表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪魔の子。  作者: 清水 ミレイ
1 不思議な力を持つ少年
1/7

 我が国、エルザエルでは、天界と魔界が存在し、天使は人を守り、悪魔は人を傷つけるという思想がされていた。時にエルザエルに、神の子、天使の子が生まれた。そしてまた、同じく悪魔の子も生まれていた。神の子、天使の子は崇められ、悪魔の子は生まれたとたん殺されるのが当たり前だった。しかし、都暦1500年、特徴の無い悪魔の子が生まれた。その子供が今日までの歴史上、最後の悪魔の子である。


 その悪魔の子の名に関しては、書類が発見されいるが、それは暗号で書かれており、今も解読するのが困難と言われている。しかし、今日まで解読されている部分よりその悪魔の子の素晴らしい勇士が見えてきた。その訳は、次のようなものだった。


―悪魔の子は、男だった。その者の名は―――――――――――。彼は自身が悪魔の子であることを悟り、自ら命を絶とうとした。しかし、彼の父――――――――――――――――が彼にこう言った。

「――――――、お前は悪魔の子なのだろう。しかし、お前には希望がある。お前は人間の姿をしている。つまり、見た目だけだが人だ。そして中身は悪魔。人と悪魔の中間であるお前ならば、今後一切悪魔の子が生まれないようにすることができるのではないか?」

――――は決意し、―――――・・・・


 悪魔の子は父に諭され、何かをすることを決意したことがここから読み取れる。後の部分は損傷が激しかったりしていて、今も研究が進められている。勇敢な悪魔の子に、祈りを。


都暦2000年 サーガスティー・シャーク


 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ