セレナーデ第2楽章3
夜になり、バージョンアップしたユライザーに寝てみたが、考え事をしてたので目が冴えていたのでユライザーが、ポトニャンを手渡された。62世紀のアルコールだった。それを飲んでみて眠ってみた。良く眠れた。夢の中で子供がショッピングモール、フードコードで進に「馬鹿、馬鹿、馬鹿、、、、!!」と言っていた。セレムが食べ物を運んで来て、「食べましょう」と言った。音楽が鳴り響いた。セレナーデだ。進はこれも夢なのだから子供が居るんだなーと思ったがそれは他人の子供だった。母親がしつけが足りないのか、ただ黙っていた。席は他の所にもあるのに、わざと進の近くの席に座って話を聞いていた。進達の話を聞きたがっていた、進は早くこの場から去りたがっていた。早く食べてさっさと、帰ろうと思った。子供は可愛いと思うが馬鹿と言われたら誰でも嫌になる。もうよけいな話はすまい。もう食べたら帰ろう。荒療治だ、手っ取り早く食べて帰ろうと思い。無言で食べた。心の中じゃ子供が嫌いになった。もう嫌だ殺したい。もう嫌だ、どういうしつけをしてるんだ。その母親こそ、悪魔だった。もう背を向けて物を食べた。セレムは気にせずに食べていた。
7時間経って夢から覚めた。覚める前に昔の友人が「ナンミョウホウレンゲイギョウ」と繰り返しながら、進の家のご飯を食べようとしていた。この友人はもう大分前に亡くなった夢の友人である、まだしつこく、恨んでるんだな-と思った。早く輪廻転生しろと思ったが、友人は結婚もせず働きもせず、勉強もしない友人なのだから現世に何もなさなかったのに、体は亡くなったので、輪廻転生出来ないんだなーだから、恨んで恨んで、まだ未練があり、出て来るしか無い哀れな、おばけなんだなーと思った。進も自力で起き上がり、目を覚ました。ユライザーに頼んでみたが、ユライザーは「あなた達に危害を加えようとして、お経を唱えて、呪うとしてるが、大丈夫です。もうすぐ生まれ変わると思います。乞食に、賎しいものは、それなりにしか生まれません。努力しないものは駄目ですよ」と笑って言った。「男の乞食に生まれるでしょう」と言った。