表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
212/227

翻弄される神速

身体が裂かれたシルビア。

その断面からは血肉ではなく焔が揺らめく。


「なっ…」

違和感に気付くティラコ。


ゴオオオォッ!!


しかし時既に遅く、ティラコを豪火が包む。


「グルルルァー!!」

炎の中から聞こえる僅かな悲鳴。

数秒ほど経つと炎は消え、ティラコが宙に放り出された。


どさりと落ちるティラコ。


「何が起こったのか!!炎に突っ込んでいったティラコが焼けた姿で現れた!!圧倒的な火力に水属性魔法が負けたというんでしょうか!!」


「普通なら灰になるでしょうがエクシスを纏っていましたからあの火力でちょうどよかったですね」

炎の奥から姿を現すシルビア。


「予想外の攻撃は強いですからね。奇襲が得意な貴方はよくご存知でしょうが」

倒れたティラコに話しかけながら歩み寄って行く。


「く…そ……」


「貴方は決して弱くないですが…」

ナイフを構えるシルビア。


振り下ろさずに後ろに向け腕を振る。


「グニャッ!?」

グリップを頬に貰い吹き飛ぶティラコ。


「私との相性が絶望的に悪いですね」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ