なろう、と歩むあなたに
なろう、と歩むあなたに称賛を。
なろう、と歩めるあなたに嫉妬を。
なろう、なろう、なろう。
今、既に何者かであるあなたが、なろうとする。
なる を紡ぐあなたは誰よりも なろう とする者だ。
なろう とするあなたは遠すぎる。
あなたは心地よい なる を残して歩んでいく。
わたしは なる に浸って、ただあなたの背中を見つめる。
あなたの なる がある限り。
だから、
なろう、と歩むあなたに称賛を。
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