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汚名挽回について気になったので考察してみました。

作者: 六戸行部

 初めに書きますが私は専門家ではありません。 むしろ誤用が多いとツッコまれる事の多い人間です。 だからこそこの話題が気になっているとも言えるのですが。


 汚名挽回といえば誤用界の大御所として知られている言葉です。 小説の登場人物に間違っていると指摘させるネタを取り入れている方もしばしば見ます。 しかし、間違いではないと意見もあり実際のところはどうなのかなと気になり調べてみました。


 では早速、挽回を『goo辞書』で引いてみます。


 失ったものを取り戻して、もとの状態にすること。回復。「勢力を挽回する」「遅れを挽回する」「名誉挽回」


 との事です。


 私が気になったのは用法の所。 特に「遅れ」。 これは正常化した遅れを再び得る事なのでしょうか? 少なくとも私は遅れ(ている状態から遅れていない状態へと)挽回すると解釈しています。


 また類似の言葉として挙げられた「回復」 こちらも疲労(している状態から疲労していない状態へと)回復といった使い方を日常的にしています。


 ならば汚名(を被っている状態から汚名を被って無い状態へと)挽回という解釈をする事も可能なのではないでしょうか?


 ですがその解釈を成立させるためには問題点があります。 それは「取り戻せるものであるか」です。


「遅れを挽回する」の場合、早まっても遅れてもいない正常な状態こそが取り戻す対象ですし、それは可能です。


 しかし、汚名の場合、やらかす前の状態。 賞賛されていたならその称賛を、知名度が低かったならその静寂が取り戻す対象となります。 それは可能なのでしょうか? 


 例えば某号泣会見の方は会見以前は全国的には無名の方でしたがたった数時間の会見で五年以上たった今でも新作madが投稿される程悪い意味で有名になってしまいました。


 それが会見前の状態になる事はありえないとしか言えません。 ほとぼりが冷めるのはいつになるのでしょうか?


 このように一度ついてしまった汚名を消すことは出来ません。 出来るのは汚名に勝る偉業を成し遂げ、評価を上書きする事しかないのです。


 しかし、それでも記録には失態がしっかり残ってしまいます。 それで馬鹿にされることが無くなるだけです。


 これでは挽回したとは言えないのではないでしょうか?



 とここまではリアルの話です。 リアルでない話、物語の中であるならば話は別だと思います。


 要するに人々の記憶から醜態が消えればいいので常識を改変するもよし、時を戻すのもありです。


 小説のキーワードとして汚名挽回はありだと思います。



 結論  小説家になろうでの汚名挽回の代表は悪役令嬢である可能性が大。

参考文献


goo辞書「挽回(ばんかい)の意味」


https://dictionary.goo.ne.jp/word/挽回/


(2021年1月29日)

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― 新着の感想 ―
[一言] 汚名挽回といえば私の中では、Ζガ○ダムのジ○リドとCL○NNADの○原です。前者は言った本人も言われた本人(ゴーグル付けた大佐)も違和感に気付かない(台本のミス)。後者は言われた主人公が「嫌…
[一言] 結論が面白かったです!
2021/11/28 19:33 退会済み
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