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第二十七章:屋上の誓いと、重すぎる愛の天秤

プロンプト

甘いランチタイム

あ~ん

吹雪にもあ~ん

…それにしても俺の吹雪に色目を使いやがって

…私のサトシに…

この夫婦はお互いに執着心が強く嫉妬深い

しかも自己肯定感が低いサトシいまだに3高(高血圧、高コレステロール、高尿酸)で低所得だと思ってる

ドラゴンの鱗だけで兆を越える価値

知らぬがなんとやらで∞収納の肥やしの1つである

だから最初から若く美しい吹雪がハイスペックに靡かないか心配なサトシ


逆に吹雪は自己評価低すぎゆえに可愛い女に騙されないか心配


まぁお互いに大好き過ぎて浮気はありえないのだけど心配

第二十七章:屋上の誓いと、重すぎる愛の天秤


聖域の「あーん」


吹き抜ける道東の風も、二人の熱気で春のように温かい。

「はい、サトシ。……あーん」

吹雪が差し出したのは、バハムート・ロースの厚切りカツサンド。神竜の肉汁が溢れる至高の一品だ。


「……あむっ。旨いな。……ほら、吹雪も。リヴァイアサン・トロの冷製パスタ、あーん」

「んん……っ、幸せです……」


端から見れば、完璧な美男美女の睦まじい光景。だが、二人の脳内は「嫉妬」と「不安」でパンク寸前だった。


サトシの苦悩:低すぎる自己肯定感


サトシは吹雪の横顔を盗み見ながら、心の底で震えていた。

「(……今の俺は、たまたまダンジョンで若返って、たまたま運良く強いだけだ。魂の根っこは、あの『三高(高血圧・高コレステロール・高尿酸)』で低所得な冴えない中年のままだぞ……)」


彼は気づいていない。【∞収納】の肥やしになっている「ドラゴンの鱗」一枚で家が建ち、その総資産は既に一国の国家予算を超え、尿酸値も血圧も、神の肉(魔物食)によって完璧な生命体へと再構築されていることに。


「(吹雪はこんなに若くて美しいんだ。もし、どこかの若くて金持ちなハイスペック男が本気で口説きに来たら、俺なんて……)」

サトシは無意識に吹雪の肩を抱く手に力を込めた。


吹雪の執念:泥棒猫への警戒


対する吹雪も、サトシの腕にすり寄りながら、殺気立った思考を巡らせていた。


「(サトシは優しすぎるし、あんなに神々しい色気(フェロモン200)を放ってる……。悪い女が『困ってるんですぅ』なんて近づいたら、すぐに騙されちゃうかもしれない。あの事務員の女、さっき胸を押し当てようとしてた……。次は氷漬けにするだけじゃ足りないわ……)」


彼女もまた気づいていない。自分自身が既に「聖女」をも凌駕する美貌と実力を持ち、サトシの瞳には彼女以外の女性など、ただの背景のドット(点)としてしか映っていないことに。


無自覚な億万長者の日常


「なあ、吹雪。……俺、もっと頑張って稼ぐからな。いつか、君にちゃんとした家を……」

「サトシ、私はプレハブで十分です! あなたさえいれば、何もいりません!」


サトシは、収納内に眠る「兆」を超える価値の宝石や鱗を「いつか換金できればいいな」程度のガラクタだと思っている。


「……吹雪、大好きだよ」

「私も、サトシを一生離しませんから」


お互いに「自分にはもったいない相手だ」と思い込み、だからこそ執着が深まる。

この「歪んだ純愛」こそが、サトシのステータスをさらに研ぎ澄ませていく。


【現在のステータス:ランチ後】


名前:サトシ(本当は44歳/28歳)

脳内メーカー:吹雪 90% / 老後の不安 10%

資産:無自覚な世界一(∞収納内は宝の山)

健康状態:全項目神域(三高は過去の遺物)


名前:吹雪(23歳)

脳内メーカー:サトシ 100%

警戒対象:全世界の女性

称号:愛の監獄の門番


【∞収納】の「ガラクタ(資産)」リスト


黒龍の鱗: 1枚 1億円相当 × 500枚


神竜の逆鱗: 国宝級(時価 5,000億円〜)


海神の宝玉: 1個で一都市の電力を賄える魔力源プライスレス


各種スライムゼリー: 現代医学を根底から覆す神薬

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