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サキュバスの眷属になったと思ったら世界統一することになった。  作者: ちょび
第1章~転生そして契約〜
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夜王ヴァンドラ・ヘルシャフト

ブックマークしてくれた方がいた……!

非常に嬉しいです!

バタン!

角少女が勢いよくドアを開けると

1つの広い部屋についた。

そこには王座に座る男が1人。


「連れてまいりました。ヴァンドラ様」


「ご苦労。人型とは聞いていたが男だったとはな。」


舐める様に観察するヴァンドラという男。

男にジロジロ見られるのはあまり好きでは無いんだが……。


「せ、性別報告遅れ申し訳ございませんでした…」


「気にするな。貴様の報告漏れ等もう慣れた。して、召喚者は貴様か。」


しょんぼりする角少女。

対象的に目を輝かせるアリス。


「はい!( わたくし)アリスが召喚致しました!」

腰に手を当てドヤ顔するアリス。


「そうか。まずは初の契約召喚を賞賛しよう。」

パン。パン。と手を叩くヴァンドラ。

そして萌渕を指さす。


「この者と2人で話しがしたい。悪いが席を外せ。」


「えぇー?けんぞくん1人占めはずるいですよー!」

アリスが文句をつけるがすぐに角少女が口を塞ぐ。


「ヴァンドラ様になにいってんのアンタ!大変失礼致しました!!すぐに下がりますのでお許しを!」

もごもご言うアリスを引っ張りバタン!と扉が開かれた。


「名も無き眷属よ。言葉を理解すると聞いているが我の言葉も理解できるか?」


「えぇ……一応…。」


「ククッ、そう身構えなくともよい。まずは状況説明をしてやろう。」

腕を広げるヴァンドラ。


「ここは忌み嫌われし者の根城“ヴァンドラ”。そして我は3代目ヴァンドラ。“ヴァンドラ・ヘルシャフト”だ。」


えぇと……。この人は、ヴァンドラさん。

それは間違いない。そしてここも…ヴァンドラ…城?

嫌われしとか言ってたけどここやばいんじゃ……。

というか3代目ってなんだ……?


「どうした?理解できないか?」


「いえ……。あなたはヴァンドラさんですね?で、ここもヴァンドラ……。ヴァンドラとはなんでしょう?」


ニヤリと笑うヴァンドラ。

「ヴァンドラとは我等ヴァンパイア一族王の名だ。」


「ヴァンパイア……?それでは3代目というのは?」


「我等の世代交代は少しばかり特殊でな。魔力の高いほかの種族を取り込み我が一族とし、次期後継者にしていくのだよ。そして、我ヘルシャフトこそがその3代目というわけだ。」


「ヴァンパイア……。そして王って事は相当すごい人ってことで大丈夫ですかね?後はヘルシャフトさんは3代目だから魔力?が高いってことです?」


一瞬キョトンとした表情になった後笑い出すヴァンドラ。

「ククククッ!あぁ、それで構わんぞ。それでだ、名も無き眷属よ。確認したい事がある。」


「な、なんでしょう?」


「服を脱げ。全てだ。」


「!?」

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