第八章:インベントリ整理と、変化する日常
第八章:インベントリ整理と、変化する日常
朝のルーティン:在庫一掃チェック
「……ふぅ。マロニーをかさ増ししたオークのバラ肉炒め、最高だったな」
朝食を終え、出勤前の数分。俺は【∞収納】の中身を可視化させ、在庫の整理を始めた。
レベルアップと「運」の暴走により、想像以上のアイテムが溜まっている。
【現在の∞収納・インベントリ】
■ 食材・消耗品(特殊ドロップ含む)
スライム冷麺:残り0(完食)
スライムマロニー:残り5(14個獲得、計9個消費)
スライムゼリー:残り9(10個獲得、1個消費:体力回復・満腹効果)
ゴブリンのアキレス腱:残り0(完食:A5和牛相当)
金スラ冷麺:残り1(至高の味・依存性あり)
金スラゼリー:残り1(全快・運UP)
金餅:残り0(完食:レベル・運・魔法獲得)
エリクサー:1(未使用:万病完治・全快)
オークのバラ肉:残り9(10個獲得、1個消費:力5UP)
オークの骨(豚骨):10(スープ用)
オークタン:3(フェロモンUP)
オークロース:5(素早さ・運UP)
オークチラガー:0(完食:5歳若返り)
オーク豚足:0(完食:実年齢1歳若返り)
オークの内臓:0(完食:全ステUP)
■ 素材・装備品
魔石(極小):20
魔石(小):11
ゴブリンの棍棒:11
ゴブリンの腰布:11
オークの斬馬刀:10
オークの皮の腰巻き:10
金スラの腕輪:1(装備中:力3倍)
■ ストック済みスキル・宝珠
分裂 × 2
繁殖強化 × 1(未適用)
性豪 × 1(未適用)
スライムテイム × 1(未適用)
転移(習得済み)
魔眼(習得済み)
生活魔法クリーン(習得済み)
「……エリクサー、いつ使うか迷うな。今のところオーク肉の効果で体調は最高だが、一度リセットして『三高』を完璧に消し去るのもありか」
余った武器や魔石、腰布などは、そのうち「換金」の手段を見つけなきゃならない。
道東の田舎で、これだけの魔石をどこへ持ち込めばいいのか。
職場への再降臨
出勤。
昨日「クリーン」で浄化したせいか、オフィスに入った瞬間の空気の透明度が違う。
そして、何より違うのは――俺に対する「視線」の数と質だ。
「(……魔眼でステータスを確認しながら歩くか)」
部長(魅了使い)とチャラ男(催眠使い)は、自分のスキルが解かれたことにまだ気づいていない様子だ。
だが、彼らが近づこうとするたびに、光宗さんをはじめとする女子社員たちが、嫌悪感を隠さずに距離を取っている。
「佐藤さん、おはようございます!」
光宗さんが、昨日よりもさらに弾けた笑顔で駆け寄ってきた。
彼女の瞳には、かつての澱みはない。代わりに、俺を捉えて離さない強い「関心」が宿っている。
「ああ、おはよう。光宗さん、今日一段と顔色が良くなったな」
「えっ……そ、そうですか? ありがとうございますっ!」
フェロモン128、そして若返り効果。
44歳(見た目30代後半)のサトシは、今や職場の「毒」を浄化する聖域になりつつあった。
さて、そろそろ部長たちの焦る顔が見られそうだ。
現在のステータス
名前:サトシ(44→見た目43→実質肉体38歳程度へ進化中)
LV:15
体力:147
力:628(腕輪込み)
知力:110
素早さ:98
運:375
フェロモン:128




