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第九章:特殊個体の出現と、深まる職場の溝

第九章:特殊個体の出現と、深まる職場の溝


焦る凡夫、狩る強者


「……おかしい、計算が合わん。そろそろ光宗君の方から『部長、今夜空いてますか?』と色目を使ってくるはずなんだが……」


部長はデスクで脂汗を浮かべ、何度もネクタイを締め直している。

一方でチャラ男は、スマホを握りしめて光宗さんの背中を睨みつけていた。


「クソッ、なんで避けられてんだよ! 催眠は絶対にかかってたはずだろ!? 今夜あたり繁華街のホテルに連れ込もうと思ってたのに……!」


彼らには見えていない。

光宗さんの瞳に宿った意志の光も、俺がかけた「クリーン」の膜も、そして俺から溢れ出すフェロモン128のプレッシャーも。


「(……まあ、勝手に焦ってろ。俺は先に進ませてもらうぞ)」


定時退社を決め込み、俺は再び道東の冷たい空気の中、プレハブへと向かった。


特殊個体の強襲


地下一階から三階までを、もはや作業のように蹂躙する。

スライム10体、ゴブリン5体、オーク5体を一瞬で「素材」に変えたその時、空気の密度が変わった。


「……出たな。昨日まではいなかった面構えだ」


暗闇から這い出してきたのは、光を吸い込むような漆黒の塊と、一回り大きな緑の影。そして、牛の頭を持つ巨大な豚だ。


【特殊個体データ】


1. ブラックスライム(LV.15)


ドロップ: 黒ゼリー、魔石(中)


特殊ドロップ: スライム海苔、スライムキャビア(体力+50、魔力UP)


2. ホブゴブリン(LV.20)


ドロップ: ホブゴブリンの剛毛、良質な棍棒


特殊ドロップ: ホブゴブリンのレバー(力+10、貧血完治)


レアドロップ: スキル【剛力】(基本の力が1.5倍)


3. オークハーフミノ(LV.35)


ドロップ: 牛豚混合肉(合挽き肉風)、ミノ角、鉄の斬馬刀


特殊ドロップ: ミノ合挽きステーキ肉、黄金のハツ


レアドロップ: スキル【自動回復】


「オークハーフミノ……牛と豚のハイブリッドか。合挽き肉とか、ハンバーグにするしかねえだろ!」


俺は金スラの腕輪を光らせ、地面を蹴った。

ホブゴブリンの力任せな一撃を軽くいなし、アキレス腱を断つ。

ブラックスライムの酸の弾丸を「転移」で回避し、核を一突き。


最後はオークハーフミノ。

圧倒的なパワーで斬馬刀を振り下ろしてくるが、俺の『魔物食』が見逃さない。

喉元から心臓にかけて走る、極太の解体線。


「……いただきますッ!」


バールを突き立て、そのまま垂直に引き下ろす。

光の粒子が爆散し、【∞収納】の中に「最高級の合挽き肉」が収まった。


帰宅、そして宴の準備


「ふぅ……。こいつらは流石に疲れるな」


だが、リザルトは最高だ。

魔石の中サイズが手に入り、さらに「合挽き肉」に「レバー」に「キャビア」。

さらに【剛力】と【自動回復】のスキル宝珠まで。


「今夜は……ホブゴブリンのレバニラ炒めと、ブラックスライム海苔を巻いたおにぎりで行くか」


俺は「クリーン」で一瞬にして返り血を消し去ると、鼻歌混じりにキッチンへ向かった。

そろそろ、職場の「掃除」も仕上げの段階に入る頃合いかもしれない。


現在のステータス

名前:サトシ(44→見た目肉体38)

LV:18(↑3UP)

体力:197(特殊個体撃破ボーナス)

力:648(腕輪込み・剛力未適用)

知力:115

素早さ:105

運:390

フェロモン:130


【保有アイテム】 魔石(中)×4、ホブゴブリンのレバー、ミノ合挽き肉、スライム海苔、スライムキャビア、エリクサー(温存)他多数【保有スキル】

魔物食、∞収納、分裂(×2)、繁殖強化、転移、スライムテイム、魔眼、クリーン、性豪、剛力(New!)、自動回復(New!)

とりあえずエンディングまで完了しました。

後は毎日0時/12時投稿します

全46話です

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