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ハロウィン

作者: りゅー

10月31日ハロウィン。

 この日は死者の霊が家族を訪ねてくる日。

 死者の霊は、様々な姿をしているとされ機嫌を損なわない様にとの事でこの日は食べ物に飲み物に恒例のお菓子と用意をしていた。

 あとはハロウィンの喧騒を楽しむだけである。

 他の家庭からも子供の楽しむ声や大人の準備する声が伝わってくる。

 それを微笑ましく聞いていると来訪を知らせるインターフォンが鳴る。

 仮装した少年少女が息子を誘いに来たのである。

 様々な可愛らしいお化けの仮装が姿を現す。

 「トリックオアトリート」

 お決まりのセリフが元気よく響く。

 用意されていたお菓子を受け取った可愛らしいお化けたちはお祭りを楽しむ様にお菓子を貰いに次の家に向かう。

 見送った後に視線を落とすと子供がまだ一人残っていた。

 息子の友達だろうか?しかし、今日初めて見かける。

 「みんな行っちゃったよ?」

 と、残ってる事を不思議に思いながらもお菓子を渡す。

 すると残っていた子は何も言わずその場を去っていく。

 まさか本当のお化けだったりしてと内心童心に戻った様なことを考えたりもした。

 みんなで騒ぐようなお祭りでは大人もたまに童心に戻るものである。

 そんなこんなで時間が過ぎ夜を迎える。

 リビングではお菓子をたんまり貰い息子が喜んでいる。

 そういえばと息子に残ってた子について聞いてみた。

 すると息子はそんな子居なかったよと不思議そうに返してくる。

 「え?」

 自然と驚きの言葉がこぼれるも近所の子とかだろと自分の中で自然な答えに行き着く。

 これで今年のハロウィンも終わったと翌日を迎えると近所の人から驚く話が出てきたのだ。

 近所の子と思っていた子は近所の人も同様に思っており、しかも中には高校生や大学生くらいの子が貰いに来たと言うのだ。

 おまけにお菓子の用意がなかった家は悉く身内に何らかの不幸が起こっていた。

 ここまでくると本当にお化けだったのかと背筋がゾッとするしてくる。

 これはお菓子の用意がなく死者の機嫌を損ねたという事なのだろうか。

 しかし、ハロウィンの伝承では家族に会いに来るという。

 今回、近所の人は問題の人物に覚えがない。

 我が家も自分と奥さんと息子の3人暮らしなのである。

 こうして不思議なハロウィンは終わりを迎えた


 。


 伝承は時代と共に内容が変わっていくもの。

 そもそも何故、家族に会いに来たのに迎える準備が出来てないだけで襲われるのか。

 答えは簡単である。

 そこに恨みがあるから。

 どの地域でも昔、食糧難で口減らしが行われていた。

 その時、犠牲になった人々が毎年来ているのである。

 ハロウィンは死者を迎えるものではなくその魂を鎮めるお祭り。

ハロウィンに合わせてハロウィンネタで書きたかったけどなんかパッとしませんでしたね。

ハロウィンの起源はそのまましてうまく新解釈出来れば良いなと思いましたが難しいですね

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