セレナーデ12
<これもお返しします>そうして、鍵を渡した。「これは、まさか、、、城の鍵、、、、!!」
そう言って鍵が出された。もう一回あの方と、お話ししたかったです。私には友人がいませんでした。あの方とお話をして、もっと元気に生きたかったです。。。病気でそれもかなわないので、一人で、小鳥とお話ししてました、でもるーちゃんは、あなたや、あの方は本当に愛されているみたいで、ちょっぴり羨ましかったです、私の両親は貧しい身分の者ですが、ユライザーで、逃避行してるうちに、はぐれてしまいました、、、今は両親とは暮らしてませんが、私は5月生まれです、、、ちょうど両親が、出会ったのが夏のあんずが、実る時,、それで杏と(あんず)と名付けられました。私は別にあなた達に、会うつもりは無かったのですが、偶然に会ってしまい、あなたとあの方のとりこになってしまい、口を聞きたくて、城の鍵を盗んでしまいました。勿論悪気があったわけではありません、、、お許し下さい、どんな刑罰もお受けします(泣)>涙を流していた、でも悪い事なので、セレムは怒った。「何で人の鍵を!!王の方の鍵だぞ!!」
<もう死刑になるつもりです、、、インコとお話ししたくて、、、、それで部屋においてあった鍵を持っているのは私だけですが、本当に悪い事をしました、、、城の中の様子を見たくて、、、、。それで気になったのが、ピアノでした。電子ピアノ,、、私は弾けるので、いつも使われてない様子、あの方はいつ使うのでしょうか??何が弾きたくて、置いてあるんですか?!>
「あの方は音楽を研究なさっていますが、政治もやらなくてはならず、今は電子ピアノは置いてあるだけです、、、でも今は、パソコンの音楽を作成なさっておられます、一番興味深い作品が、ひっそりと、楽譜になって部屋においてありましたが、それもお忙しくて、今は活動されてません、あのお方は、10月生まれです、あなたを、いつも捜してましたが、それも諦めたみたいです、進様に近づかないでもらいたいんです、杏さんのやってる事は、ストーカーに近いものがあります。どうか辞めて下さい。お願い致しますあの方はふたなりです。女性と男性でもあるんです。。。」