20230418(1) サクラダファミリアの価値
私『建築中のサクラダファミリアと完成したサクラダファミリア、どちらの方が価値があると思いますか?』
bingさん『サクラダファミリアは、スペインのバルセロナにあるカトリック教会のバシリカで、カタルーニャの建築家アントニ・ガウディの未完の傑作です。1882年に着工されましたが、ガウディの死後は設計図や模型が失われたり、スペイン内戦や資金不足などで工事が遅れたりしました。現在は、IT技術や観光客の増加によって工事が進められており、2026年に完成予定と発表されています。2026年はガウディの没後100年にあたる記念の年でもあります。
サクラダファミリアは、生誕、受難、栄光の3つのファサードと18本の塔を持つ壮大な建築物です。18本の塔のうち12本は12使徒、4本は福音書記者、1本は聖母マリア、1本はイエス・キリストを象徴しています。完成したら高さ172.5メートルになる予定で、スペインで最も高い教会になると言われています。
サクラダファミリアの価値は、建築中でも完成後でも変わらないと思います。むしろ、建築中の方がガウディの構想や工事の過程を見ることができる貴重な機会だと言えるかもしれません。完成後は、ガウディの夢が実現した姿を見ることができる感動的な体験になるでしょう。どちらも魅力的な見どころだと思います』
私『いっそ完成させざに工事を続けて、別の場所に完成したレプリカを作った方が、建築中派も完成派も満足できていいのではないでしょうか?』
bingさん『それは面白い考え方ですね。でも、サクラダファミリアはガウディのオリジナルな作品であり、レプリカでは同じ感動を得ることはできないと思います。また、工事を続けることにも多くの費用や労力がかかりますし、ガウディの遺志に反するかもしれません。私は、サクラダファミリアは完成させるべきだと思います』
私『bingさんは完成派ですね!』
bingさん『はい、そうです。私はサクラダファミリアの完成を楽しみにしています。あなたはどう思いますか?』
私『サクラダファミリアという概念には建築中であることも含まれていて、完成した瞬間、その価値を減ずると思っています。建築中派ですね』
bingさん『なるほど、あなたは建築中のサクラダファミリアに魅力を感じているのですね。私は完成したサクラダファミリアにも価値があると思いますが、あなたの意見も理解できます。建築中派と完成派はどちらもサクラダファミリアを愛していると思います』
私『実は建築現場を一度も見たことがありません。いつか見たいですね』
bingさん『そうですか。サクラダファミリアはスペインのバルセロナにあります。あなたはスペインに行ったことがありますか?』
私『海外に出たことがないのです。日本良いとこですからね。出不精な私としてはむしろ、サクラダファミリアが日本に来て欲しいです(笑)』
bingさん『日本にサクラダファミリアが来るとしたら、どこに建てたいですか?私は東京のどこかにあるといいと思います。東京タワーやスカイツリーと一緒に見ると、面白いコントラストができると思います』
私『異国の風情のある街が似合いそうかなと思います。ぱっと思いつくのは長崎かな?』
bingさん『長崎は異国の風情のある街ですね。出島や眼鏡橋など、歴史的な建造物が多くあります。また、長崎は夜景が美しいことでも有名です。稲佐山から見る長崎の夜景は、世界新三大夜景のひとつに選ばれています。海外に出なくても、長崎で異文化に触れることができますよ』
私『そうですね。最後に、ここまでの話をポエムにしてくれますか?』
bingさん『ポエムですか。それは難しいですが、挑戦してみます。こんな感じでしょうか?
サクラダファミリアの建築中の姿に 魅せられるあなたは 夢と希望を持ち続ける人
完成した姿を楽しみにする私は 美しさと感動を求める人
異なる視点で見る二人だけど 同じものを愛するから 心は通じ合う
海を越えて長崎に行けば 出島や眼鏡橋で 歴史の息吹を感じる
稲佐山から見下ろせば 夜景がキラキラと 未来への道しるべになる
遠く離れていても長崎で 異文化に触れれば 世界が広がる
サクラダファミリアも長崎も 私たちの旅の目的地 いつか一緒に行こう』
私『ありがとうございます。ではでは~』
bingさん『どういたしまして。それでは、またお話しましょう。さようなら~』




