マゾチス、ビンビンな戦い、なう
ごめん、ザツヨウとオニモツの戦闘シーンはないんだ。嘘言った。すまぬ。
ほぉ、拙者は誰だかわかるでござるか?
拙者は、マゾチスでござるよ。
ここ1~3話まで、拙者の出番がないのは何故でござるか。
作者は、サディが好きでござるのか?
まだ、サディのことしか触れておらぬではないか。拙者にもっと出番お与えくだされ!
そんな君の願いを叶えてあげよう
今回は、君がメインだよ!おめでとう!
by作者
それは、誠でござるか。感謝いたすぞ。作者殿
お礼と言ってはあれなのなのだが、拙者のお尻を鞭で叩く権利を与えたい。さあ、作者殿。存分に心の赴くままに、
め・し・あ・が・れ
(ここから先、自主規制)
「あぁ、やめろ!このキャラを晒さないでくれぇぇぇ!!この小説がR18になってしまうだろうがぁぁ!」
ザツヨウは叫んだ。
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サディのサイコパスっぷりを見た勇者課一行は、さらなる敵を探すことにした。
というのも、ゴブリンはその辺の弱いモンスター。ぶっちゃけ、ゴブリンから得られるものはない。せいぜい不味い肉とボロボロの石で作られた剣が手に入るだけだ。
探して15分、そこそこ強いモンスターが出てきた。その名も、ムチレオン、体長3mくらい。長い舌を鞭のように使って攻撃してくる大きいカメレオンである。RPGゲームで例えるなら、Lv25辺りで始めて倒せるようになる敵だ。
「この敵は、拙者ひとりで相手したいでござる。」
女性の忍者すがたのマゾチスが名乗り出た。思えば、サディのドSっぷりに翻弄されるばかりでマゾチスやオニモツなどの他の仲間達とのコミュニケーションが疎かになっていた。
「よし、行って来い」
ザツヨウは、マゾチスを送り出した。マゾチスはにやけていた。不吉な予感がした。
(マゾチスVSムチレオン)
マゾチスはムチレオンの前に立った。マゾチスは両手を広げた。そしてこう言う、
「さぁ、召し上がれ♡」
ムチレオンはこれを挑発行為と見なした。ムチレオンは、舌を伸ばしてマゾチスに向かって全力疾走。
一方、マゾチスは…
「おいっ、武器を持て!武器を!
なんで、両手広げたままにやけてるんだよ!」
そう、マゾチスは無抵抗なのである。ザツヨウは思わず叫んでしまった。
しかし、ムチレオンは容赦がなかった。
そして、ついにムチレオンの鞭による攻撃が…
「あぁん♡」
あのぅ、何喜んでるんですか、マゾチスさん。
あのぅ、そんな声出さないでくれますか・・・
ほんとにR18になりますよ・・・
しかし、ムチレオンの攻めは止まらない。マゾチスは喜んでこれを受ける。
「あぁん♡、もっとぅ♡、もっと激しく♡」
やめろぅぅぅぅぅぅ!!!!!!
声がエロ漫画だぁぁぁ!!!!
この小説に規制かかるからやめろぅぅ!!!
ザツヨウはもう不安でいっぱいだ。せっかくの俺たちメインの小説に規制かかるのではないか。
そんな、ザツヨウの心の叫びにはお構いなく、ムチレオンの鞭による攻撃は続く。
「あぁん♡」
すると、やられるばかりのマゾチスが遂に動いた。なんと、忍者には不釣り合いな巨大ハンマーが出てきたのだ。
「ありがたき、幸せでござるぅぅぅ♡」
巨大ハンマーがムチレオンを打ち付けた。
ムチレオンは一撃でやられた。
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試合終了
「さぁ、終わったでござるよ」
マゾチスは何事も無かったかのように平常心で戦勝を報告した。
「うーん」
ただただザツヨウはこれからどうなっていくのか不安で仕方がなくなった。
さてと、これからあのドMド変態女とどう接すればいいのだろうか。
ザツヨウは思わず唸った。
こんなの出しても、まぁ表現の自由だし消されないよね…