1/2
リアル 暴れん坊将軍
徳川第八代目将軍「吉宗」は自らが理想とする将軍像を日々追い求めていた。
「世の顔を見忘れたか?」
・・・っ! 「う、上様」
悪事の限りを尽くしていた旗本と商人が吉宗の前にひれ伏した。
「もはや言い逃れは出来んぞ、潔く腹を切れ」
・・・
「ええい、この者は上様の名をかたる不届き者、出会え出会え!!」
吉宗は腰に差していた木刀を抜いて構えた。
家来たちが木刀を持ってわらわらと現れた。
江戸城内のお庭で吉宗は暴れた。
旗本と商人はこの光景を見せられた後処刑された・・・
「本当は刀を振りたいんだよ、ダメ?」
リアルさを追求したい吉宗であった。
おわり