をつくし、国内は反乱が起きませんし、外国は侵略ができません。君主の物欲が大きければ、君主から人民の気持ちが離れていきます。そうなれば人民は君主をよい君主とは見なしません。君主の物欲が小さければ、(人民の気持ちが君主に向かっていき)ます。そうなれば君主は世の中のみんなから尊敬されるようになります。

 そうだとしたら、人民が利益を得られるようにすることこそ、君主自身が利益を得る方法です。以上が、戦争に長く持ちこたえる手段であり、戦争している国の宝とも言える手段です。


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