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237 “紅いキバ”の戦い

地球から遠く離れた【虎族】本星はまだ安息には程遠い。

237 “紅いキバ”の戦い


【虎族】首都星は混乱を極めていた。

【虎族】星系内のにある幾つもの太陽系、それらに“敵”が同時に来襲したのだ。

 絶対的な指導者・虎姫様は全星系の防衛を即断する。

 戦力不足を補うために首都星の直衛艦隊のみならず大気圏内の近衛艦隊も全艦出撃させたのである。

 躊躇い、逡巡などといった単語を虎姫様は持ち合わせていない。あるいは…知らない。

 だが銀河宇宙軍の最大戦力と呼ばれる【虎族】であっても、宇宙戦艦や将兵は無限に湧き出てはこない。

 虎姫様の下知に不安を抱きながらも、漸う戦力配置を終えた【虎族】宇宙軍司令部。

 そこに届いたさらなる急報が彼らを蒼白にする。

【虎族】星系中央部に“敵”の超巨大艦隊出現。

 100年戦争あるいは千年戦争とも呼ばれる“敵”との戦い。その膨大な記録にすら記されたことのない大艦隊の出現。

 数えることすら困難な“敵”艦隊は超巨大な球形陣…惑星の大きさに匹敵する陣形を即座に構築したらしい。

 未だ想像の外たる“敵”の本拠地から【ゲート】あるいは【巨大な眼】を通過してきた“敵”。

 直接に喉元のような星系中央部へと急襲してきた例もない。

常に巨大な数による一方向からの突撃。それが“敵”の攻撃スタイルであり、“敵”や“虫”は災害的な存在でもあったのだ。

 “敵”…“虫”のこれほどまでの戦略的な攻撃は前例がなく、それゆえ対応は遅れた。

【虎族】星系全体への拡散攻撃、それを囮にしての中央突破戦術と策を弄する存在が“虫”の中にいるのであろうか。

 戦略としては単純であるのに、“虫”に知性はないと断じていた【虎族】人類は想定外の状況に無様な対応しか出来ない。

 狼狽える(←虎なのに)あるいは茫然自失する参謀たちを見下した虎姫様は再び即断即決した。

 白虎艦隊のノモゥ・ダベトを“妖精”通信で直接呼び出し、下命する虎姫様。

「ノモゥ、そなたの艦隊で“敵”超巨大艦隊を撃退せよ。」

「虎姫様のご命令、このノモゥ何時如何なる場合でも謹んでお受けいたします。」

「…うむ、理解してくれているのだな。……今より白虎艦隊に31番艦隊の名前も預ける…。」

「・・・・・・我も、我が配下も身命全てこの一戦に捧げいたしまする。」

 【虎族】永久欠番を与えられた。それは万に一つも生還出来ない出撃を意味する。

 そして虎族星域中央部宇宙会戦は激戦となった。


 結果、【虎族】首都星は完全な空白地域となった。それを嘲笑うかのように首都星の二つの衛星近辺に岩石群が突如発生した。

 それは“敵”の惑星攻撃のパターンであった。

 卵状態の“虫”を包んだ卵鞘隕石が大気圏に次々と突入していく。

通常ならば惑星を守護する警備艦隊が即座に集結し、大火力で粉微塵に撃破する。

 それを潜り抜けた卵鞘隕石は大気圏内に辿り着く前に高々度迎撃機が追尾し、完全掃滅する。

だが現在の【虎族】首都星の周囲には待機する宇宙戦艦は存在しない。

 惑星表面の海上から緊急浮上していく護衛艦隊も一隻たりとてなかった。

 “敵”が送り込んだ卵鞘隕石は全てが的確な進入角度と摩擦熱対応を果たし、次々に地表に突き刺さっていく。

 首都星「虎の牙」の中央大陸は“虫”が跳梁跋扈する地獄と化した。

 

 “虫”が集中したのは中央大陸である。そこに二つの首都がある。

 軍都“紅い牙”と政都“蒼いソネット”の2つである

 【紅い牙】には四つの門が存在している。

 “紅い牙”自体は巨大な五芒星型で構成されている。

 あまりにも広大な面積であるため城下に住む市民も都を守る将兵も忘れがちであるが、高々度から見下ろせばゆったりとした星形である。 

ただし、その一角は海に向けて突き刺さっている。通常は海上に並んでいる「虎姫様護衛艦隊」に至る港である。

 そして残りの4つのツノ(三角形の突端部)それぞれがお互いをカバーするように設計されている。

 繰り返すがこの軍都は広大な面積であるため稜堡同士の連携や周辺に設置された半月堡、角堡、王冠堡などの外塁とは相当の距離がある。

 本来は交差攻撃を行うべく、隣接しているはずの稜堡は遠くの彼方にしか見えない。この距離は時間的にも空間的にも失敗である。

 人間の脚力や車輪を使う移動手段ならば。

 重力制御装置により浮遊し、慣性制御で自在に機動する「機獣兵」の存在は戦闘距離の概念を変えた。

 機獣兵にとってはこの稜堡間の距離が指呼の間であるのだ。

 操縦者たちの間では「ツメ(稜堡)とツメ(稜堡)の移動に3分かかるやつは機獣兵乗り失格。」とされている。

 地球におけるリニアモーターカー(東京-大阪間を1時間)と同等以上の性能が「機獣兵」にはあるのだ。

 パワード。スーツの機能はスゴイのだ。


「あ~疲れた。オレはしばらく休むぞーい。」

 甘いマスクに似合う、隙のない服装と身のこなしの人物が疲労困憊した様子でベンチに荒々しく腰を下ろす。

 慌てて従兵が彼に冷たい飲み物と軽食を持ってきた。

 甘くない炭酸。それと野菜スティック。虎出自の人類にしてはゲテモノ趣味に入るかも知れない。

 だが、これが彼のお気に入りだと従兵は事前の調査(先輩からの口伝)で知っていたのだ。

「お前さん、気が利くね。なんて名前だっけ?」

「はい、ルコルと申します。中等部初年兵です。」

 赤い“妖精服”を脱着しないまま、彼は巨大なグラスを一気に空けた。

 芸能人か広報担当軍人のような容姿からは覗えない一級の戦士の身のこなしは素早く、ルコルは目を回す。

 サラダもあっというまに消失した。・・・ただの大食いかもしれない。

「あーオレ、コクピットゼリー食うのイヤな人なんだわ。栄養価は十分らしいけど食べた気がしなくてね。」

「おかわりお持ちします。しばらく待っていて下さい。」

 高級士官、それもアダ名持ちの有名な戦士にしては気さくな人柄。従兵に対して(男女を問わず)いつも温厚な彼は人気が高かった。

 彼の担当従兵を決める際には幾つもの難関があり、当選したルコルは天に昇る心地になったことを忘れていない。

 ルコルが猫のように厨房へと走って行ったのは当然である。

 赤服部隊を指揮して、この基地を守りきった英雄を労うことが出来るのは光栄であるのだから

 従兵が立ち去るや、彼は“妖精”を起動。現在の状況を確認する。

(…この“紅い牙”に“虫”を集中させて政都“蒼いソネット”を守るって虎姫様の作戦は今のトコ機能しているか…。だが、途中の衛星都市は悲惨だろうな…。数日前までひっきりなしだった『援軍を求む』の通信もほとんど途絶か……幾つの街が潰滅したやら。)

 政治の中心都市“蒼いソネット”は先代の虎姫様・現女王が内政を執る都である。

 そこに集まる“虫”を“紅い牙”に誘導するのは良いが、途中にある地方貴族が治める街や村にはろくな戦力がない。

 “虫”の大群の進路上にある都市や街はすべて喰われ尽くされた、と判断するほかなかった。

(ここの4つのツメ「バード」「ワタル」「ユリ」そして「ラン」の状況は……)

 目をつぶり、脳に直接情報を受け入れている彼の姿は、居眠りしているようにも見える。

 追加を持ってきた従兵は音を立てないようにグラスと皿をテーブルに置いたのだが、彼の背後の“妖精”に気付き、目を丸くする。

 通常の“妖精”は丸く光る球状である。だが、彼のそれはオレンジに輝いている。それも2つだ。

 銀河人類が“契約”により手に入れたとされる超・超・超高性能戦闘支援装置=“妖精”。

 その能力なしには重力制御や慣性制御も使いこなせないとされている。

 人類がワープ(?)により他の人類が住まう星系に行き来出来るようになったのも“妖精”の力とされている。

 従兵であるニコルはまだ“妖精”が与えられていない。

 本人の能力の開花によりその日が訪れると聞かされている。

 だが、そう告げた教官や知識指導者たちの“妖精”はこれほど大きくないし、無色透明である。

 ましてや“妖精”の2連星など初めて見た。

「ああ、驚かせたか。ゴメンよ。」

「いえ…イッセ様の“妖精”は2つあるんですね。しかも鮮やかな朱色で…美しいです。」

 手品のように皿から消えていく野菜類と空になっていくグラス。

 太股サイズのグラスを3本や大鍋サイズの深皿2つでは足りなかったかと後悔したルコルは次からは手押し車を用意しようと考えた。

「いや…この色は血の色って言われて凹んだこともあるんだわ。でも今頃「ユリ」で“虫”を磨り潰しているケアイダ様の“妖精”はもっと真っ赤だぞ。数は一つだが、スイカよりデカい。」

 赤服のイッセは軍都“紅い牙”の4つの稜堡のひとつ“ワタルツメ”に配置されていた。

 高速機動戦闘を誇る彼の機獣兵は5mの巨体にも関わらず目にも止まらぬ速度で“虫”の背後を取り、首だけを刈り取っていく。

 「機獣兵」の戦闘可能時間の限界まで刈り取り続けたイッセの“虫”撃墜数は3000を越えていた。

 一度の戦闘で撃破数1000を越える戦士は強壮を誇る【虎族】の中でも指折り数えられる。(問題:虎の指って何本でしょう?)

 ルコル従兵の目は憧れどころを超越している。

 目の前のイッセは既に伝説級の人物なのだから。

「この“ワタルツメ”の機獣兵の配備数が少なくても守り通せているのはイッセ様のおかげです。」

 深々と頭を下げる従兵。彼の行動はこの基地全員の思いでもある。

「ははは、それほどでも…アルけどね…いやいやいや、あのお姉さん“達”の前ではこんなこと言えないわ~。」

 ルコル従兵にはイッセがゾクッと震えたように見えた。


 軍都稜堡の一つ“ユリツメ”。

 その正面には“虫”が万単位で攻め込んできている。

「電磁バリヤーの出力を上げろ!!」

「これで限界です。発電機が保ちません!!」

 中央の立体画面にはバリヤーに飛びかかる“虫”の群れの腹が次々に映し出されていく。

 電磁波が“虫”を弾き飛ばすのだが、そのさらに背後から押し寄せる“虫”の群れが前方の“虫”を盾にして次々に圧力を増やしていく。

「ひっ、」

 軍都中央部から補充された新兵が呻き声を上げた。

 当初は一日を3交代あるいは4交代で回していたが、将兵が次々に倒れていき今では学徒兵すら最前線に配備される状況なのだ。

 経験の少ない彼らの目に映るのは膨大な“虫”の群れ。バリヤーの内側に機獣兵は数機のみ。

 パリン、パリン。

 ガラスか硬質プラスチックが割れるような音が作戦司令室に鳴り響く。

 限界を超えたバリヤーが次々に打ち破られていく音だ。

「ひっ、なっ、なんでバリヤーが割れるのですかっ?」

「昔からそういうモンなんだよ。あとは祈るだけだあああ。」

 画面に映るのは、バリヤーの割れた部分からゾロゾロと侵入してくる“虫”たち。

 それは“虫”群れではなくまるで蛇のように見える。

 司令室の全員が【虎族】の神に祈りかけたそのとき、

『待たせた。“赤虎”出撃する。』

 ハスキーな女声が作戦司令室に響いた。

 「機獣兵」格納庫の出撃口から赤光が出現し、瞬く間に“蛇”の頭部へ辿り着く。

 侵入してきた“虫”の数は数千を超える。散り散りに拡散すれば機獣兵単騎では・・・・

 そう考えた作戦司令室の全員は己の目を疑った。

 侵入してきた密集状態から広がろうとしていた“虫”たちが全て動きを止めている。

『リャリャリャリャリャーーーーー』

 先頭の“虫”を押し返す。それどころかその勢いのまま、後ろの“虫”も、そのまた後ろの“虫”も圧倒的な力で押し戻されていく。

 “虫”たちは四方に広がりきる前に、前方からの圧力で動きを止められ、ついには後方へと雪崩倒れ込んでいくのだった。 

 その圧倒的な重圧は前方の“虫”たちを一瞬で圧壊し、第2陣…中ほどの“虫”も行動不能なまでに押しつぶし続けている。

 蛇のように侵入してきた“虫”の群れは再びバリヤーの位置まで押し戻され…

 そして内側からバリヤーはバリバリバリと破壊されていった。弾け出て行く“虫”たちと赤い一機の機獣兵。

『私は外で戦うから。その間に電磁バリヤーを復旧させなさい。』

『しょっ、承知いたしましたー。』

 通信士がなんとか返事をしたものの、作戦司令室の全員の目は釘付けである。

 数千匹の“虫”を押し返した膂力の機獣兵。

 その真っ赤に塗装された機体は見まがうことのない伝説の“カムチャッカの赤虎”のそれであった。

 だが、バリヤーの外側には未だ万を超える“虫”が集まり続けている。

 たった一機の機獣兵で押し寄せる“虫”の進行をどのようにして阻むのか。


『こ…ん…のぅ~“虫”どもめええええええええええ』


 両手を真横に広げた真紅の機獣兵が猪突していく。(←虎なのに)

 その両の腕に激突した“虫”は…触れるなり、次々に爆散していく。

『くらえ!ウェスタン・ラリアットー!!!』

“カムチャッカの赤虎”の進路の“虫”が粉々になり透明な欠片と化していく。

 大量の落書きが成された黒板であっても、黒板消しのひと拭きが全て消し去るように・・・。

 真紅の機獣兵はその進路の“虫”を消滅させていく。赤い必殺の黒板消しである。

『リキ・ラリアッットーーー』

 弾け飛ぶどころか、腕と激突した衝撃で一回転する“虫”。 

『ジャンボ・ラリアットーーー』

 吹き飛ばされた“虫”がその後ろの“虫”たちも砕いていく。

『ラッシング・ラリアットーーー、コンニチワ、ラッシャーキムラデスウウウウ』

「こんにちはーおおおおお」と軍都防衛稜堡“ユリツメ”の作戦司令室の全員が歓声で応える。

 画面を見る余裕のなかった電磁バリヤーの保守担当たちもその声を聞くや立体画面に目を向けた。

 警戒色のような薄黄色と紫の“虫”の群れがほとんど消滅し、赤茶けた【虎族】の大地の色が復活している。

 “虫”が9分に地面が1分だったはずが、今では“虫”の方が少ない。

 わずか十数分の結果である。

 紅の光が通過した後に残る茶色の筋がみるみるうちに増えていき・・・そして“カムチャッカの赤虎”は動きを止めた。

 60分1本勝負が20分程度で終わるように、全力機動はそう長くは続かない。

 しかし、彼女は圧倒的な力で“虫”の大群を粉砕したのだった。

 ゆらり、と機首を上に向ける機獣兵。

その右手の指は器用に牛の角の形を作る。(←テキサス・ロングホーンという)

 そして機獣兵は叫んだ。

『ウィー!!・・・・・じゃなくて、掃滅終了。帰投します。』

 前回の戦闘でオーバーヒートした機体の整備が完了するなり、彼女は出撃し、この基地を守りきったのだ。

 作戦司令室の全員が敬礼の姿勢をとった。

 前回までの戦いで彼女の部下たちは全て機体あるいは本人が傷つき、後方送りとなった。

“ユリツメ”の崩壊は時間の問題かと思われたのだが。

「ケアイダ様がいらっしゃる限り、この“ユリツメ”は落ちぬ。皆、電磁バリヤーの復旧、各銃座の再構築を急げ!」

 生気を取り戻した司令官以下、将兵たちは自分の持ち場へと走った。

 ケアイダと新兵の操縦する機獣兵でいつまで保ち堪えることが出来るだろうか。


 “ワタルツメ”に殺到していた“虫”たちは今回も砂のように崩れて消滅していった。

 立体画面に映し出される戦闘記録の再現映像をどれほど「スロー再生」にしても、その理由はわからない。

 作戦司令室の司令官席の近くに座る黒ずくめの女性。

 彼女が席を離れたり、何らかの命令を下した様子は全くない。

 にもかかわらず、押し寄せた“虫”たちは稜堡の防衛ラインに辿り着いた途端、粉微塵になり砂の堆積物に姿を変える。

 防衛稜堡“ワタルツメ”の司令官はあまりの恐怖に直視できなくなっていた。

(こ、これが虎姫様直属“影虎部隊”の実力なのか…その指揮官、当代の虎姫様と最後までその座を争ったフー・スー様の御力は…)

 限られた者しか知らない“虎姫決定作法”。その決戦を想像しかけた司令官は頭を振ってそれをとりやめる。

 “虫”の姿から伝説の不幸な町「ソダマとゴマラ」を連想したのかもしれない。

 その様子を横目で見ていたフー・スーは口元を歪ませて微笑む。

   

【虎族】の歴戦の勇士達は【虎族】星系全域に散って、各太陽系を“敵”から守らんと奮戦していた。

 本星のさらに軍都を守るのは、傷病兵上がり等の理由があって宇宙戦艦に搭乗出来なかった兵が多い。

“ランツメ”を守るのはそういった一般兵ばかりであり、ここに「機獣兵」数千機が集中配備されている。

 理由はイッセやケアイダ、フー・スーのような【妖精使い】が他にはいないためである。

 この稜堡“ランツメ”は一般兵の数だけが頼りなのであった。


 日本は宇宙人に侵略されました。


サクサクと戦いを終わらせましょう。

次の戦いも控えていますので・・・のはずが、主役未登場で終わりました~


料理も出来ないくせに春から調理の専門学校に通っているのですが、

来月からは、また違う特殊な学校にも通うことになりました。

地球の地べたを這いずる人生も、なかなか先が読めません。

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