表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
サキュバスの眷属になったと思ったら世界統一することになった。  作者: ちょび
第6章〜傭兵国家ギルドランド〜
94/227

ヴァンドラ国参加者

名無し(ネームレス)の男に案内され

フューゼ達は1室で話し合いをしていた。


「……武闘大会に出る事になった訳だが……。」

シルビア達を見渡すフューゼ。


「正直危険すぎる。誰が出場するのかは真剣に考えたい。」


「そうですね。各国の強者が来るそうなのでアリスはやめておいたほうがいいでしょう」


「私は応援に徹するよ!」



……出来れば参戦は俺だけにしたいが……。

「アリスは観戦に決定だとして、参加人数に縛りは無いみたいだから俺1人でいいんじゃないか?」


「国としての参加者が王だけというのは……」


「……まずいのか?」


「こういった所で王のみが出場というのは避けたいですね。配下が弱いのかと予測され戦争等に発展しかねません」


「……だが危険な戦いだぞ?」


「今ヴァンドラ様に仕える者の中に無駄死にしたい者は居ませんが死を覚悟せずに仕えている者もいません」

真っ直ぐフューゼを見つめるシルビア。


「気持ちは嬉しいがここが命を張るべき場所なのか?」


「ヴァンドラ様だけが命を張るべき場所でも無いと私は思います」



……シルビア達を危険な目に合わせたくない……。

だけど引いてくれそうにないな……。

「仮に参加するとすれば誰が出るんだ?出たい奴いるか?」


「私は出場します」

シルビアが即答する。


「まぁそうなるよな。…リヴィアはどうする?」


「私様はでないぞ」


「意外だな。こういうこと好きそうだと思ったが。」


「私様の事をよく理解しているな、嬉しいぞヴァンドラ。」

上目遣いでにやりとするリヴィア。


「ま、まぁこういうこと楽しいって思いそうだと思ったからな。でもそれなら何で出ないんだ?」


「スノーフィスの奴等が出るかもしれん。私様と当たれば殺せば済むが当たらないでスノーフィスに報告等されたら面倒だからな」

髪を指でくるくるするリヴィア。


「殺せば済むって……。まぁでもスノーフィスに報告は確かに怖いな。」


「そうだろう?だから私様はアリスと応援させてもらうとする」



「……となると俺とシルビアになるわけか。」

フューゼが腕を組み考えようとしていた時だった。


「フューゼ……」

下の方から声がする。


「ん?…モナ!どうした?」


「フューゼ……。モナもでたい」


「え?出たいって……。」


「モナも…武闘大会に出たい」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ