第三十七章:義実家の陥落、そして「王子様」と「女神」
プロンプト
いざ吹雪の実家へ!
ピンポン♪
はーい…ガチャッ
どちらさ………バサバサ…手に持っていた物を綺麗に落とす
サトシ:だ、大丈夫ですか!?あっ!申し遅れました!自分は佐藤幸44歳で吹雪さんと同棲してます。………お義母さま?
吹雪母:………………ふぇっ!?お、お、お、お、王子様~~~♡
吹雪父:どうした…さわがし………何者だ!俺のフーちゃんたぶらかしたヤツはどこに隠れてる!
サトシ:お、お義父さま!はじめまして自分は佐藤幸…吹雪さんと同棲してます。どうか吹雪さんとの結婚を許してください!
吹雪:お父さんお母さん私達の結婚許してください!
吹雪父母:………ふぇっ!?フーちゃん!?フーちゃんなの!?女神?家の娘が女神になって帰ってきた!?
吹雪母:王子様じゃなくて佐藤さん…吹雪止めて私にしない?ヒー!フーちゃん冗談よ~そんな怖い顔しないで~
まぁここじゃご近所迷惑だから中に入りなさい?話聞こうじゃない♪
果たして結果は
第三十七章:義実家の陥落、そして「王子様」と「女神」
玄関先のフリーズ
ピンポン、という音が鳴り、ドアが開いた瞬間。吹雪の母・**雪江**の手から、持っていた買い物袋がスローモーションで滑り落ちた。
「……あ、あの、大丈夫ですか!? 失礼しました、佐藤幸、44歳です。吹雪さんと同棲させていただいております。……お義母さま?」
サトシが慌てて荷物を拾い上げる。
仕立ての良いスーツに身を包み、優しく微笑むサトシの姿は、28歳前後の高貴な王子そのもの。フェロモン500の余波が、雪江の乙女心を直撃した。
「……ふぇっ!? お、お、お、お、王子様~~~っ!?♡」
「おい、何を騒いで……! 何者だ! 俺のフーちゃんをたぶらかした不届き者はどこだ!」
奥から飛び出してきた父・巌。しかし、彼もまたサトシと、その隣に立つ「白銀の翼(不可視だが気配でわかる)」を背負ったような女神・吹雪を見て、石のように固まった。
「……お、お義父さま。はじめまして、佐藤です。……吹雪さんとの結婚を、どうか許してください!」
「お父さん、お母さん! 私、サトシさんと一生一緒にいたいの!」
二人が深々と頭を下げる。その所作一つ一つに神々しい光が漏れ、玄関先が後光で満たされた。
居間での「審問」という名の「ファンミーティング」
「……え、えっと。佐藤さん、だったかしら? さ、佐藤様? 本当に44歳なの? 嘘おっしゃい、20代にしか見えないわよ! 吹雪、ちょっとお母さんと交代しない……ヒィッ! 冗談よフーちゃん! 般若みたいな顔しないで!」
雪江はサトシのあまりのイケメンぶりに、既にメロメロだ。
一方、巌は腕組みをして、震える声で絞り出した。
「……佐藤くん。君、仕事は何をしているんだ。娘を養えるのか。……というか、吹雪、お前……その指の宝石は何だ。目がおかしくなりそうだぞ」
サトシは「よし、きた」とばかりに、【∞収納】から用意していた「お土産」を取り出した。
「お義父さま。自分は自営業で……まあ、そこそこの資産はあります。……これはつまらないものですが、お二人の健康を願って持ってきた『黄金桃』です。どうぞ召し上がってください」
黄金桃の奇跡
サトシが剥いた【不老の黄金桃】を一口食べた瞬間、二人の顔色が一変した。
「な、なんだこれ……美味すぎる! それに……腰の痛みが消えたぞ!?」
「あらやだ、お父さん! 顔のシワがなくなって、10歳くらい若返ってるわよ! 私も……肌がピチピチに……!」
神域の果実の力により、義両親の細胞が活性化。
怒りや疑念といったネガティブな感情が、圧倒的な「健康」によって押し流されていく。
「……佐藤くん。いや、サトシくん。……君がどういう人間かは分からんが、この桃と、吹雪のその幸せそうな顔を見れば、悪い男じゃないことくらいは分かる。……娘を、頼む」
「……お義父さま!!」
サトシは感動のあまり、巌の手を固く握りしめた。
(力2800の握力で握りつぶしそうになり、慌てて「クリーン」で緩和したのは内緒だ)
【現在のリザルト】
名前:吹雪の両親(雪江・巌)
状態:【黄金桃による超健康体】【サトシのファン】【10歳若返り】
判定:結婚を全面承認(お義母さんはサトシを「様」付けで呼びそう)
名前:サトシ(見た目28歳 / 半神半魔) 状態:【安堵】【自己評価が少しだけ向上(?)】
称号:義実家公認の婿殿
【妻:吹雪(23歳 / 半神半人)】
状態:【完全勝利】【お母さんへのライバル心(?)】
目標:次は、この神の肉体で最高に綺麗な花嫁姿を見せること
【∞収納】中身(残量)
不老の黄金桃: 残り0(完食)
伝説の松茸: 晩ごはんの「松茸ごはん」としてお義母さんが調理中
プラチナカード: 結納金どころか、実家のリフォーム代を全額出す勢い




