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サキュバスの眷属になったと思ったら世界統一することになった。  作者: ちょび
第6章〜傭兵国家ギルドランド〜
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奥へ奥へ

フューゼ一行は歩き続けていた。


「何もいないな……。」

しかし、クルネヴァ以降何も遭遇していなかった。


「本当に妙じゃな。ここまで生物がおらんのか」


「みんな引っ越しちゃったのかな?」


「流石にそれは無いじゃろう……」


「何があったのか…気になりますね」


「そんなに今の状態はひどいのか?」


「ひどいってレベルじゃないな。本来洞窟から出ない奴等は外にいて中にはクルネヴァ1匹のみ。けっこうな深さでこれだぞ?」


……元がわからないがかなりひどいみたいだな。

何かが棲みついたのか……。

それとも人為的なものか…。

「奥に何か原因があるのかも知れないな。警戒を怠るな、みんな。」


警戒しつつ歩き続ける一行。

しかし、奥に進むにつれ

ガルルグルの様子がおかしくなっていく。


「がるる…?どうしたの?」

ぐるるぅ……。

小さく低く鳴きながらたじろぐガルルグル。


「どうした?モナ。」


「がるるがなんだかおかしい……」


「ん……?本当だ。どうしたんだ?」


「洞窟の異変と関係あるのかもしれんな。奥に進みたくないみたいじゃ」


「……どうする?ここまできたら進むべきだと思うが…。」


「進もう。がるるたちはここで待ってくれる……。ね?がるる」

モナがガルルグルを撫でる。

ガルルグルもそれに応える。


「奥で原因を探ろう、フューゼ」

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