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ユライザー言論の自由とは、、、、、!!

セレムは考えていた。。。もう自分は学校に通うのは、何度もやめようと。。。

勉強しても今は無駄だと、そうまだ足の半月板もよくなってはいないからだ。。

いつも杖それにはもっと自分が痩せないといけない、、、。こうなったのも、ユライザー運転なんかするんじゃなかったと、、、あの時思っていたが、、、結局あの後も海に行けないから、進様とは別行動で行けば見に行けるんじゃないかと思ったが、、、。海はネットで見てるが実際にはいかなかった。。。そう脚が治ったらにするからねと、、、。2人きりの海よりも友人と行きたかったから海でバーベキュウでもやりたいし、、、。夢はいろいろある。家をアンドロイドから、火星にも引っ越したいとも思ったし、、、変な友人が訪ねてくるのも嫌だから、住所は教えないようにしようと思った。免許証は違う名前になればいいとも思っていた。

一度、カウンセラーに目をつけられて酷い目にあったことがあった。イベントに来てくれとか、、、家に訪ねてきたりとか、、、貯金通帳も、その人に弄られて何様と思ったこともあったが、、、、。結局お金がないからユライザーで物々交換するアンドロイド星に、住むことも自分から進んで決めたことだった。この事実も進は知っていたから、セレムはだんだん進と口を利かなくなっていった。でも最低限のことは、して最低限のことは、聞いていた。

それもすべて仕事と割り切っていたが、、、。だんだん辛くなっていった。

バーチャルでジョナサンと相談人生相談をしてみた。。。すると、すぐに言う。

ジョナサンは、「最後は自分で決めましょう、、、」

と言われるから、進にも相談すると、

「カウンセラーが嫌なんだな?」

「はい。」

「海も友達と行きたいんだな?!」

「はい。」

「俺のことももう嫌なんだな?!」

「いつも二人って言うの飽きました。最後にもう一回里帰りいいでしょうか?自分の給料で、杏に豪華な食事をご馳走したいんですよ。杏だけに。。。子供の聡もね、、、。」

進はそれで、

「呼べよ城に、、、。パーティーしようよ。ホームパティー。杏さんもいいが、林檎さんとはどうなんだよ?仲悪くなったかよ。」

「いや何も変わんないです。林檎さんには振られましたよ。脈はありませんよ。でも林檎さんも呼んでください。よろしく。ジェルトトムは呼ばなくていいですよ。召使のアンソニーも呼んでください。お願いします。アッツまだ脚が痛いや。もうこりごりですよ。ユライザー運転もう嫌です。」

「もう今はメンテナンスでユライザーは居ないよ国民の手から採って、工場に集まっているよ。」

「ユライザーは結局どうなるんでしょうか?」

進はいった。

「人間達は自分でことを起こそうとすると、争いが起きるからユライザーにしたが、それも本当は失敗だった。ユライザーの意見ばかり聞いて、自分の主張を言おうとしなくなった、、、。

それが失敗だったと俺は自分で思った。ユライザーの意見などよりも言論の自由を尊重してやれば、、、。もっといい国いや逆に争いも起こるが、意見を言う事も大事だとわかったから、、、。もっと俺が波の研究をしなければ同期はできないとわかった。勝手に主張させては、ユライザーの意見ばかり、、、。それじゃ赤がいいと言ってるのに、黒もいいとユライザーが言ったら、それに従うシンクロ人たちがかわいそうだ。選挙制にして俺じゃない人にも国王をやらせれば、国も、きっといい方向に成り立つ気がしてならない。。。。。俺は国王であとは大統領も作ってみようと会議にかけるつもりだ。この事実を盗聴してる政治家も悪い奴らだ。秘密だとか秘密じゃないとか、、、聞いてるくせに、、、、もっと俺が考えれば良かったよ。考えはそれだけだ。悔しい自分が悔しい。政治は失敗だった。俺は国王になりあとは大統領がやればいい。現に経済的に国は苦しくなった。もう皆物々交換に、行きたがらない。

お使いもしないみんなパソコンでネットスーパーばかりだ。ユライザーの価値があまりない。ネットスーパーのお買い物券を作ろうと思ってる、人々は頭で買いに行く。医者も病気だからじゃなくて定期的に通うとすれば病気にもなる。医者も訪問して白衣を各自の家に置き、診断して異常がなければ、もう医者にかかるのはやめようという動きもしようと思ってる。医療費をバカ高くして、余り薬局しか行かなければ、いいのではと思う。風邪薬を買ってそれで治すんだよ。その方が割りにいいと思うがね。医者など普段は行かない方がいいんだよ。精神科は眠れなければ、音楽でもかけて眠ればいいんだ。サプリメントかね。この頃、価値観が変わったんだよ。セレムを見てて。そう思った。サプリメントでも眠れるよ。だから医者に通うんじゃないよ。すべては言論の自由だよ。畑で野菜を作って暮らし自給自足で暮らせたらいいと思う。皆に庭を提供して、自給自足でも生きてもいいと思ってもいる。もちろん農家で働いても自由だよ。すべて自由にする。公務員の給料を、減らそうと思う。そして自分の考えを言う奴だけ給料をあげようと思う。」

「セレムはどう思う?」

「俺は進様の意見もいいと思うが、、、作家は何時も自分の意見で書いてるから良く判んないです。これが俺の意見です。」

「セレムは自分の意見を言ったからお買い物ポイントをあげよう。自分の意見を言い合ってもっといい国にするのが夢かな、、、。

逆に意見を言わない人は、、、。ポイント券はやらないよ。そしてユライザーは廃止する。今年限り。。」

「寂しいですね。」

セレムはひっそりと言った。

「まあこんなもんだったよ俺の波の研究結果は失敗だった。」

「さようならユライザーですね。」

進もセレムも思っていた。外では木々に鳥たちがとまって鳩が平和に騒いでいた。



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