ユライザー時代の変化
林檎の母が、言ってきた電話で、
「私も携帯電話持ちたいんだがね、、、、いいかい、持って支払いはお前でさー」
「いやよ苦労して得た仕事なんだからさ、これ以上暮らしがきつくなるのは嫌ですよ。」
こう断れずにずるずるといいと口にしてしまってから1年が過ぎて、毎月母の携帯はちゃっかり3000円取られた。これを知ったユライザーは、林檎さんの分は林檎さん、母の分は払わなくていいと、判子を押して契約を切った。ユライザーが正しかったために誰も文句は言わなかった。そんなのは茶判事であり、バケツの蓋や、その他を捨てられたりしていた林檎を、林檎の母に言った。ユライザーが
「そうやって林檎さんもお捨てなさいよ。バカ親ですね。大学も行かせないで、伴侶とセックス。やってればいいですよ。これで目が覚めましたか?あなたは親らしいことしましたか?!してないでしょうに。盗んだり盗まれたりやってなさい。これ以上つきまとうなら警察に言いますよ。30万バカいいなよ。一人食わせるのに、1億かかりますよ。学校もですよ高校いまなら30万ザラですよ。今の時代は、伴侶だって林檎さんにはいい人がいっぱいいますよ。東武の男や掃除夫や40歳の人笑わせないでくださいね。バカいいなよファションモデルのような人が林檎さんにはつけますよ。スタイリストなんだからね。馬鹿いいなよ。この掃除夫と洋裁女め。」
ユライザーはありったけ言うと進とセレムに言った。
「さあ帰りましょう。」
「仕送りちょうだい、お願いします」
「さーいきましょう。こんな馬鹿ほっときましょう。」
それでも深々おじぎをして母は、頼んでいたがどうやら諦めたのか、
「クソ30万返しな!!」
悪態を込めて言ったが皆聞こえなかった。
「ほっとこうね、馬鹿じゃね。娘を育てるには最低1千万必要ですよ。嫌なら産まなきゃいいんですよ。」
「本当にね頭おかしいね。それだけ林檎さんは愛されてなかったね。逆に利用されてたね。」
「服も盗まれてよく林檎さん平気でしたね。。」
進は泣いて言った。
「いや病気なんで~仕方ないですよ。いつもうんこ付きでした。」
うんことは、林檎だったために、仕方なく泣きながら言った。
「小学校の頃うんこ漏らしたんですがね、セレムさんも漏らしたってさ。。。それ聞いて一緒に泣きましたよ。」
「いやあ我慢できなかったからね、小さいしね、仕方ないことでしたがね、、、こんなに言われて嬉しかったですよ。同類はいますよね~」
セレムは笑った。恥ずかし笑いだった。進は、
「実は俺も漏らしたよ。小学校1年ですがね。トイレに間に合わなくてさ。。。」
「仕方ないことですよ。」
ユライザーは逆に褒めた。1年2年なんてまだ小さいからですよ。未だに漏らす大人もちらほらいますよ。
本当ですよ。それが人間ですよ。だから人間は素晴らしいんですよ。漏らしたくないけれどももらす現象がね、、、、可愛いんですよ。仕方ないことですよ。トイレが混んでていけなかった渋滞でダメだった。その他もろもろですよ。それを未だにうんこ漏らしと笑う大人は魅力のない人ですよ。それが林檎さんんの親ですよ。300万今はザラですよ。高校500万かかったっていうのもありますよ。入学金やその他もろもろですよ。それを返せというようじゃ世話になるからよろしくと頼んでいるようなものですよ。親がそのうち世話になるということですよ。携帯電話毎月3000円払えないから娘に買ってもやらずにいる親がどこにいますか?それが林檎さんの親でした。復讐林檎さんに復讐のつもりでしょうね。バカ親それで娘の前でセックスとはね、度胸がいりますね。やってなさい。娘は旅たちますよ。いつでもね。ユライザーは機械の声で言った。
「ユライザーちょっと本気ムードですがね私もそう思います。セックスは娘や息子のいない時間にね、やると思いますよ。普通ね。あの時代はね部屋がなかったんでしょにね。。。昔の時代ですよ。」
「いやちゃんとあってもやられましたよ。」
「そうですか!?」
「逆に驚くね。ユライザーも俺もさ。」
進は言って。
「さあ~ユライザーと林檎さんの車で帰ろうかね。」
「あの、、、、私運転手やめたいんですよね。やめられますか?進さんやセレムさんのほうがきっと上手ですよ。きっとね。」
寂しく笑って林檎が乗ろうとしたら進が、こう言った。。
「もうやめていいよ木原さんがやるから。新しい運転手雇ったよ。」
「木原です。よろしくです。」
ユライザーだった。
「自動運転にしますよ」
「そうこなくちゃ。」
「時代が変わりましたね。」
進が言うとセレムが、
「ザラじゃないですか?!」
「まあザラですね。。。」
3人は笑ったが時代が変わったんですね。もう時代がね、、、。