表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
サキュバスの眷属になったと思ったら世界統一することになった。  作者: ちょび
第4章〜同盟国を求めて〜
44/227

自由な夜王

メルメルをキャラットからたっぷりともらい

満足したフューゼは1人ゆったりとしていた。



皆に準備してくれとは言ったものの

俺は特にないからなぁ。


…このままぼーっとしてるのもなんだし

皆の手伝いでもするか!


ただ場所がわからないからなー。

キャラットまだ近くにいるかな?



「キャラットー!いるかー?」

フューゼの声が周囲に響く。

しかし返事はない。


「……さすがにいないか。まぁ何とかなるだろ。」

その時ぱたぱたと足音が響く。


「よ、呼びましたか?フューゼさん」


「おぉ!悪いな呼び出して!」


「すみません。メルメルでしたら今エルフの粉を製造中で……」


「いや、メルメルじゃないぞ。今から皆の様子を見に行きたくてな。案内してくれないか?」


「あ、メルメルでは無かったんですね、失礼致しました。皆さんの場所はお伺いしてるのでご案内致しますね!まずどなたの所に向かいましょうか?」


「アリスかなぁ?準備に1番時間かかりそうだし。」


「アリスさんなら2つ隣りの部屋にいると思うのでさっそく向かいましょうか」

キャラットに連れられアリスのいる

部屋へと向かうフューゼ。



「ここです!」


「本当に近かったな。とりあえず入ってみるか。」

部屋のドアノブに手をかけるフューゼ。


「だ、だめですよ!一声掛けてからでないと!」


「あ、そうか。ありがとうキャラット。おーいアリスー!いるかー?」


フューゼが声をかけた途端

中から騒がしい音が聞こえたと思うと

勢いよくドアが開かれた。

「フュゼ様ーー!来てくれたの?ありがとうー!入って入ってー!」

アリスに促され部屋に入る

フューゼとキャラット。


「あ、キャラットちゃんも一緒だったんだね!」


「はい。フューゼさんの道案内をさせて頂いております。」


「えー!いいなー!でも私だとここら辺わからないからねー。キャラットちゃんにフュゼ様の道案内を任せたよっ!」


「はい!ありがとうございます」


「それでフュゼ様、どうしたの?何かあったの?」


「いや、俺が特に準備する事が思い当たらなくてな。皆の手伝いでもしようかと思って。」


「わーー!!ありがとうフュゼ様!優しいね!…でも私準備はもう終わったんだー!私も皆のお手伝いするフュゼ様のお手伝いする!」


「おお?そうか!なら次はシルビアの所に行くかな。」


「私シルビーの部屋ならわかるよ!昨日の夜に遊びに行ったからね!」

駆け出そうとするアリス。

しかしキャラットが慌てて制止する。


「お待ちくださいアリスさん!シルビアさんはモナさんとスキルの確認に向かわれると仰っていましたので別の場所を案内しております!」


「そうなの?どこにいるの?」

首を傾げるアリス。


「ここの外にある赤のテントです。ご案内致しますね!」


「あぁあの武術奴隷がいるってとこか?」


「よくご存知ですね!さすがです。あそこであれば色々な事を試せると思いまして。では参りましょう」



キャラットに連れられアリスとフューゼは

赤のテントへと向かった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ