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アシノハラ・タケト
アシノハラ・タケトは、シン帝国の皇位継承第2位の皇子です。フミト皇子とは双子の弟という設定です。
シン帝国の服飾を設定するにあたり、旧「大日本帝国」を参考にさせてもらっています。ですから、シン帝国の人名は姓名の順番で記述しています。(イラストは、シン帝国での文官の伝統的な礼装になります。)
アシノハラ・タケトの場合、「アシノハラ」が姓で、「タケト」は名です。ちなみに物語の世界の国際表記では名姓という書き順となります。ですから、主人公クリーの場合、「クリー」は名で、「ミン」が姓です。
タケト皇子は、皇帝になりたいのですが、双子の兄フミトのせいで、皇帝になれません。シン帝国では皇位継承にまつわるゴタゴタを避けるため、長子相続が絶対原則だからです。皇太子が希望しても、皇位継承を辞退することは許されません。
タケト皇子としては、同じ日に生まれてきたのに、自分が「弟」とされたため、皇帝になれないことで、フミト皇太子を嫌い、奸臣にそそのかされて、フミト皇太子の排除を画策します。




