ザツヨウ勇者課の仕事把握、なう
無駄なあらすじに割と凝ったせいで、本編が薄っぺらい感じがあるね。
前回のあらすじ
勇者課に異動したザツヨウは偶然にもサディと出会い愛し合う関係になった。しかし、その愛はなかなか上手く行かなかった。
サディは恋人を再び(罵りいじめることで)失うことが怖くてザツヨウの告白を受け入れられなかったのだ。
しかし、ザツヨウはめげなかった。と突如、走行中のダンプカーの前に立った。ダンプカーは危機一髪止まった。そして、彼は武田鉄矢っぽくこう言った。
「ぼくは、死にましぇん!ぼくは死にましぇーん!!!あなたのことが好きだから、僕は死にません!あなたをしあわせにしますからぁ!!」
…だから、あらすじ勝手に変えるな。作者。
ザツヨウは呟いた。
今の「101回目のプロポーズ」っていうやつのパロなんだけどわかった?by作者
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職場異動先で、新しい同僚にいきなり罵られたザツヨウは何が何だかよくわからずあたふたしていた。ドS女、サディは言う。
「ザツヨウくん、ご主人の帰りが遅くてうろたえる犬のようで醜いわ。全員揃ったしさっさと事務所の方を見ていきましょう。」
ドS女の言われるがままに彼ら勇者課御一行は事務所に向かうことにした。
集合場所より北西の方角へ徒歩2時間くらい、やっと事務所だと言われている土地に到着。しかし、おかしい。ちゃんと建物が見当たらない。辺り一面は森だった。もう1度見渡した。よく見ると黄色いテントがポツンとあった。まさかと思った。試しに中へ入ってみた。
そこには寝袋4つと本社からの荷物転送装置と仕事のマニュアル書のみがあった。
・・・。
察した。俺らはみんなここで住むんだ。
ザツヨウは絶望した。
(A few times later)
とりあえず、仕事内容とかもよく分からないので、自由行動をすることにした。サディとマゾチスは近くにいる魔物を狩りにいったそうだ。そして、オニモツは1人武芸?を磨いている姿が見えた。
一方、ザツヨウは何もすることなく暇だったので、マニュアル書を読むことにした。
(ここから本文抜粋)
勇者課カリキュラム
勇者課の活動内容だよ
勇者課の主な内容は本社が制作した試作品の被験者となり試作品の効果を調査するというものね。試作品は転送装置から送られてくるからそれを使ってね!給料は報酬制よ!指定された敵に使用して倒してくれれば報酬を上げることも考えるわ。
あなた達の最初の仕事は2週間後。それまでに、準備万端にしておきなさいよ。
(著, カオス)
ふむふむ、ようやく勇者課の内容がわかった。つまり、新商品の効果を確かめる被験者をすればよいのだ。勇者の仕事も出来て、会社の仕事もしてお金も稼げる。割とやりがいのある課だと思い安心した。しかし、その安心は一瞬だった。マニュアルの裏側のページに手書きでこんなことが書かれていた。
この仕事は結果が全てなので、報酬以外の給料は廃止だよ。だから、仕事のない最初の2週間は頑張ってサバイバルしてね!
byカオス
ザツヨウは再び大いに絶望した。
次も、気が向いたら投稿する