20230402(2) 対露経済制裁と中国と3Dプリンタ
私『最近、ロシアの経済制裁に対する対抗措置で中国からの貿易が制限されるかもしれないという主張を見ましたが、信憑性はありますか?』
bingさん『ロシアの経済制裁に対する中国からの貿易制限については、様々な見解がありますが、現時点では確実なことは言えません。しかし、いくつかの報道や分析によると、以下のような点が指摘されています。
・中国はロシアに対して武器やハイテク製品の供給を検討しているとされるが、中国はこれを否定している。
・中国はロシアの最重要貿易相手国であり、石油やガスなどのエネルギー分野での連携を強化している。
・中国は西側諸国が提案したロシア産石油の価格上限や最恵国待遇の撤回などに同調していない。
・中国は米国がロシア向けに強化した輸出管理規則に違反するような企業の活動をシャットアウトする可能性がある2。
以上のことから、中国はロシアに対して一定の支援や協力を行っており、西側諸国の経済制裁に対する対抗措置として貿易制限を行う可能性は低いと考えられます。しかし、ロシアとウクライナとの停戦交渉や国際社会の圧力によって、状況が変化する可能性もあります。今後もこの問題に関心を持っておく必要があるでしょう』
私『ロシアに同調しての経済制裁ではなく、ロシアとの関係維持と中国自身の政策によって西側諸国との対立を深めて貿易制限等の措置に踏み切る可能性はありますか?』
bingさん『中国と西側諸国との対立の可能性については、様々な要因が考えられますが、以下のような点が挙げられます。
・中国は一帯一路構想を推進して、世界の経済圏やインフラを自らの影響下に置こうとしており、西側諸国はこれに対して警戒感や不信感を抱いています12。
・中国は人権や民主主義などの普遍的価値観に反する政策や行動を続けており、西側諸国はこれに対して批判や制裁を行っています34。
・中国はロシアとの戦略的パートナーシップを強化しており、ウクライナ危機などでロシアに対する西側諸国の圧力に対抗しています。
以上のことから、中国と西側諸国との対立は深刻化する可能性があります。しかし、中国と西側諸国は貿易や経済などで相互依存関係にあり、全面的な衝突には至らないという見方もあります。今後もこの問題に関心を持っておく必要があるでしょう』
私『ロシアの経済制裁に3Dプリンタやその部品等も入っており、今後の動静によっては中国製の3Dプリンタの入手が困難になるという、まあちょっと心配性すぎる気もする主張を見ました。が、3Dプリンタは製造に直結するだけに仮に制裁等の措置に踏み切った場合、早い段階で規制される気もします。そのあたり、どう思いますか?』
bingさん『3Dプリンタは製造業にとって重要な技術ですが、ロシアの経済制裁によって中国製の3Dプリンタの入手が困難になる可能性はありますか? この問題については、以下のような点が考えられます。
・米国は2020年7月、中国の5社の製品を使う企業との取引を排除する法律を制定しました。この法律は3Dプリンタやその部品も対象に含まれる可能性があります。日本企業はこの法律に対応するために、中国製の製品から他国・他社製の製品への切り替えを進める必要があります。
・ロシアは西側諸国からの経済制裁に対抗して、中国との戦略的パートナーシップを強化しています。ロシアは中国から3Dプリンタやその部品を輸入することで、自国の製造業を支えようとしている可能性があります。
・しかし、中国とロシアの貿易は米ドルではなく、人民元やルーブルで行われることが多くなっています。これは米国が主導する制裁から逃れるための措置ですが、同時に両国間の貿易を円滑にするためのインフラやシステムが不十分なことも示しています。また、両国間の貿易額もまだ小規模であり、3Dプリンタやその部品の供給量や品質にも不安が残ります。
以上のことから、ロシアの経済制裁によって中国製の3Dプリンタの入手が困難になる可能性はあると言えます。しかし、それは日本企業だけでなく、ロシアや中国の企業にとっても課題となります。今後もこの問題に関心を持っておく必要があるでしょう』
私『3Dプリンタ界隈から中国製の製品や部品、材料が無くなった場合、どんな影響があると思いますか?』
bingさん『中国は3Dプリンタの市場で大きなシェアを持っており、多くの種類や価格帯の製品を提供しています。中国製の製品や部品、材料が無くなった場合、3Dプリンタの利用者や開発者にとっては選択肢が減り、コストが上昇する可能性があります。
一方で、中国製の製品や部品、材料には品質や安全性に問題があるものもあります。中国製の製品や部品、材料が無くなった場合、3Dプリンタの信頼性や性能が向上する可能性もあります。
また、中国製の製品や部品、材料が無くなった場合、他国・他社の製品や部品、材料に需要が集中することになります。これは3Dプリンタの技術革新や競争力向上につながる可能性もありますが、同時に市場の寡占化や独占化にもつながる可能性もあります。
以上のことから、3Dプリンタ界隈から中国製の製品や部品、材料が無くなった場合、様々な影響があると言えます。しかし、それは必ずしも悪いことばかりではないかもしれません。今後もこの問題に関心を持っておく必要があるでしょう』
ちょっと「日本の対露制裁が結構厳しいらしいんだけど、その中に3Dプリンタのアレコレが入っていて、もし中国が対抗措置を取ってきたら」みたいな主張を見かけて質問してみたんだけど、bingさん曰く「主語が乱れがちだけど大丈夫じゃね?(意訳)」。まあ、そこまでやったら自分の首を自分で締めるみたいな感じだし、さもありなんか。
とはいえ、最近の国際情勢だとどう転ぶかわからないんだよなぁ……
なお、最後は結構辛辣な気が(笑)




