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第1話 勇者見参!?


優しく見守っていただけると幸いです。


よろしくお願いします




「リュカー。休憩はこれくらいにして、街に向かいましょう。このままここにいると日が沈んじゃうわ」


 僕の名前を呼ぶ、幼馴染のアシュリン。

 身長150㎝。オレンジの髪のストレートロング。

 スリム体型よりもどちらかというとぽっちゃり体型の女の子。

 僕と同じ年齢で15歳

 

 魔法使いで、火魔法の初級技と言われる『ファイ』を唱え、モンスターを討伐し僕と一緒に、旅をしている。

 

「分かったー。行こうアシュー」


 木に背中を預け休憩していたのをやめて立ち上がる。

 僕も一応、魔法使い。

 この一応というのは、本来15歳になると、適性のある職業を神殿で授かるのだが、そこで、アシュは魔法使い。

 僕は、魔法使い?と神殿の石板に表示されたからだ。

 僕が得意な魔法は、雷魔法の初級技『スパーク』

 アシュと比べると、魔力量(MP)が少ないみたいで、スパークは、今のところ2回使うと、魔力(MP)切れを起こし、時間経過を待つか、食事を取る、睡眠するなどしないと、再度使用できなくなる。

 魔法使いなのに、魔法を使う頻度が少ない。 



「わたし、疲れちゃった。早く、宿で休みたいわ」


 森の中での休憩では、ゆっくり休めない。

 至極当然の発言だ。


「そうだね。僕も、久々お風呂に入りたいよー」


 自分たちの住んでいた村を出て徒歩3日。

 火おこしなどして、木の桶にすくった川の水をお湯に変え、身体を拭いたりなどして清めていたが、お風呂に入りたい。


『ガサガサッ』


「リュカ」


 僕の名前を呼ぶアシュ。


「アシュ。モンスターかも、戦闘準備開始だよー」


 アシュの前に立ち、ガサガサと音のする方を見る。


▽ミニスライム


 が現れた。


「ミニスライム。1匹なら余裕ね」


 草陰から現れたのは一匹の白色透明なミニスライム。

 小さな身体をプルプルと左右に揺らしている。

 モンスターはGランク~Sランクで国が定めている。

 そのなかでも、数少ないGランクモンスターの1つのミニスライム。

 スライム系統の中で一番最弱。

 スピードも遅い。

  


「先手必勝」


 サビれた剣をミニスライムに振りかざす。

 両親の反対を押し切り、旅に出ることにした僕とアシュは、お金は0円スタート。

 村では、物々交換が主流だったため、お金をもらうことはなかった。


 今、僕が手にしている、サビれた剣は、旅の途中で落ちていたのを拾った。

 それまでは、太めの棒でモンスターと戦っていた。



 

『シュンッ』


 サビれた剣ではミニスライムを切るというよりも叩くという感じになる。


『ミニスライムに、6のダメージ』

 

 僕の攻撃により、モンスターの上部に現れているHP(生命力)とMP(魔力量)のHPのゲージが右から左に減っていき、最終的に0(ゼロ)となった。





「リュカ、お疲れ様」


 後ろからアシュの労いの言葉がくる。


「50Gか。やっぱり、ミニスライムは、利益にならないなー」



 ミニスライムのいた辺りに現れた50Gを拾い、腰に巻いている布袋に入れる。

 モンスターは、なぜか討伐すると、お金を落とす。

 討伐したモンスターは、紫色の煙を空に浮かばせて『スゥー』っと消えていく。

 消えた後に、お金であるGが現れる。


「経験値も低いし、困っちゃうよね。まぁ、それよりも、早く街に向かいましょう。夜になると、1ランク上のモンスターが動き始めるからね」



 空を見上げると、夕暮れを感じる色になっていた。



 アシュに手を引っ張られながら、始まりの街に向かって足を運ぶ。


誤字脱字、説明不足、言葉の使い間違い、ストーリーの不自然な流れなど多々あると思います。 

趣味で書いております。自分の書きやすいように書くと思います。


シリアス、詳しい説明などなど苦手です笑笑

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