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真剣に読まないように。

髭の王

作者: caem




 時うらぶれた路地裏で


 今日も一人さ迷うて


 売られた喧嘩は全て買う


 向こう正面敵は無し


 やれ颯爽と闊歩する


 行き着く先は夢の城


 絢爛豪華な夢の園


 色取り取りの女狐が


 虎視眈々と潜むるを


 我レ関せずに途を往く


 軒を連ねる愚鈍なぞ


 いち介するに価せぬ


 夢幻か虚ろ世か


 眩いまでの鮮烈が


 心を揺さぶり息を呑む


 しゃなりと揺れるを待たずして


 時待たずとして飛び掛かる


 然も往々に拒否の鞭


 礼儀を欠くも宛らに


 不撓不屈は貫こう


 懲りない性分折れずして


 斯くして我レは奮起する


 どったんばったんにゃあごろろ


 経てして我レは王となる


 新たなボスの生誕に


 髭の主をいざ讃えよ


 猫の巣今宵もさんざめき


 騒々しくも賑やかに





 にゃあ。

野良猫の世界を妄想してみました。

(ФωФ)

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― 新着の感想 ―
[良い点] テンポがすごく良いと思いました。 [一言] ぬこばんざい
[一言] 詩だと思ってました……。 それぐらい、なんていうのか上手いことまとまっているというか。 いや~、ぬこの生態を上手く捉えておられますね。 野良はそうですよね、やっぱり弱肉強食ですから。 時々…
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