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第3試合
フューゼ達が観戦できる場所まで
移動している頃には既にイードルスが入場していた。
「まだ試合始まってなかったか!」
「間に合ったみたい…」
「さぁ、イードルスに対するは当ギルドランド名物闘士、マスクThe名無し!!」
勢いよく飛び出し
側転、バク転、捻ったバク宙を
華麗に決めるマスクThe名無し。
闘技場が盛り上がる。
ビシッとイードルスを指差すマスクThe名無し。
「俺はお前に…決闘を申し込むっ!!」
「な…何とマスクThe名無し!!決闘を申し込んだぁ!!」
大きく闘技場が湧く。
「ほぅ…決闘ですか。」
興味深そうにするイードルス。
「お互いマスクと仮面をつけているもの同士…。素顔を晒した方が負けでどうだ!!」
「決闘条件は素顔を晒したら負け!!面白い条件です!!しかし武闘大会では決闘を断る事も可能です!イードルス!どうするのか!?」
「いいでしょう。お受けします。」
「決闘成立だぁーー!!」
オオオオォォー!!いいぞーー!!!
さらに湧きたつ観客。
「勢いこのまま開戦させていただきます!第3試合開始!!」
ドゴォン!
イードルスVSマスクThe名無しの試合が開始された。




